「いっぽ」のつぶやき

健康に福祉にボランティアにと、自分らしい人生を過ごすために、一歩ずつ歩んでいる「いっぽ」のつぶやきです。

川辺川ダム白紙撤回!

2008-09-11 21:58:21 | 環境問題
長い間、ダムを作るか作らないかと話題になっていた川辺川ダム。
ついに県知事が白紙撤回を宣言しました。
球磨川の清流は、流域の人だけでなく、県民、日本、世界の宝なので、それを守らないといけない、と。

一方、ダム建設を苦渋の思いで受け入れ、すでに移転している五木村の人々にとったら、「何をいまさら・・・」という思いが強いようです。

そもそも川辺川ダムの計画が立てられたのは40年以上も前です。
当時とはずいぶん事情が変わってしまっています。
なぜこんなに長いこと決着できなかったのでしょう。
その間、翻弄された地元の人たちの気持ちを思うと心が痛みます。

まだ国の結論は出ていませんが、今後、治水のこと、五木村の振興事業など、問題がたくさん残っています。
ダムができなかったことで、自然が守られたことはよかったのですが、そのために影響を受ける人たちのことも、みんなで考えないといけませんね。
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普及せぬ衛生的トイレ

2008-08-30 23:46:47 | 環境問題
世界保健機関(WHO)とユニセフがまとめた衛生設備の現状に関する報告書です。

世界で25億人が衛生的なトイレを使えず、うち12億人は野外で用を足しているというのです。
発展途上国では、不十分な衛生設備を原因とする感染症により、多くの子どもの命が奪われている、と指摘しています。

2006年に衛生的なトイレを継続的に利用できている人は、世界全体の62%。
利用できない人は、全人口の18%に当たる12億人は野外で用を足すことを迫られているのです。

インドやパキスタンなの南アジアでは特に状況が深刻で、全人口の半数近い48%が野外で用を足しているとされています。
他にもサハラ砂漠以南のアフリカなどの途上国を中心に普及が進んでいません。

WHOによると、衛生分野の目標達成によって得られる利益は、医療費の削減や労働生産性の向上などで年間844億ドルと巨額に達する一方、「実現に必要な費用はこの8分の1程度しかない」というのです。

不衛生なトイレとは、
浄化槽や洗浄設備などがなく、人が日常生活の中で排泄物や汚水に接触する恐れがあるトイレのこと。
下痢やコレラ、チフス、肝炎などの感染症のまん延につながり、発展途上国で乳幼児死亡率が高い原因の一つとされています。
国連は2008年を啓発のための「国際衛生年」に指定し、衛生的なトイレの普及策の推進を呼びかけています。

トイレが普及することで、多くの子どもたちの命が助かるのです。
先進国が力を合わせて協力してほしいですね。

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食糧難

2008-07-14 22:31:28 | 環境問題
日本では毎日大量の食品が廃棄されています。
それに引き換え、世界中では8億5千万人が飢えに苦しんでいて、1日2万5千人以上が飢餓や栄養失調のために命を落としているそうです。

世界の飢餓地域に年間670万トンが食料支援として配布されている一方、日本では2700万トンが廃棄されているというのです。

日本は食糧自給率が少なく、いろんな国から食料を輸入しているというのに、それを大量に廃棄しているんです。
なんともったいないことでしょう。
もう少し食糧難の時代を見据えた生活をしないといけませんね
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米のとぎ汁が燃料に!

2008-07-03 23:00:02 | 環境問題
ガソリンの高騰が止まりませんね。
先月の終わり、トレーニングに向かう途中、田舎道で車の渋滞にあい、何事かと思ったら、ガソリンスタンドの順番待ちの行列でした。

石油にかわるバイオ燃料として、穀物から作るエタノールが注目され、二酸化炭素の排出量も少なくて済むのですが、トウモロコシなどの食料や飼料になる作物が転換され、食品が高騰するばかりではなく、食糧難の問題も出てきています。

そんな中、米のとぎ汁や米ぬかからエタノールを作り出し、燃料にする研究が進んでいるそうで、2,3年後に実用化できるということです。その他、うどんのゆで汁も利用できるということで、石油に代わる燃料が出来る上に、水質汚染防止にもなり、二酸化酸素の排出量も減って、一石三鳥です。
これは日本では打ってつけの燃料になりそうです。
早く実用化できるといいですね。


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「二酸化炭素ゼロ宣言」サイト

2008-04-29 23:39:01 | 環境問題
2008年度全日本広告連盟熊本大会記念企画として、熊本日日新聞社で「二酸化炭素ゼロ宣言」サイトを開設しています。

期間は4月29日~5月6日です。
このサイトに参加して二酸化炭素削減に取り組みましょう。
あなたのご家庭の二酸化炭素1日分をこのウェブサイトがオフセットします。
参加はすべて無料だそうです。

参加した方には、カーボンオフセット参加証明書がウェブ上で発行されます。
また参加者には抽選で10名様にロアッソ熊本の選手のサイン入りサッカーボールがプレゼントされるそうです。

興味のある方は覗いてみてください。
二酸化炭素ゼロ宣言

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カーボンオフセットってなんだろう?

2008-04-27 21:53:51 | 環境問題
「カーボンオフセット」について、新聞に紹介されていました。

私たちが電気を使ったり、車に乗ったりすると二酸化炭素が排出されます。この出てしまった分の二酸化炭素を、植林や風力発電を増やすことで吸収できれば、自分は二酸化炭素を出さなかったことになります。
このように、私たちの暮らしの中で排出される温室効果ガス、特に二酸化炭素を別の場所で吸収して埋め合わせようというのが、「カーボンオフセット」です。直訳すると「二酸化炭素を相殺する」こととなります。

カーボンオフセットの考え方では、まず、自分がどれくらいの量の二酸化炭素を出しているかを知り、それを減らす努力をします。
電気を小まめに消す、水道を流しっぱなしにしないといったことです。それでも二酸化炭素はゼロにはなりません。
人が生活していく上では、どうしても二酸化炭素が排出されてしまう。そのときに排出される二酸化炭素がどれくらいあるかを知り、みんなで少しずつ費用を負担して埋め合わせをしようというわけです。

埋め合わせる手段としては、風力発電や太陽光発電で二酸化炭素を削減して排出権を購入する方法や、植林事業に寄付をする方法などがあります。
たとえば、旅行会社が提供するカーボンオフセット付きのツアー。飛行機や電車での移動で排出される二酸化炭素を埋め合わせるため、少額の費用を旅行代金に上乗せして、その分を植林や風力発電などの事業に寄付するものです。
他にも、住宅・マンション、宅配便、書籍、保険などもあり、今後もさらに多くの商品・サービスが登場してくるでしょう。

4月26日に行なわれたサッカー試合「ロアッソ熊本」VS「サンフレッチェ広島」のゲームで、カーボンオフセットが導入されました。
サッカーの試合をするのに、選手が飛行機で移動したり、サポーターも電車や車などを使います。
スタジアム内で消費される飲食物の容器も、その製造・輸送の過程で二酸化炭素が排出されています。
サポーターにはなるべく公共交通機関を使ってもらい、マイカーも友人との相乗りを勧めています。
マイカップを持参したり、ゴミをきちんと分別することも大切な二酸化炭素の削減対策になります。
それでも二酸化炭素はゼロにはなりません。その分はスタジアムで募金活動を実施し、集まった募金は試合当日の二酸化炭素排出量に合わせて、風力発電や水力発電などの再生可能エネルギープロジェクトに役立てられます。

「カーボンオフセット」が地球温暖化ストップの決め手になるといいですね
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熊本ケナフの会

2008-03-17 22:42:44 | 環境問題
ボランティア団体「熊本ケナフの会」(合志市)のことが新聞で紹介されていました。
ケナフはアオイ科ハイビスカス属の一年草で、日本では春に種をまくと、秋には茎の太さが2-5cm、高さは3-4mに生長し、淡い黄白色の5弁の花を咲かせ、別名ホワイトハイビスカスと呼ばれるそうです。
以前に、ケナフを栽培している人から、ケナフで作った名刺紙を見せてもらったことがありましたので、紙の原料になることは知っていましたが、その他にもいろいろ利用価値があるようです。

生育の際に優れた光合成で多量の二酸化炭素を吸収して固定化すること。
つまり、地球の温暖化防止に貢献する働きがあるほか、水中の窒素やリンの吸収率が大きく、水質浄化にも役立つ。

良質を誇る繊維を製紙原料に使えば、森林の保全につながる。
建材、飼料、緑肥、脱臭剤、石鹸などに用いられる。

若葉はカルシウムや鉄分、ビタミンなどの栄養価が高く、ケナフ入りのハンバーグやパン、クッキー、ギョウザ、まんじゅう、ふりかけ、つくだ煮といった多彩な料理が作れる。

応用範囲の広いケナフは、「捨てるところのないマルチ植物」なのです。
観賞用としても楽しめるし、土に返せば土壌改良にも寄与するというのです。

熊本ケナフの会は、1997年3月に広島、鹿児島に次いで全国で3番目に発足したそうです。現在会員は2000人。
活動内容は、希望者への種子の実費配布、植栽イベントや環境イベントへの参加、紙すき体験教室や料理講習会の開催、各地の「ケナフの会」との交流や情報交換など。
配布された種子は個人の庭や畑、休耕田、役所、企業、学校の敷地などに植えられています。

ケナフの主要産地である中国では、全パルプの約9割はケナフなどの非木材で占められているそうです。
ブラジルでは、アマゾンの熱帯雨林を守るためにケナフが栽培されている。
また、アメリカでは海面に流出した油の吸収剤として使われているということです。

会員は、「ケナフは地球を救う紙さま」と呼んでいるそうで、環境を守るために、ケナフがもっと普及するといいですね。
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黄砂

2008-03-04 07:22:17 | 環境問題
毎年、春になると黄砂がやってきますが、昨日の黄砂はこれまでに見たことがないほどすごかったですね。
9時過ぎ、空が黄色味がかり、夕方のような不気味な暗さになりました。
その後、雨が降り出し、車はすごいことになってしまいました。
一旦雨が止んだとき、黄砂が洗い流れたようで、やっときれいな空になりました。

お昼頃、日も差してきたので、これなら洗濯物も大丈夫かな、と外に干したのですが、その後また空が黄色くなってきて、雨も降り出し、あわてて取り込みました。
午前中、一度、主人は車を洗い流していたのですが、また汚れてしまい、ぼやきながら洗っていました。
熊本では視界が3kmだったそうです。

黄砂は、中国奥地のモンゴル自治区で巻き上げられた砂が、偏西風に乗って日本まで飛んでくるのですが、その大きさはスギ花粉の10分の1くらいしかないそうです。
しかも、飛んでくる途中には中国の工業地帯があるため、そこで大気汚染物質がくっついている可能性が高く、吸い込んだときに、肺などに悪い影響をあたえるかもしれないというのです。

花粉用のマスクでは通り抜けてしまうので、ウイルス用のキメの細かいマスクを使用して、黄砂を吸い込まないように気をつけたほうがよさそうですよ。
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日焼け止めでサンゴ白化

2008-02-17 07:30:03 | 環境問題
日本を含めた多くの国で日焼け止めに使われている成分が、ごく低濃度でもサンゴに共生する「らん藻」を殺し、サンゴの白化の一因になっているという実験結果を、イタリア、マルケ工芸大の研究チームがまとめたそうです。

白化が長く続くとサンゴが死ぬことがあり、「水温上昇や汚染などで脅かされている世界各地のサンゴに、観光客の増加がさらなる悪影響を与えることが心配される」と研究チームは言っています。

世界各地のサンゴを採取し、海水1リットル中に、市販の日焼け止めを百万分の1リットルだけ含む水の中で飼育したところ、18~48時間のうちにラン藻が大量にサンゴから抜け落ち、96時間以内にサンゴが完全に白化したそうです。

日焼け止め中の成分ごとに詳しく調べると、パラベン、桂皮酸、ベンゾフェノン、カンファー抽出物という4種類の物質にサンゴを白化させる作用があることがわかったそうで、これは日本で市販されている日焼け止めにも使用されています。

実験では、これらの物質がラン藻中で有害なウイルスを活性化させ、ウイルスの量が通常の15倍にもなることも判明。日焼け止めの成分が引き金になって起こるウイルス感染の拡大で、ラン藻が死ぬらしいということがわかったそうです。

人がなにげなく使っている日焼け止めのごく微量な成分がサンゴに影響を与えているということに、驚きました。
環境を汚染しないような成分の日焼け止めを早く開発して欲しいですね。
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まだ真夏?

2007-10-02 07:14:00 | 環境問題
9月に入っても、厳しい暑さが続いた熊本ですが、30日にやっと最高気温27.1度と30度を下回りました。
8月4日以来、57日間、真夏日が続いたことになります。
しかも35度以上の猛暑日が9月に入ってからも4日もあったんです。
これはすごい記録だと思っていたら、真夏日の連続記録は観測開始後、1914年の58日に次いで5番目なんだそうです。
最高記録は、1894年の89日間だそうで、上には上があるものです。
さすがに、9月の平均気温は県内18の観測箇所すべてで過去最高値を記録したということで、これはラニーニャ現象による影響が大きかったみたいです。

しかし、30度を下回ったのは一日だけで、昨日は10月に入ったというのに、31度でした。
週間天気予報によると、次の日曜日まで、最高気温はずっと31度~32度、最低気温も20度~22度と、まだまだ暑い日が続きそうです。
関西以北では最高気温が20度前後だそうで、すっかり秋の装いになったみたいですが、熊本はいまだに真夏です。秋はくるのでしょうか・・・
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