「いっぽ」のつぶやき

健康に福祉にボランティアにと、自分らしい人生を過ごすために、一歩ずつ歩んでいる「いっぽ」のつぶやきです。

沖縄のお墓

2008-01-31 07:38:37 | 日記
沖縄旅行で驚いたことがあります。
それは、至るところにお墓があることです。
しかも、とても大きいです。

ガイドさんの説明によると、沖縄には代表的な形として亀甲墓と屋形墓があるそうです。
亀甲墓は見ませんでしたが、屋形墓にもいろんな形があり、大きさもさまざまです。
バスの中からみていると、家に比べて墓の方が多いのではないかと思うくらいです。
本土では墓地に指定されたところにしか建てられませんが、沖縄ではそういう概念がなく、自分たちの家の近くだったり、海に面した見晴らしのいいところなど、どこにでも建てていいそうです。
また沖縄では、家よりも墓への思いが強く、安くても数百万円、高いものになると数千万から億にもなるというのです。

個人のお墓ではなく、一族で使うし、墓の前が広くなっているのは、何かあると親族が集まってそこで宴会をするからです。
料理も精進料理ではなく、泡盛に魚や肉を使ったご馳走が並び、歌や踊りで盛り上がるのだそうです。

沖縄の住宅も、赤い屋根の上にシーサーがのっている家を想像していたのですが、ほとんどが白い鉄筋コンクリートの近代的な住宅ばかりでした。
毎年、台風にさらされるのだから、台風に強い家になっているのも無理はありませんけど、沖縄でも赤い屋根を見直そうという気運があるそうで、実際、鉄筋コンクリートの家に赤い屋根をつけた家もありました。

またそれぞれの家に屋上に円柱や四角のタンクが取り付けてありました。
沖縄は年間雨量は本土より多いのですが、サンゴ礁の地質のため、降った雨は一気に地下に吸い込まれ、海に流れていってしまうので、しょっちゅう給水制限が行なわれるということです。
そのために、普段から自分で貯水し、給水制限の時期をしのいでいるのだそうです。

日本各地、それぞれの風土、習慣がありますが、沖縄はまったく違っていて驚くことがたくさんありました。
実際に現地に行ってみないとわからないことがたくさんありますね。
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