とことこ日記~リタイアな日々

透析しながら、歌舞伎に映画、コンサート。
日々に感謝しながら、おまけの人生楽しみたい。

ジョジョ・ラビット

2020年10月24日 | 映画
去年だったか、新聞の映画紹介で見つけて
すごく、観たいなと思ってたんですが
それなりに忙しいので見損なっていました。

近所のつたやで、探してみたら、ありましたので、さっそく。
・・基本映画は映画館で観たい、タイプですが

第二次世界大戦中のドイツが舞台で
世の中の流れで、ナチにあこがれる少年ジョジョの物語

架空のなかの友達が、ヒットラー
そこが面白そうと思ったところ

ナチスの軍服みたいな制服を着て
少年たちのキャンプのようなものに張り切って参加するものの
実際は心優しい臆病な少年なので
友達から「ウサギのようなジョジョ」とからかわれて、
・・友達ヒットラーに励まされて、手りゅう弾の訓練に参加してみたら

なんと、暴発して大けが
顔に大きな傷ができて、片足を引きずるようになり
家に帰されます

母親の留守中に、屋根裏に隠れていた
ユダヤ人の女の子と出会います
(お母さんがかくまっていた模様)
亡くなったお姉さんと同じ年頃の娘でした。

ジョジョのお父さんは戦争に行っていて
お母さんと二人暮らし
(実際はお父さんは反ナチの活動をしてるらしい)

そのうち戦争の風向きが変わって、ドイツは敗戦模様に
ジョジョの生活にも影を落とします

ナチが家に調べ(ユダヤ人をかくまってないか)に来たり

実は反ナチ活動をしていたお母さんが殺され

ついに、アメリカ軍がやってきての市街戦に巻き込まれます。
・・この場面、逃げ惑う市民、戦う市民、アメリカ兵にドイツ兵
とてもリアルで、涙出そうになりました
ジョジョは何とか、家に逃げ込みます

結局アメリが軍が街を支配し、
ジョジョは女の子を連れて、家を出るところまで。
笑顔の二人にこちらもほっとしました。

全体がコメディタッチで
それでも、戦争の残酷さや、悲惨さが伝わってくる感じ

いい映画だと思いました。



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2 コメント

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戦争は最悪。。。 (TAMU)
2020-10-27 12:57:31
これ、予告編だけ観ましたよ。
ナチとかユダヤ人とかのキーワードだけで敬遠しちゃってました。

中学生のとき、「アンネの日記」と「ゲシュタポ」という本を読みました。
とくに「ゲシュタポ」は、まだ子供の精神構造だった私が読むものではなかったのかな、
強い衝撃を受けて、しばらくは食欲も落ちていた記憶がありますよ。

「ジョジョ・ラビット」はコメディタッチにすることで、重さを少しは軽減しているのかな?
それでも、戦争の残酷さや悲惨さは、耳も目も覆いたくなるものですよね。

コロナ禍で不自由だったり憂鬱だったりしますけど、
時々、「戦時下を生きながらえた人たち(具体的には両親)は、全然こんなものじゃなかったんだ...」と思うんです。
ましてや青春真っ只中の年齢だったのに...ってね。

「ジョジョ・ラビット」、いつか観てみようかな。。。

TAMUさん (ちーた)
2020-10-27 21:47:45
コメディタッチで観やすくなってるのは確か。それでも戦争の怖さを、じわじわ感じさせるところもあります。
空想上の友人ヒトラーを演じてるのが監督自身なんですヨ。そこが面白い。
そしてあくまでも幼児の視線で描いているところが、面白い。

私たち世代は、コメディ部分からも怖さを感じるわけですが、あまり知らない世代でも、じわじわくる怖さだと思います。
そして、庶民も巻き込まれるんだよ、ってとこが描かれていると思います。

父は南の島で終戦。母は空襲で家を失い・・と、まあ現実は悲惨ですよね。
この映画はそこまで悲惨さを描いてないと言えますが、空想力のある人には充分、戦争の現実を、体感させるんじゃないかなと思います。

たまには映画も観なくちゃと思ってますよ。少し古いけど、気になってるのが「ジョーカー」
ただこれがまた直接悲惨ぽいのが・・無理かな

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