ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

いじめ

2010年11月08日 | メッセージ
「いじめはあった」と今ごろ…。

小6女児「いじめ」自殺のニュースの続報

先月23日、
群馬県桐生市で
小学6年の上村明子さん(12)が
自宅で首をつり、短い人生に自ら終止符を打った。
家族は学校でのいじめを苦に自殺したと訴える。
しかし、学校側は
明子さんが学級内で孤立していたことは認めながらも
「いじめの認識はない」と否定した。
学校側との埋まらない溝に家族の苦痛は増すばかりだった。
(産経新聞より) 

明子さんに自殺を決意させたのは、
意を決して参加した
「社会科見学だ」と
父の竜二さん(50)は振り返る。

10月に入り
休みがちだった明子さんは
21日、前橋市内の県庁や地裁を回る社会科見学に
参加した。
当日の朝、リュックを何度も笑顔でのぞき込む姿を
竜二さんは鮮明に覚えている。

だが、社会科見学に臨むと
笑顔は消えた。
「こんなときだけ来るのか」。
同級生が放った一言にふさぎ込んだ。
そして、二度と学校に行くことなく
23日正午ごろ、
自室のカーテンレールに
マフラーをかけて首をつった。
マフラーは
母(41)へのプレゼントに
自ら編んだものだった。

いじめは、明子さんが
愛知県から転校した1年後の5年生に始まった。
授業参観に訪れたフィリピン人の
母の容姿について悪口を言われたのが
きっかけだった。

クラス替えした6年生から無視が始まり、
今秋には給食時にグループに加われず独りぼっちで食べていた。
「転校したい。どんなに遠くても歩く」と、
明子さんは何度も両親にすがっていた。

一方、学校側は明子さんの悪口を言う児童への注意や、
班ごとで給食を食べるように指導。
だが、事実上クラスを統制しきれなかった。
岸洋一校長は
「よくない状況だったが、
いじめとは認識していなかった」
と強調した。

今日ようやく、いじめの事実を認めた。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« オー、ハッピーデイ | トップ | 生姜チャイ »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (日本共産党めっちゃ大嫌い男)
2010-11-08 23:38:53
お母さんが フィリピンのかただからという 理由だけで いじめられた。
明子ちゃんが どうしようもできないことで いじめるのは 卑怯だな。

学校の先生も 金八先生みたいに いじめに 取り組んで いじめた子に 注意するべきだ。

明子ちゃんを 死なせた いじめっ子たち。
本来なら いずれ 明子ちゃんは 結婚して 子供を 産んでいたはず。
その子供の命まで 奪ったんだ。
返信する
Unknown (yuka)
2010-11-09 10:55:16
テレビのニュースで、明子ちゃんの自殺と校長先生が「いじめを認めた」ことだけが、私への情報でした。

そういう事実があったんですね。

悲しい。
そして、明子ちゃんのいじめに関わるすべての人に憤りを感じます。

そして、明子ちゃんがどんな思いで取り返しのつかない事態になったかをよ~く考えて、感じてほしい。自分のことのように。

手遅れにならないような世界を願うばかりです。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。