ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

親が不幸そうな顔をしても、私は親を喜ばせない

2019年03月28日 | カウンセリング

【親が不幸そうな顔をしても、私は親を喜ばせない】

 

私は、親に嫌な感情を持ってはいけないと思っているし、

 

ひいては、それが、人に嫌な感情を持ってはいけないと思っています。

 

ところが、嫌、怒りという感情は自然に開くものであって人に嫌な感情抱かないと言う事はありえないのです。

 

ましてや自分も相手も完璧な人はいないので、

その人の中には、長所と短所があります。

 

つまり、人の中には良いところと悪いところがあって、

どんなに大好きな人の中にも

嫌な部分、嫌いな部分、腹が立つ部分があるはずなのです。

 

だから、人に対して嫌とか、腹が立つだと感じることを我慢していると

それが溜まってきて

最初大好きだった人が、大嫌いになってしまうのです。

そして、たとえ嫌なことをされたとしても

腹が立つことがあったとしても

それを我慢してしまうために

八方美人というか、二重の人生を送ってしまうのです。

負の感情を抱いたとしても、ありのままの自分でいられたら、

どんなに楽で、自由で、自分でいるという自信が出てきて、幸せなのだろう。

人にいい顔しないで、

嫌な時は、嫌な顔ができるようになりたいと思います。

 

カウンセリングの中で

私が子どもの頃に一生懸命子育てする親、

怖い保育士さんがいる保育所に行きたくない場面が思い出されました。

 

もし、私が親に嫌だと表現すると

親は困った顔します。

 

だから、何にも感じないようにして諦めて保育所通っている幼い私。

 

当時の公務員の育児休暇は、2ヶ月しかなかったから、

おそらく、私は生後まもなくから自分の感情を殺して嫌な気持ちを押し込めてきたのでしょう。

 

その上に父は、人に思いやりを持ちなさいと

私に教えてきたので

ますます嫌な感情を人に表現しなくなりました。

 

親が嫌な顔しても、私は嫌だと言う。

親が不幸そうでも私は親を喜ばせない。

お父さんの望む子でなくなって、お父さんに嫌われても、

私は生きていける。

 

そして、私は人と相容れないことで、

自分の考えや価値を知ることにワクワクする。

 

これから、ますます、私が個性的になっていくことを見守ってください。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 自分の問題と向き合う緊張感 | トップ | 感情処理の方法 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。