ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

無条件の愛情

2013年07月27日 | メッセージ
子どもたちは、親が自覚している以上に
親に無条件の愛情をくれています。

ただ、一緒に居るだけで喜んでくれたり、
外出から帰ると、本当に嬉しそうに迎えてくれます。

具合が悪そうだと、本気で心配してくれます。


例えば、虐待されていた子どもが、
その頃に親に対して

「いい子にしますから、どうか叩かないで、愛してください。」

と、願って、親の気に入るように
お利口さんに振る舞っていたと聞くことがあります。

子どもは、親が悪いと思うより、
どちらかというと、
叩かれる自分の側が悪いと思ってしまいがちです。

なんと、健気なことでしょうか!!

再決断療法を創始したグールディング博士は、
エリック・バーンから交流分析、フリッツ・パールズからゲシュタルト療法を習い、
それに加えて、家族療法も合わせて再決断療法を作ったと言われます。



家族療法家として世界的に知られる女性セラピスト
ヴァージニア・サティアは 、
世界的に3本の指に入ると言われる有名な心理療法家です。
ノーベル平和賞の候補にもあがった一人です。

彼女の無条件の愛という詩があります。
 


    「無条件の愛」  

 わたしはあなたを
 束縛せずに愛したい

 判定せずに称賛したい

 侵入せずに結ばれたい

 強制せずに誘いたい

 後ろめたさなしに別れたい

 責めることなく評価したい

 見下すことなく助けたい

 あなたも同じようにしてくれたら
 ふたりはほんとうに出会い、

 おたがいを豊かにできるでしょう


カウンセリングの目指す自律の姿は、
このような感じでしょうか?

お互いが自律し合い、
愛し合う


素敵だなあ~(^-^)

こうは、簡単にはなりそうにないし、難しいけど、目指したい。
コメント
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