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8000ベクレルを超える指定廃棄物処分所が千葉市中央区に

2015-04-18 08:48:23 | 放射能汚染

指定廃棄物:東電施設に処分場、千葉市と環境省が最終調整

毎日新聞 2015年04月17日

東京電力福島第1原発事故により発生した放射性物質で汚染された焼却灰などの指定廃棄物を巡り、千葉県分の処分場を千葉市中央区の東電千葉火力発電所内の敷地に建設する方向で環境省と同市が最終調整していることが17日、分かった。来週中にも同省が市側に正式に打診する。

 同発電所は東京湾に面した京葉臨海工業地帯の一角にある。敷地内でも海側への建設を検討し、住宅地との距離を3キロ以上確保するという。市関係者などによると、建設候補地として県内数百カ所を精査した結果、「最も安全性が高い」と評価された。東電側も受け入れ姿勢を見せているという。安定的に長期間管理するため、建設地は国が買い取るとみられる。

 原発事故後、千葉県では昨年12月時点で県内の汚染焼却灰は3687トン発生。特に柏、松戸、流山の3市だけで2500トン超を占めている。約2年前から手賀沼終末処理場(我孫子・印西市境)で500トン以上を一時保管してもらっていた3市は、昨年12月から順次、同処理場から焼却灰を持ち帰って各自で仮保管していた。

 千葉市の熊谷俊人市長は「環境省からまだ話を聞いていないので現時点でお話しできることはない。まずは話を聞かせていただく」とコメント。東電広報部は「指定廃棄物処理に関し、国や県、市からの協力要請があれば真摯(しんし)に検討する」と話している。

 環境省は、指定廃棄物の仮置き場が切迫している宮城、茨城、栃木、群馬、千葉の5県でコンクリート製の処分場を新設する方針。宮城、栃木両県では候補地を選定したものの、住民らの反対が強く建設のめどが立っていない。【荻野公一】

指定廃棄物処分場 千葉県分 湾岸が候補



 東京電力福島第一原発事故に伴う放射性物質を含む指定廃棄物の処分場建設をめぐり、千葉県内の分について環境省が千葉市中央区の東電千葉火力発電所内の敷地を候補地にすると県と市に伝える方針であることが関係者への取材で分かった。

 小里泰弘環境副大臣が二十四日にも候補地選定の経緯などを直接伝達する方向で調整が進んでいる。千葉火力発電所は東京湾に面した京葉臨海工業地域の一角にあり、市は安全性に関する情報提供や住民への丁寧な説明を求める考え。熊谷俊人(くまがいとしひと)市長は「現時点で話せることはない。まずは環境省の話を聞きたい」としている。

 関係者によると、市街地から離れていることなどが選定理由とみられる。環境省の計画では、千葉火力発電所の敷地約七十六ヘクタールのうち、処分場に必要とされる広さは、廃棄物置き場や管理施設などを合わせて計約一・五ヘクタール。国が東電から土地を借り上げるか、買い上げるかして建設するという。

 処分場は内部や周囲を分厚い壁で覆って有害物質が漏れ出すのを防ぎ、大規模な地震にも耐えられる構造を想定。柏市や流山市など十市に一時保管されている県内の計約三千七百トンの指定廃棄物を集約する。

 環境省によると、昨年十二月時点で指定廃棄物は十二都県で計約十五万七千トンが発生した。同省は発生した各都県内で処理する方針で、既存の処分場で処理しきれない宮城、茨城、栃木、群馬、千葉の五県は国が新たに処分場を建設するとしている。

◆一時保管先、搬出に期待 住民、透明性を不安視

 千葉県内の放射性物質を含む指定廃棄物の処分場について、環境省から一時保管先の市への連絡はまだないが、担当者は計画の進展に期待を寄せる。その一方で、住民からは透明性の確保を求める声も上がっている。

 県内の保管先で量が多いのは、県北部の松戸、柏、流山の三市など。松戸市の担当者は「国の処分場に置くべきところを、やむを得ず肩代わりして保管している。候補地が示されれば非常にうれしい。一刻も早く国が責任を持って設置してほしい」と歓迎する。

 ただ、すでに候補地が示されている栃木と宮城両県では、住民の反対で計画が進んでいない。

 このため「提示後にどうなるか注目したい」と慎重な姿勢を見せる。県内最多の約千トンを保管する柏市の担当者も「受け入れてもらう立場になるので、慎重に見守っていきたい」と話す。

 国は当初、今年三月までに最終処分場を確保するとしていたが、選定は難航。三市の指定廃棄物は三月末、県手賀沼終末処理場(我孫子市・印西市)での一時保管期限を迎え、各市が持ち帰った。

 同処理場の近くに住む男性(64)は「選ばれた理由を明確にすべきだ。でなければ地元住民の理解は得られない。住民が常に監視でき、いつでも施設内を見られるようにする必要がある」と強調した。

 

読売オンライン
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150417-OYT1T50070.html

指定廃棄物処分場、千葉は湾岸部…県市に伝達へ
東京電力福島第一原発事故で発生した放射性物質濃度が1キロ・グラムあたり8000ベクレルを超える指定廃棄物の保管問題で、環境省が千葉 県内の処分場候補地として、千葉市中央区にある東京電力の火力発電所内の用地を選定したことがわかった。

 同省は近く、県と市に伝達する。

 関係者によると、選定されたのは同市中央区蘇我町の東電千葉 火 力発電所内の東電社有地。東京湾に面する埋め立て地で、約76ヘクタールの発電所敷地内にある未利用地を活用する。付近は工業地帯で、最も近 い市街地まで 2キロ以上離れており、水源地も近くにない点から選んだとみられる。国は東電から土地を買い上げるか、借り上げるかして、建設する計画だ。

 同県では、候補地を選定するための市町村長会議が一昨年4月 から昨年4月にかけて4回開かれたが、選定は進んでいなかった。そのため、同省は民有地を中心に県内の5000か所程度をリストアップして検 討し、今回の東電用地に絞り込んだ。

産経ニュース
http://www.sankei.com/politics/news/150417/plt1504170021-n1.html

千葉市に指定廃棄物処分場 東電施設内で最終調整

東京電力福島第1原発事故に伴う放射性物質を含む指定廃棄物の処分場建設をめぐり、千葉県の分について千葉市中央区の東電千葉火力発電所内の敷地 に 設置する方向で環境省と市が最終調整していることが17日、関係者への取材で分かった。環境省の担当者が近く市を訪れ、正式に伝える。
 市関係者によると、千葉火力発電所は東京湾に面した京葉臨海工業地域の一角にある。住宅地への距離が3キロ以上離れていることなどが候補 地に選ばれた理由とみられる。


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