ケルビム&KHSでゆくフォトマップブログ/自転車で巡る阪神間の道と街

テーマは「No bike no life」ということで、自転車を巡って過ぎゆく日常を書き綴っていくブログです。

GW最終日。司馬遼太郎記念館と人気ラーメン店「大金星」に行く。

2013-05-10 05:32:16 | 雑記


5月6日(月)、GWの最終日。恰好の自転車日和といった晴天の日。しかし、熊野ツーリングの後で疲労も残っている感じなので、本格的なサイクリングではなく、かねてから行ってみたかった「司馬遼太郎記念館」に行くことにしました。場所は東大阪市内なんですけど、もちろん、そんな場所へ電車や車で行く訳ではなく、のんびりと自転車で行くことにしました。

雲一つない晴天の中、淀川を渡り大阪都心へ。


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中之島をのんびりと走り、喧噪の始まる前の大阪の朝を楽しみながら行きます。




大坂城公園の外周部を行きましたが、こちらは朝からランニング、散歩、観光客とたくさんの人出でした。大阪城公園は都心の中で緑が多く清々しい場所です。




いよいよ東大阪市内に入り、司馬遼太郎記念館のすぐ近くまでやって来ました。




司馬遼太郎記念館に到着です。ずっと訪れたかったのですが、今回初めて訪問することができました。門の前に立つだけでドキドキです。ここで、熊野ツーリングでも一緒だったおしょうさんと合流しました。




施設の中に入ると、そこに広がるのは雑木林をイメージしたような庭木の群れ。緑いっぱいの中に建築家・安藤忠雄氏設計の記念館が建てられています。




施設の中には、生前司馬さんが暮らしていた邸宅もあり、庭に面した書斎とサンルームが庭から見られるように公開してありました。




司馬さんの奥様によると、特に趣味のなかった司馬さんは休日ともなると1日中、ソファに座って足を足かけに置いて資料や本を読んでいたとのこと。確かに読書するのに最高のスタイルですね。




いよいよ記念館に入りました。向こうに見えるのが、この記念館のメインコンテンツ、大書架です。




自宅にあった大書架をイメージして作られたもので約2万冊の蔵書が納められているとのこと。司馬さんは小説を書いたり、エッセイ、紀行文を書く際には、徹底的に関連の資料を読み込んでから現地に取材に行くという手法を取っていました。資料を読み、頭の中でイメージを膨らませ、そのイメージと現地で感じるものとを比べ合わせながら独自の思考を重ねていく作業が面白くて仕方がないという印象でした。




記念館の大書架に圧倒された後は、おしょうさんと共に昼食を取りました。近鉄布施駅近くにある「大金星」というラーメン屋。食べログでもなかなかの高評価。B級グルメ好きのおしょうさんに案内されて行くことに。




よく分からないですが「高井田」系ラーメン(なんだそりゃ??)らしいです。麺の茹で時間に7分かかるというぷりぷりの太麺に、鳥ガラ醤油に魚介の味も効かせてあるような、見た目とは違って結構あっさりとして旨味が濃厚なスープが上手い具合にマッチング。そしてチャーシューもバーナーで焼きを入れて風味豊かな味わいでした。評判というだけあって確かに美味しいラーメンでした。

店主さん一人でやっておられて、店内はずっとJラップというんですか、ジャパニーズヒップホップのミュージックが流れています。店主さん、明らかにラッパースタイル、B-boy風で、ラップのリズムに合わせて体を小刻みに動かしながらラーメンを作っていました。話し言葉もどこかラップ調。でも茹であがった麺を湯切りする時には「ピタッ」と動きが止まる。一瞬の静寂。静と動のメリハリをイメージしているかのようです。ラーメンもさることながら、店主さんの独特な動きに目がいってしまうラーメン屋さんでした。




おしょうさんとはラーメン屋で別れ、食後のコーヒーに中之島の北側にあるお気に入りの珈琲専門店「なかおか珈琲」へ。




店内は落ち着いたシックなスタイル。けど、このお店何が良いって、ブレンドコーヒーは2杯まで無料おかわりできるんです。珈琲1杯500円くらいするんですけど、500円で2~3杯飲めて、落ち着いた店内でゆっくりできるのが良い。よく近くにあるジュンク堂で本を買ってきて、ここで珈琲を飲みながら本を読みました。




今日の珈琲の肴は司馬遼太郎記念館で買った「街道をゆく」。珈琲とともにまったりと味わいました。