レ・ミゼラブル

ミュージカルの映画化

原作は世界の名著で大作

予告を見たときはどうかなと思っていたけれど

なかなか評判も良いし、ミュージカルは見に行かないと思うので・・

行って見ました



大変に見ごたえのある映画でした

多分、ミュージカル自体が良く出来ているのだろうと思われます
歌がとても良いですね
踊りはあまりないので、ミュージカルとは少し違うのか


共感ポイント、満載で
共感キャラクターもたくさんなので
誰もが満足できそう

最終あたりで、まわりで泣いてる人が何人も


私は子供用に書かれた原作を読んだことがある程度ですが
原作に書かれていたストーリーは網羅されているような
違和感のまったくない流れだと感じました。

おそらくはキリスト教の神の許しがテーマ？

原題「悲惨なひとびと」
貧しさと理不尽な扱いを受ける人々が描かれて
胸が苦しくなります

もちろん主人公の話が中心です
軽微な罪で長年の投獄
釈放されても、犯罪者の刻印つきの身分証明書では
働くこともできず
しかも頻繁に出頭しなければならず
堪えきれずに、逃亡
しつこい警察官（警視）に追い回される


法を守ることが本当に正義か？
を問いかけています

正義と信仰の対比というのもテーマでしょうか


全体に閉塞的な社会と必死に生きる人々が描かれています
もちろんしたたかに生きる小悪人もいて、
これは映画にエンターテイメントの色づけ


もっといろいろ言いたいこともありますが・・・・

まあとにかく議論するテーマもたくさん
贅沢な映画でしょうね

長いし、体調のいい時に観ることお勧め