よ~しっ、ここの地を治めよう。。。山深い里の家々を一軒一軒挨拶まわりで支持固めと歩きまわっていると
とっぷりと日が暮れている
素朴な村の家人は、みな人の良さそうな人ばかりでこれから山を降りるのは無理だから泊っていけと何とも親切な扱いっ
民宿もなく、山奥の暮らしぶりを知るには泊まるが一番っでもある
山あいは日暮れも早く、日差しがなくなるとかなり冷えてくるし、真っ暗で何も見えないっ
家々の前には松明が焚かれ、大きな提灯の光で家屋をライトアップしなければ何も見えなくなってしまう
よ~う、来なすった。しかし、この辺りには誰もこられん 地元もんはみな自給自足の生活や 塩も砂糖も味噌も醤油も野菜も肉もみんな地取れのもんでなっ 家まで山の木で作るんや
最近、電気は使えるようになったらしい 洗濯や冷蔵庫が使えるようになってよかったとみんなニコニコ顔である
夜会のように人が集まり、年中食べるに困らないと並ぶご馳走の数々っ 熊肉・しし肉・鹿肉・カモどれも取れたてと武勇伝っ。。。植物油などの廃油でバイオエネルギーなんて当たり前っ 薬草も免許なんて関係ねぇ~っ 夜宴で振舞われるブドウ酒にどぶろくにほんのり酔っても飲み放題でみんな大盛り上がりである
ここは、誰もこれないっ 山の幸で助け合いながら生きてきた人の良い村人たちが生活してきた村っ、久々の訪問者を囲んでの楽しい夜宴はあらんかぎりの贅沢とばかりに村調達の心づくしの品々で彩らている。。。誰も来ない限界村なのである