ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

心の根っこの傷みを癒す

2020年03月20日 | カウンセリング



小学生を持つお母さんたちが面談に来られないキャンセルもあり
私は、これをコロナ休暇と呼んでリラックスしています。

写真は、福岡市西区小戸のヨットハーバーから撮った夕陽です。


しかし、もともと私は、リラックスする性格ではありませんでした。

私自身、カウンセリングを受けてきました。


私たちは、日頃「駆り立てるもの」で

がんばって生きています。

「駆り立てるもの」とは、主に親から与えられたメッセージです。


他人を喜ばせろ(人のことを気遣いなさい)

完全であれ(ちゃんとしなさい)

努力せよ(がんばれ)

強くあれ(感情や欲求と距離を取りなさい)

急げ

こうしたメッセージは、自分の人生を良くすることにも働きます。

しかしこれが強すぎると、人はだんだん苦しくなってきます。

例えば、以下の様な時です。

例えば、コロナウィルスで非日常の場合

例えば、子育てする時

例えば、一世一代の受験をする時などです。

こんな時は
今まで駆り立てるものでカバーして見ないようにしてきた
自分の大きな大きな根っこが出てきてしまいます。

根っこには、
小さい小さい頃に

自分について思ったこと、

他人について思ったこと、

社会について思ったこと

「心の傷」と共に詰まっています。

例えば、自分はダメだ、能力がない。

リラックスしてはダメだ。

少々の事は無理をして自分の体はいたわらないようにするんだ。

自分は決して成功できないんだ。

子どもらしくわがまま言ったり 
自由にしたり
甘えたりしてはいけないんだ。

これらの思い込みは、主に親がモデルとして示すことがあり

親もそのように生きてきたので、
子育て中に
子どもに同じように禁止するのです。


コロナ休暇を楽しめるのは、こうした根っこが元々ないか、
もしくは根っこを癒した人たちです。

子育て中も同じ、私たちの心の根っこがいっぱい痛みます。


こんなピンチこそ
根っこの傷みを癒すことが大切です。

ピンチをチャンスに変えましょう。


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