「いっぽ」のつぶやき

健康に福祉にボランティアにと、自分らしい人生を過ごすために、一歩ずつ歩んでいる「いっぽ」のつぶやきです。

小さな一歩の会便り 第106号

2012-02-29 21:23:20 | ボランティア

今年の冬は例年になく寒さが厳しく、毎年2月中旬には梅の花の押し花を作って
いたのに、今年はまだ莟のままです。
日本海側では、これまで経験したことのないほどの大雪ということで、
たいへんなご苦労をされているようです。
南国に暮らしでは雪への憧れもありますが、生活に支障が出るのは困りますね。
関係者の方々にはお見舞い申し上げます。

さて、国際人権ネットワークでは、2月10日から12日まで、カンボジアで活動を
その報告書が届きました。
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 2012年 カンボジア支援活動
      2月10日~12日    23名で活動

寒い日本から厚着の上に帽子、手袋、マフラーで身を固めて出発しましたが、
シェムリアップ到着後は、夏の服装で身軽になりました。

11日は、朝8時から市場を見学。9時に希望小学校へ到着しました。
村人によるカンボジア楽器の演奏と子どもたちの歓迎を受け、
朝礼後参加された皆様を紹介。

午前・午後に別れて校庭ではサッカー選手による教室が開催。
3教室では参加者の皆様が交代で、理科の実験・日本語とクメール語での交流
華道体験など異文化交流会が行われました。
カンボジアでは中学に行かなければ理科を学ぶことは無いだけに、
興味深い驚きの体験をすることができました。

文字表やおもちゃを通して文化の違いを理解しあう場面もありました。
たとえば「当ててしまったら負ける」「当てたら勝」など1つのゲームでも
考えの違いを感じた瞬間でした。
お母さんへ花束を作ってプレゼントする体験では、楽しく全員が夢中で作品作りに
挑戦していました。
サッカー教室では元気いっぱいにプロ選手の巧みな技を追いかけていました。
クメール語で書かれた参加者の名前を呼んで一緒に走る競争や赤白対抗戦は
初めての企画でしたが、文字を楽しく覚えるのに良い競技だと思いました。

1年生には10月新入学時に制服とゴムぞうりを配布しましたが、2年生から
6年生までは今回配りました。
新しい白のシャツを着た子どもたちは輝いて見えました。
村では夜、村長やグループ長、日頃お世話になっている学校の周りの家族を招待して
交流会を開催しました。
音楽に合わせて最後にはみんなでクメールの踊りを楽しみました。

12日は、第2回保護者会を開催。
子どもたちがクメール語と日本語で「幸せなら手をたたこう」を元気いっぱいに
歌っている姿に保護者からも笑顔があふれていました。
参加者からは、マルモダンスや華道のパフォーマンス、マジック、が披露され
盛り上がりました。
紐につるしたパイ食い競争では、かわいい笑顔がいっぱいでした。

同時に村の敬老会も開催。
11時半には校庭に敬老会の皆さんも合流。
マラリア予防の蚊帳とお米5キロ、フランスパン、ジュース、果物、
日本から持参された日焼け止めやクリームなどの化粧品、お菓子、Tシャなどを
1人ずつに手渡し致しました。
村長からお礼の挨拶や子どもたちからは感謝状を渡し、お礼の気持ちを
伝えることができました。

その後、井戸を掘った場所に住んでいる人々へお米と蚊帳、衣類などを届けました。
遺跡見学を止めて、市場で購入した材木で学校のトイレ扉や机、いすなどの
修理をして下さる参加者の方もあり、得意な分野で楽しく活躍して頂き、
村の方々や子どもたちに喜んで頂けたのではないかと思います。

参加された方々とは現地集合で空港にて初めてお会いしますので活動内容や
現地の状況、言葉、文化の違い、電気やガス、水道など何にもない村での
活動ですので本当に大変だったと思います。
十分に対応することができなかったことなど反省することばかりでございますが、
参加された皆様が村の方々と協力して一生懸命に活動を支えて下さいましたお陰で
無事に終えることができましたことをご報告させて頂きます。
たくさんの笑顔に出会え、私たちも元気と喜びをもらうことができました。

17年目にして今年は、希望小学校から6年生が卒業します。
最初に出会った子どもたちが夢にみていた「学校に行きたい」と願った夢が
やっとかたちになりました。
ご支援を継続して下さいました皆様方のご支援のお陰でございます。
感謝の気持ちでいっぱいでございます。ありがとうございました。  
                 2月15日
          国際人権ネットワーク 代表  緒方由美子
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毎回、心のこもった活動をされているのに感心します。
参加者の方たちも、それぞれの得意分野で交流されていて、とても楽しそうです。
今回は福岡の山本華世さんも同行されたそうで、華世さんのブログにそのときの様子が掲載されていますよ。
私はまだ現地に行ったことはありませんが、毎回、丁寧な報告書をいただくので、
一緒に参加した気分になっています。


【2月の活動報告】
★2月10日(金) SAKURA祭打ち合わせ会議
 3月24、25日に行われるNGO協働SAKURA祭の打ち合わせ会議が
18:30より国際交流会館で行われました。
それぞれの団体の具体的な内容確認と場所決めです。テントの割り当てや
1階エントランスの場所決めもすんなりと決まり、小さな一歩の会は昨年同様
押し花しおり作りを玄関口のところで行うことになりました。

★2月11日(土) 定期活動日 
 今年初めての押し花しおり作りでした。
久しぶりの参加で作り方を忘れていた人もいましたが、すぐに慣れて、
たくさん作っていただきました。
遅れて来られた方もいましたが、参加者5名で83枚のしおりが出来上がりました。

★2月25日(土) 合志市親子論語教室 お楽しみ会
 合志市三つの木の家で開催されている全10回の親子論語教室で、
第9回の2月のお楽しみ会は、押し花しおり作りの2回目です。
10時からの論語教室から参加しましたが、親子で勉強できる論語はとても
意義があると思います。
改めて、論語の素晴らしさを学ぶことができました。
10時50分から約1時間、押し花しおりを作ってもらいましたが、
二回目ということで、慣れた様子で次々に作ってくれて、一人で4枚も作った
男の子もいました。
今回も楽しんでもらえてよかったです。

★2月26日(日) 合志市子どもフェスティバル
 合志市総合センター「ヴィーブル」全館を使って行われる子どもフェスティバル。
9時のオープンと同時に、大勢の子どもたちでにぎわいました。
今回はクジをしなかったので、押し花しおり作りの場所を2倍に広げたのですが、
それでも満席で順番待ちができるくらい、大盛況でした。
6名の方が手際よく対応してくださったので、混乱することもなく、子どもたちは
楽しくしおり作りが出来、みんな自分の作品に大満足の笑顔でした。
6時間で延べ225名がしおり作りに参加してくれました。

《今後の活動》
★3月24日(土)・25日(日) NGO協働SAKURA祭
 熊本市国際交流会館で毎年開かれるSAKURA祭で、今年も押し花しおり作りを
行います。自分だけのオリジナルしおりを作ってみませんか?
1枚150円で、収益はカンボジアの子どもたちへの支援になるので
楽しみながらボランティアが出来ますよ。
他にも国際交流・支援団体が多数参加します。
いろんな国のことを知ることが出来る良い機会ですので、ぜひ遊びにおいでください。

★4月15日(日) 菊池養生園祭
 菊池市泗水町にある公立診療所、養生園で毎年開かれる養生園祭は、県外からも
来場者があるほど人気です。
10時からは、財団法人高雄病院理事長の江部康二氏の「らくにできる食養生の極意」
~美しく楽しく糖制限食~ という公開講演があります。
自ら糖尿病を患い、その研究に取り組み、糖質制限食で治療効果を上げられています。
その他、地元の物産品や手作り品の販売、ステージ発表など盛りだくさんです。

 小さな一歩の会では、みなさんから頂いているバザー品の販売を行います。
衣類やバッグ、アクセサリー、日用品や陶器類など、さまざまな品物があります。
格安で販売しますので、きっと掘り出し物が見つかりますよ。
ご家族お揃いで、お出かけください。

〔書き損じハガキ〕
 書き損じハガキ、古いハガキ、余った年賀状などを集めています。

〔官製ハガキ、通常切手の購入のお願い〕
 いただいた書き損じハガキや古いハガキを官製ハガキや通常切手に交換して、
それを購入していただくことで初めて支援になります。
5枚以上でしたら送料無料でお送りしますので、よろしくお願いいたします。

〔押し花しおり〕
 押し花を使った手作りのしおりを1枚150円で販売しています。
裏面には、平和を願うメッセージが入っていて、プレゼントに喜ばれています。
購入ご希望の方は、受け渡し方法など相談に応じますのでお問い合わせください。

 また、押し花しおりの販売やしおり作りが出来る場所を探しています。
完成品の押し花しおりは、わずかなスペースでも販売できますので、講演会や発表会
などありましたら、よろしくお願いいたします。
 室内のイベントでしたら、自分で押し花しおりを作ることもできます。
子どもから大人まで簡単にできて、だれにでも楽しんでいただけるものです。
材料はすべて持参しますし、費用は1枚150円です。人数に関わらず、
遠慮なくお問合せください。

〔使用済み切手〕
 ご家庭や職場などで使用済みの切手がありましたら、送ってください。
大きめに切り取ってもらってもかまいませんが、切手の周り3mmくらい残して
切り取ってもらうと助かります。
集まった切手はネットオークションで販売しています。
 
〔使用済みインクカートリッジ〕
 使用済みのインクカートリッジを集めています。
集まったものは仕分けをしてリサイクル会社に買い取ってもらっています。
『対象インクカートリッジは、純正のEPSON・CANON・RICOH・brother・hp
(ヒューレット・パッカード)、及びリサイクル商品ReJETの使用済みのものに限ります。』

〔不用品〕
 日用品や贈答品などで、ご家庭で不要なものがありましたら、提供してください。
バザーなどで販売して、収益を寄付します。


その他、活動へのご意見やアドバイスがありましたら、どんどんお寄せください。
よろしくお願い申し上げます。

コメント
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