ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

チヤホヤし過ぎに要注意

2009年12月29日 | メッセージ
自己愛性パーソナリティ障害って聞いたことありますか?
チヤホヤし過ぎるとナルシストになるかも?

あなたの周りにも、こんな人居ませんか?

自己愛性パーソナリティ障害とは、
ありのままの自分を愛せず、
自分は優越的で素晴らしく特別で
偉大な存在でなければならないと思い込む。

実際に社会的に評価されたり、
ルックスや家柄が良い、
IQが高い等、常に多大な賞賛を浴びる状態が
幼少期から続く、など
本人の素質よりも
周囲の行動によって自己愛性になる場合が多い。

自己愛性パーソナリティ障害の万能感は
母子関係によってさらに強化されることがある。
親自身や周りの家族や友人が見捨てられる不安から、
子どもを甘やかす等である。

臨床像
内的には不安定であるにもかかわらず、
外見はむしろ正常。
「頭がいい」
「仕事ができる」
「表現力がある」
「人づきあいがうまい」などの長所がある。

そのため、彼らが不適応行動を起こしたとき、
周囲の人は意外な感じを持つことが稀ではない。
自分について素晴らしい理想的な自己像(誇大的自己)を抱き、
自分は他人より優れた能力を持っているとか、
自分は特別だと思い込んでいる。
うぬぼれが強い。
そして、誇大的な自己像を
現実化しようと絶えず努力している。
次から次へと際限なく成功・権力・名声・富・美を追い求める。
その背後で、常に深刻な不安定感や
頼りなさを経験し、
本質的には他者依存的である。

自尊心を維持するために、
絶えず周囲からの
称賛・好意・特別扱いを得ようとする。

あるいは、自分が理想とするような権力や
能力のある人に頼り、
まるで自分がその人であるかのように
考えたり振る舞ったりする。

自尊心を保つため、
虚栄感から安易に嘘をつく。
本人には嘘をついているという
意識はない場合が多い。

妬み・羨望がとても強く、
自分が持ちたい、成し遂げたいと思っているものを
他人が持っている、
成し遂げていると感じ、
内心あるいは外見上
その人に怒りや憎しみを持ったり、
自分の不運を嘆く。
他人の失敗を喜ぶ。
自己肯定感や自尊心が高まっているという感覚を、
一定の期間維持することができる。
この感覚が自分を支配しているとき、
自分が傷ついたという、
弱い一面を持っていることに
ほとんど気付かない。
しかし、誇大的な自己像が
傷つけられるような体験をすると、
一転して自分はだめだ、価値がない、無能だと感じる。

自分についてもある一つの体験についても、
よい面もあれば悪い面もあるといった
とらえ方ができない。

自分に向けられた非難や批判に対し、
怒りや憎しみを持つか、
屈辱感や落胆を経験する。
これらの感情は必ずしも表面にあらわれず、
内心そのように感じているということがしばしば。

自分に言い聞かせて自分を慰めることができない。

誰か他の人に慰め、
認めてもらわないと、
自分を維持できない。

否定をされるとそれを受け入れられずに現実逃避し、
嘘や詭弁で逃げようとする。
そのため失敗について本当に反省したり、
そのときのつらさや痛みを
認識する能力に欠けている。
失敗(あるいは批判)から新しく何かを学ぶことができない。

しかし、能力のある自己愛者は、
ほめられ認めてもらうために、
自分を駆り立て休むことなく努力し、
誇大自己を満足させようとする。
これは、本人にとっては残酷な作業であるが、
社会的には成功する。
能力がない自己愛者は、
より退行した形で他者からの是認を求めようとする。
他者についての評価が理想化と軽蔑との間を
極端に揺れ動く。
他者についても自分同様、
長所と欠点を同時に認識して
より深い統合的な理解を持つことができない。


Wikipediaより
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