ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

自分の中の治癒力を信じること

2019年01月04日 | カウンセリング
2019/01/03昨日アップしたおススメのブラジル映画「ニーゼと光のアトリエ」は、
レンタルビデオが、配信などで観られます。

主役は、ブラジルで有名な女優さん、また患者さんたちの役をした方々の熱演に圧倒されます。

また、東京都東村山市では、今月上映会があるそうです。

因みに、私は、アマゾンプライムでレンタルし、クリック一つで配信で観られました。3日間で500円でした。 クライアント中心療法で有名なロジャーズは、心理相談の対象者を患者(patient)ではなくクライエント(来談者:client)と呼びました。

映画の中で、ニーゼ博士もブラジルの精神病院に入院している患者さんを他の医師は患者と呼んでいました。

他の医師は、患者さんをまるで、心のない動物の様に扱うこともあります。

ニーゼ博士は、患者さんを人として見ており、患者と呼ばないようにし、クライアントと呼ぶようにしました。

また、映画の中で、当時の精神科治療の患者さんの扱いの酷さに頭を抱えていたニーゼ博士を心配していた夫から誕生日にユングの本を贈られます。

入院患者さんに絵を描かせていると、
その絵が次第に統合されたり、
無意識から描かれた円形のものも多く、
絶対治らないと言われた患者さんが、次第に落ち着きを見せていく様子に、ニーゼ博士は感動します。

それをユングへの手紙にしたためたところ、
ついに、あのユングからニーゼ博士に返事が返ってくるのです。

ユングは、身体だけでなく、精神にも自然治癒力があると語っています。

また、精神科医のグールディング博士は、
著書「患者の中にパワーがある」(The power in the patient)という本を書きました。

自分の中にある治癒力を信じることは、最も大切なことだと思います。




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