ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

生きるということは、感じるということ

2018年10月11日 | こころ
急に秋らしく、めっきり涼しくなりました。

70代のカウンセラーの先生が
私たちの心には、【感情のガーデン】があるって教えてくださいました。

確かに、感情を感じないようにすると、つらさを感じます。

小さい頃から、親が感情を受け容れてくれず、押し殺していると、
大人になっても、ついつい自分の感情を殺すため、
感じないようにするために必要なことは何でもする様になります。

過食、拒食、強迫行動、強迫観念、やけ食い、やけ酒、ギャンブル、アルコール依存、働き中毒、ネットゲーム依存、スマホ依存、セックス依存、しゃべりすぎる、ひきこもる…

身体の症状として出ることもあります。

病院に行って、検査しても、治療しても良くならない症状の中に
感情を感じ、感情を吐き出すようになって
症状が軽減したと聞きます。

例えば
心因性の視力低下、聴力低下、腰痛、頭痛、胃痛…。


自分の感情を押し殺していると、共感も苦手。

共感を身に付けたら、私たちの情緒的な世界は豊かになります。

寂しかった感情のガーデンは、色とりどりの草花が咲き、花の香りに虫たちも寄ってくる。

これから、大切なのは、自分の感情を確認して感じるようにすること。

生きるということは感じること。

感情を感じて生きることは、怖いことではなく

傷ついた心は癒され、人に共感し、豊かな人生を生きるということ。

今日は、九州女子大学のある北九州市の折尾に来ています。
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