「いっぽ」のつぶやき

健康に福祉にボランティアにと、自分らしい人生を過ごすために、一歩ずつ歩んでいる「いっぽ」のつぶやきです。

うたのピースウェーブ

2008-10-04 22:47:41 | ボランティア
今日は「くすのきクリニック」で「うたのピースウェーブ」が開催されました。
2003年、平和を願ってうたを歌おう、ということで、くすのきクリニックの院長である板井八重子医師が「平和のうたをうたう会」を立ち上げられ、今回は11回目です。

会場にはほぼ満席の50名ほどが集まり、まず合唱団しらぬいのみなさんの指導で、みんなでうたをうたいました。
「里の秋」や「もみじ」など、秋のうたをみんなで歌ったり、輪唱したりしました。
また「青い空」や「折り鶴」のうたで、平和を願います。
そのあと、しばし、合唱団のみなさんの素敵な歌声を聴かせてもらいました。

会場の後ろで、押し花しおりとシール、それに官製はがきを売らせてもらいました。
他に、ユニセフの方が絵はがき、中国人実習生がお茶や箸袋、エプロンなどを販売されています。

中国実習生は、天草でわずかな賃金で過酷な労働をさせられ、パスポートも取り上げられひどい扱いを受けていたそうで、今そのことを訴えて裁判を起こしています。
今は阿蘇のトマト農家で働いているそうですが、まだ訴訟中で、生活もままならずその支援を訴えていました。
私もニュースで知っているくらいでしたが、彼女たちが日本語で一生懸命訴えている内容を聞くと、異国で苦労している様子がヒシヒシと伝わってきます。
少しでも援助になればとおもい、彼女たちの手づくりのエプロンを購入しました。

また薬害肝炎訴訟団の坂田さんのお話もありました。
病気で入院した病院でフィブリノーゲンの注射を打たれ、C型肝炎になったそうです。
これまで匿名で裁判を行なわれていましたが、10月2日、検証委員会に参加するのを機会に実名を出されたそうです。
企業の利益追求の犠牲者であり、それを放置した国の責任でもあります。
二度とこういうことが起こらないよう、きちんと検証したいと言われていました。

板井八重子医師の「平和を求める新しいうねり」と題した講演もありました。
アメリカの同時テロをきっかけに、平和を願って何が出来るかを考えてこられたそうで、その思いはいろいろな形で広がりをみせているようです。

私もみなさんの前で発言する時間をいただき、カンボジアのこと、会の活動のことを紹介させていただきました。
お陰で、帰る前にみなさんが押し花しおりやシールなど、たくさん買ってくださって、9000円ほどの売上がありました。
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