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原発再稼働阻止!原発輸出絶対反対!福島の子ども達を守ろう! chiba20110507@mail.goo.ne.jp

佐倉のフジクラで、原発推進の実験が行われている!

2011-10-17 17:15:51 | 千葉県ニュース

これは、原発再稼働そして、原発輸出・増設のための実験ではないか!

新たな“安全神話”をでっちあげるための実験だ!

 フジクラは佐倉事業所(千葉県佐倉市)に実際の原子力発電設備を1万分の1の大きさにした模型をつくり、緊急時に急速に原子炉を冷やすシステムの実証実験を年内にも始める。緊急炉心冷却装置(ECCS)の一種で、電力を使わず作動する完全受動(パッシブ)型システムをテスト。社内での試験結果を基にプラントメーカーと協力するなどして製品化を目指す。

 実証実験するのは、原子炉内の核燃料が燃焼停止後に自然に別の物質に変化しながら発生する「崩壊熱」を冷ますシステム。東日本大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所事故を踏まえ、電源を喪失しても自動で崩壊熱を冷却する仕組みにした。パイプに閉じ込めた液体が熱を得て蒸発したり、冷えて再び液体に戻ったりすること(凝縮)を繰り返す「ヒートパイプ」の新たな用途として原子炉向けシステムを開発した。

フジクラの完全受動型 ECCSのイメージ

フジクラの完全受動型 ECCSのイメージ

 冷却水が自らの重さで原子炉内に注ぎ込まれる重力式注水装置を採用。原子炉内で加熱された冷却水を冷やすために、ヒートパイプ内で液体が自然に循環する空冷ループ式ヒートパイプを組み合わせたシステムをつくる。冷却水やヒートパイプ内の液体が緊急時に流れる経路を開くバルブは、電力供給が止まると自動で開く構造のものを使う。

 開発したシステムが適用を想定する原子炉は、圧力容器内の容量が200トン、原子炉冷却水温度を282度C、外気温度50度C。想定する原子炉の熱出力1380メガワット、発電出力460メガワット。

 原子炉に非常事態が発生すると同時にバルブが自動で開き、冷却水タンクから毎秒0・0383トンの冷却水を600秒間注水する。同時に定格熱出力の2%に相当する27メガワットの空冷ループ式ヒートパイプが作動し、崩壊熱を冷却する。結果、6時間で冷却水を282度Cから100度C以下に冷却できるという。

 福島第一原子力発電所は、当初の想定では非常時は原発が自動で停止し、非常用ディーゼル発電機などの冷却装置が働いて原子炉内は冷却する仕組みだった。ところが想定を超える津波で電源が喪失し、炉心が冷却できないことが建屋の水素爆発や放射能漏れを引き起こしている。

 フジクラは沸騰水型軽水炉(BWR)を想定して同システムを設計したが、加圧水型軽水炉(PWR)にも適用できるとみており、さまざまなメーカーに提案する。

 (株)フジクラ 佐倉事業所 

〒285-0812 千葉県佐倉市六崎1440

平井憲夫さんの言葉

みなさんは、原発が事故を起こしたら怖いのは知っている。だったら、事故さえ起こさなければいいのか。平和利用なのかと。そうじゃないでしょう。私のような話、働く人が被曝して死んでいったり、地域の人が苦しんでいる限り、原発は平和利用なんかではないんです。それに、安全なことと安心だということは違うんです。原発がある限り安心できないのですから。

 それから、今は電気を作っているように見えても、何万年も管理しなければならない核のゴミに、膨大な電気や石油がいるのです。それは、今作っている以上のエネルギーになることは間違いないんですよ。それに、その核のゴミや閉鎖した原発を管理するのは、私たちの子孫なのです。

 そんな原発が、どうして平和利用だなんて言えますか。だから、私は何度も言いますが、原発は絶対に核の平和利用ではありません。

 だから、私はお願いしたい。朝、必ず自分のお子さんの顔やお孫さんの顔をしっかりと見てほしいと。果たしてこのまま日本だけが原子力発電所をどんどん造って大丈夫なのかどうか、事故だけでなく、地震で壊れる心配もあって、このままでは本当に取り返しのつかないことが起きてしまうと。これをどうしても知って欲しいのです。

 ですから、私はこれ以上原発を増やしてはいけない、原発の増設は絶対に反対だという信念でやっています。そして稼働している原発も、着実に止めなければならないと思っていあす。

  原発がある限り、世界に本当の平和はこないのですから。

  優しい地球 残そう子どもたちに

 

 



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