2014年10月28日火曜日午後3時~4時半まで
福岡市立柏原小学校にて講演会。
柏原小学校は、当時の校長先生と話して「命の授業」を初めて作った学校です。
最初は「心の授業」とし、今やっている「命の授業」という呼び名は、その後、中学校での授業に取材に来られた新聞記者の方が新聞にこの呼び名をつけて載せてくれました。
あの頃は、片江中学校や姪浜小学校でも学級毎にお邪魔していました。30~40人対象でした。
私にとっては原点の小学校で、初心に返る気持ちです。
この度、160人ものお母さん、おばあちゃん方が集まってくださいました。
数日前のの長崎県対馬市立佐須中学校では、
地域の3つの小学校と中学校の子どもたちとその親、地域の方々が一堂に会して
「命の授業」をさせていただきました。
佐須っ子を地域で育てようと地域の方と子どもたち160人くらいが集まられました。
お母さんと子どもさんが横に並んで、生まれた時の話をした時に
「私は、何gで生まれた?」と子どもさんがお母さんに訊いていたり
「お母さんからガミガミ言われる?」という私の問いかけに
親子で顔を見合わせたり…
微笑み合ったり…
重ねた年月と見えない親子の絆を感じました。
その親子やおじいちゃん、おばあちゃんの姿を見ながら、私の胸に熱い気持ちが込み上げてきて、
正にこんな形で講義がしたかったんだという感激の気持ちでした。
「命の授業」は、子どもたちが何が出来ようが出来まいが「自分でいい」「愛される価値がある」と思えるようにとの願いを込めて創意工夫しながら作っています。
それなのに、日本の子どもたちはの自尊感情が低いのが現状です。
先進国での国際比較のデータです。
日本、韓国、ドイツ、スウェーデン、アメリカの18歳~24歳の青少年を対象とした調査(世界青年意識調査)の結果を平成16年に内閣府が公表しています。
この調査によると、「自分を誇れるものをもっていますか」という設問に対して、「誇れるものが何もない」と答えた青年の割合が、日本8.3%、韓国5.1%、ドイツ1.8%、スウェーデン0.7%、アメリカ0.5%でした。
また2011年に、日本青少年研究所によって複数の国の高校生の意識調査が行われています。
調査対象は、日本(1,113名)、アメリカ(1,011名)、中国(1,176名)、韓国(3,933名)の高校生です。
この調査には「私は価値のある人間だ」「自分を肯定的に評価するほうだ」「自分に満足している」「自分が優秀だと思う」など、
自尊感情に関わるいくつかの質問が含まれていました。
「私は価値のある人間だと思う」という調査項目に対して、
日本の高校生は「全くそうだ」「まあそうだ」
合わせて36.1%しか自分を肯定的にとらえていません。
一方諸外国では「全くそうだ」「まあそうだ」を合わせた数値で、アメリカが89.1%、中国87.7%、韓国75.1%となっています。
やはり、日本の高校生の自尊感情は低過ぎです。
「私は自分を肯定的に評価するほうだ」という調査項目においても、
「全くそうだ」と答えた生徒の比率が、日本6.2%、アメリカ41.2%、中国38.0%、韓国18.9%と、
やはり日本の高校生の数値が突出して低くなっています。
親が、叱ったり、褒めたりするだけでなく
無条件の愛情を言葉と態度で表すことが大切です。
また、台風で延期になってました10月29日水曜博多駅前のカウンセリングルームでのワークショップは、
午後1時から5時までの開催に変更しました。
福岡市立柏原小学校にて講演会。
柏原小学校は、当時の校長先生と話して「命の授業」を初めて作った学校です。
最初は「心の授業」とし、今やっている「命の授業」という呼び名は、その後、中学校での授業に取材に来られた新聞記者の方が新聞にこの呼び名をつけて載せてくれました。
あの頃は、片江中学校や姪浜小学校でも学級毎にお邪魔していました。30~40人対象でした。
私にとっては原点の小学校で、初心に返る気持ちです。
この度、160人ものお母さん、おばあちゃん方が集まってくださいました。
数日前のの長崎県対馬市立佐須中学校では、
地域の3つの小学校と中学校の子どもたちとその親、地域の方々が一堂に会して
「命の授業」をさせていただきました。
佐須っ子を地域で育てようと地域の方と子どもたち160人くらいが集まられました。
お母さんと子どもさんが横に並んで、生まれた時の話をした時に
「私は、何gで生まれた?」と子どもさんがお母さんに訊いていたり
「お母さんからガミガミ言われる?」という私の問いかけに
親子で顔を見合わせたり…
微笑み合ったり…
重ねた年月と見えない親子の絆を感じました。
その親子やおじいちゃん、おばあちゃんの姿を見ながら、私の胸に熱い気持ちが込み上げてきて、
正にこんな形で講義がしたかったんだという感激の気持ちでした。
「命の授業」は、子どもたちが何が出来ようが出来まいが「自分でいい」「愛される価値がある」と思えるようにとの願いを込めて創意工夫しながら作っています。
それなのに、日本の子どもたちはの自尊感情が低いのが現状です。
先進国での国際比較のデータです。
日本、韓国、ドイツ、スウェーデン、アメリカの18歳~24歳の青少年を対象とした調査(世界青年意識調査)の結果を平成16年に内閣府が公表しています。
この調査によると、「自分を誇れるものをもっていますか」という設問に対して、「誇れるものが何もない」と答えた青年の割合が、日本8.3%、韓国5.1%、ドイツ1.8%、スウェーデン0.7%、アメリカ0.5%でした。
また2011年に、日本青少年研究所によって複数の国の高校生の意識調査が行われています。
調査対象は、日本(1,113名)、アメリカ(1,011名)、中国(1,176名)、韓国(3,933名)の高校生です。
この調査には「私は価値のある人間だ」「自分を肯定的に評価するほうだ」「自分に満足している」「自分が優秀だと思う」など、
自尊感情に関わるいくつかの質問が含まれていました。
「私は価値のある人間だと思う」という調査項目に対して、
日本の高校生は「全くそうだ」「まあそうだ」
合わせて36.1%しか自分を肯定的にとらえていません。
一方諸外国では「全くそうだ」「まあそうだ」を合わせた数値で、アメリカが89.1%、中国87.7%、韓国75.1%となっています。
やはり、日本の高校生の自尊感情は低過ぎです。
「私は自分を肯定的に評価するほうだ」という調査項目においても、
「全くそうだ」と答えた生徒の比率が、日本6.2%、アメリカ41.2%、中国38.0%、韓国18.9%と、
やはり日本の高校生の数値が突出して低くなっています。
親が、叱ったり、褒めたりするだけでなく
無条件の愛情を言葉と態度で表すことが大切です。
また、台風で延期になってました10月29日水曜博多駅前のカウンセリングルームでのワークショップは、
午後1時から5時までの開催に変更しました。
本当に、心から伝わる「命の授業」でした。
子どもたちにとっても、心に残る貴重な時間だったと思います。
子どもたちの変化が、これから楽しみです。
我が子にも、変化が見られます(^^♪