2011年の秋に我が家にやって来た小径車、KHS・F20RCですが、これまで累計走行距離として2500kmは走っていると思います。その間、このホイールのメンテナンスを全くしていないので、ハブの清掃&グリスアップ、そして玉当りの再調整を自宅で行ってみました。その時に参考にしたのが、このブログ→「Kinoの自転車日記」のハブメンテナンスの記事。このブログは、宝塚市在住の自転車メカニックのkinoさんの手によるロードバイクメンテナンス記事中心の大人気ブログです。なかなか真似はできませんが、ロードバイクメンテの大抵の事はこのブログに載っているのではないかなぁ。
当ブログをお読みいただいてありがとうございます!
こういうもので、少しでも交流の輪が広がればという思いでブログランキングに参加しています。
順位が上がれば、記事を書くモチベーションもアップします!!
もし良ければ、こちら「ロードバイクブログ村」のバナーにポチッとクリックよろしくお願いします。
にほんブログ村
ホイールは、ハブにシマノ・ティアグラHB-4500、リムはPOWERTOOLSのアルミ。完成車に付いていたリムなので廉価版のモノだろうと思います。径が小さいこともあって剛性が高く振れもほとんど出ていませんでした。ただ回転はガタが出ている程ではありませんが、内部のグリスがずいぶんと減ってゴリゴリまではいかずとも、スリスリと回転の抵抗を感じます。
用意した道具はこんな感じです。工具にシマノの13mmペダルスパナとモンキーレンチとマイナスドライバー。グリスはシマノ・デュラエースプレミアムグリス(チューブ入り)、そしてAZのパーツクリーナーです。チェーンディグリーザーとデュラスペシャルグリスは特に出番はありませんでした。
シマノHB4500ティアグラのハブですね。カップ&コーン方式なので、自分でグリスアップ玉押し調整が簡単に出来てしまいます。
ハブの一番外側にある厚さのあるロックナットにモンキーレンチ、ハブの付け根にある玉押しに13mmのハブスパナをセットしてロックナットを外します。
ロックナットは簡単は力を入れるとすぐに緩みます。ロックナット、ワッシャー、玉押し、防水のシールを外していきます。何も難しいことはありません。簡単に外れていきます。
そして、シールキャップを取り出すとベアリングとハブの内部が姿を現します。薄らと汚れていますが、思ったよりもグリスが減っていました。ハブ内部のグリスがこのまま減っていくと、ハブ内部の色々な箇所がダメージを受けて修復困難になってしまうところでした。元々使われていたグリスは粘度が弱めのモノだったのかもしれません。
マイナスドライバーの先っちょを使ってベアリングの鋼球を取り出し、玉受けはクリーナーを使って拭き掃除をします。ピッカピカになりました。玉受けに特に傷もなく大丈夫のようです。
鋼球はパーツクリーナー液を浸した小さなビンに入れて付け洗いです。洗った後はキッチンペーパーを使って1つ1つ汚れを取ります。
玉押しもクリーンアップ。すっかり綺麗になりました。しかし、グリスが減っていたので、このまま乗り続けていたらキズが付いていたかもしれません。
玉受けに新しいグリスを注入します。デュラエースプレミアムグリスはシマノの推奨ハブ用グリスなので間違いはないでしょう。耐久性、防水性を考慮して多目にグリスを入れておきます。
ベアリング鋼球を並べてさらにグリスを注入します。
玉押し、防水シールにも入念にグリスを入れておきます。グリスを入れすぎると回転が渋くなるのですが、普段使いのホイールハブなので、耐久性が何より一番です。
そして、ワッシャーとロックナットを嵌め直してモンキーレンチとハブスパナで玉押し調整をしてやります。少しキツメに締めてガタ付きが出にくいようなセッティングにします。
メンテナンスが完了したホイールを回してみると、予想外なほどに滑らか&スムーズな回転。グリスを多目に注入したので、もう少し渋い回転かと思っていましたが、ヌーーーーっと滑らかにホイールが回転してくれました。メンテ前はよっぽどグリスが減っていたようです。シマノのカップ&コーン式のハブは以上のようにメンテも簡単で、やってみると予想外に効果もあってやった甲斐があったというものです。同じように後輪ハブもメンテしなくちゃいけないですね。
カンパのUSBハブ、CULTハブも自分にメンテナンスできるようになりたいですね♪
これはどういうことかというと、例えば自動車のエンジンや動力伝達系部品のしゅう動面積を1/6にすることを意味し、大幅な軽量化による低燃費化が期待できることを意味している。トライボロジー技術にはまだまだ発展する物理・力学的な未知が多いように思われる。
ららさんは、メンテは専ら一条にお任せでしたね。
ショップの腕は確かでしょうから間違いはないと
思います。けど、自分で出来る部分が少しでも増
えてくると楽しいですよ。ほんと。
ぜひぜひチャレンジしてみて欲しいなぁと思います。
ますはチェーンや各所の注油とかで良いと思いま
すよ(^^)/
CULTは分解してもグリスが入っていないというの
がウリでしたけど、じゃあやっぱり整備はしなくて
いいのでしょうかね~??玉当り調整は簡単に
出来てしまいますけ・・・。
器用かどうかは分かりませんが(-_-;)
自転車のことを知りたいという気持ちがある
ので、できる限りのメンテは自分でしたいな~
という思いがあるだけですよ(^^)/
家に場所があれば、整備部屋みたいなの
作りたいなぁ。
そうですね。ヘッドパーツのメンテも大事ですよね。
特にクロモリフレームはそうした部分に錆を呼ぶので
定期的なメンテナンスが必要ですよね。
AZのリチウムグリスですか。今度試してみます。
物事はどんな事でも良し悪しがあると思うのですけど、
一条は顧客に対する面倒見がよ過ぎますよね。それで
助けられている部分が間違いなくあるので、それをどうこ
うは言えないのも分かっていますが、その面倒見の良さ
を越えて、自分できることは自分でしていかないと、自分
の中に蓄積されてくるものがないと思うのです。
へぇ~(゜o゜) 御自身でメンテができる事は、本当に羨ましいですね。私もフレーム等の清掃とチェーンへの注油くらいしかできませんので・・・それ以外は全てショップ任せですね、ただこうして拝見していると、ららさんと同じく、できそうな気もしますが、私もやめときます^_^;
これほど丁寧に写真アップしてもらえると、私でもできそうな気になります。
でも、やめときます(^_^;)
いや~いつも思うんですがfumitaroさんは器用ですね。
私はメンテはまったくで興味はないわけやないんですが
いつもショップ任せです。
それにしてもAZは庶民の味方です♪
ヘッドパーツも結構グリス汚れ、切れをおこしています。
ハンドリングにかかわるので点検されるほうがいいですよ。
あとリアダンパーも。グリスは色々試しましたがAZのリチウムグリスがなかなか優れものです。季節によって使い分けとか。がんばってください(^^)
☆kinoさんのブログご覧になってるのならカンパも簡単にできますよ。
アドバイスありがとうございます。元のグリスもデュラが
古くなったような色してましたけど、枯れる2歩手前みた
な感じでした。グリスアップでこんなに回転変わるなら、
他のホイールも気になりますね。明日は雨らしいので、他
もやっちゃおうかな。
デュラ・グリスは、硬そうですが水で流出しやすいので、タマにグリスアップする必要があるでござる。カンパ・グリスは…転がりは良いのでござるが、軟らか過ぎて損耗が激しいでござるf^_^;
因みに拙者は、練習ホイールには産業ロボット用のグリスを使ってるでござるよ。