ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

人生のシナリオ

2011年12月19日 | メッセージ
『私ってどうしていつもこうなんだろう?』
と思うことは、ありませんか?

なぜかというと私たちには、あらかじめ定められた
「人生脚本」があるからです。

「人生脚本」とは、交流分析を創始したエリック・バーンが提唱した考え方です。

私たちは、幼いころ、無意識のうちに自分の脚本を書くと言われています。

人は誰でもこの「人生脚本」に従って
生きていると言われています。

皆さんは、
「いや、いや!そんなことない!
自分はちゃんと自分で考えて生きている」
と思いませんか?

何故かというと、
人生脚本とは、自分ではあんまり気づかないのが特徴です。
人は幼児期に(7歳くらいまで)ほとんど無意識に自分のこれからの
生き方のシナリオを書き、
自分の人生を決めていくと言われています。

つまり、自分の人生のシナリオは幼児期に意識する以前に自分で書いているのです。

そして、その脚本の基になるのは、主に親から与えられたメッセージにより子どもが決断した禁止令です。

親から愛情表現などのスキンシップをたくさんもらい育った子どもは「自分は愛される価値のある人間なんだ、幸せになってもいいんだ」と決断するだろうし、
そういう脚本を書くのです。

逆に、愛情のない無関心な態度や虐待を受けて育った子どもは
「自分は誰からも
愛されない、幸せになんてなれない」
と決断擦るだろうし、
そういう人生脚本を書くでしょう。

しかし、人はその脚本から逃れる為に
「対抗脚本」を書きます。
例えば
「頑張って努力して、誰からも愛される人間になろう」と思うのです。

「対抗脚本」は自分で意識しているのに対し、
「人生脚本」は、自分でも他人も気づかないことが多いのです。

つまり表向きは、とても努力家で、勤勉で、まじめで周囲からも尊敬され、
人から認められたとしても
いざという時にわざと自らを転落させるような事をしでかしてしまい、
本来の「人生脚本」に戻るのです。

例えば、著名な元オリンピック選手がセクハラ行為をして社会から非難されたり、
学校校長が買春
行為をして
社会的地位を追われ、信頼も尊敬も失うという例を聞かれたことがあると思います。

「自分はやっぱり駄目な人間なんだ」
というシナリオ通りになります。

嬉しいのは、「人生脚本」に書かれているシナリオが何なのかを知り、書き換えることが可能な点です。

人はいくつにになっても、子ども時代に書いた脚本を
これから生きたい脚本に
書き換えることが可能なのです。

人生を変えられるって、素敵でしょ?
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カウンセラー基礎講座

2011年12月19日 | メッセージ
今日は、福岡市博多駅前のカウンセリングルームで
カウンセラー基礎講座の日でした。

毎回、講座の中でカウンセリングを行っています。

みんなと勉強するのが楽しいです!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする