元気なピアの写真を撮りたかったのですが
思った以上に楽しそうな写真を撮ることができました。
ピンボケが残念な写真。
ちょっとかすんでるけど 遠くの山も今日は見えます。
昨日は北京のように大気が濁っていました。
ウィンディ、スィッチ オン。
突然爆走。
折り返してきて。
P「ほんとにこの子ったら」
追いかける側が いつの間にか追いかけられる側になり
嬉しいピア。
楽しいウィンディ。
はっけよい!
仕切り直してもう一度。
みんな、いつまでも元気に走ってね。
ピアは歩きの散歩はしていますが 自転車運動はきついかな、と思い、
自転車はウィンディとだけ走っています。
でも以前は一緒に並んで走っていたので 自分も一緒に行きたくてたまりません。
じゃあ、ゆっくり走ろうか、と、久しぶりに2頭引きで走りました。
ピア、張り切ってどんどん走ります。
ウィンディの方がよそ見をしたりグータラ 嫌そう。
でもUターンして帰り道になると ウィンディは俄然張り切ってタタタタ走り そのスピードにピアはついていけません。
自転車で走りながらiphoneで撮っってみた!
走りながら片手で撮ってる割には なかなかよい。
iphoneに変えてはや3週間、まだまだ慣れませんが siriとか、面白い。
朝起きて 「今日の予定は?」と聞くと
「O時からOOです。」と教えてくれる。
「ありがとう。」と言うと
「どういたしまして。 喜んでいただくのが私の務めです。」なんて言うんだよ~。
この間 「人生とは?」って聞いたら
「人に親切にすること、
食べ過ぎないこと、
適度に運動すること、
信条や国家を問わず あらゆる人々と平和に仲良く暮らせるように努力することです。」
と、こんこんと諭されてしまった。
もっとも、毎回答えは違っていて、「ニーチェなら答えられます。」なんて言うことも。
これもナナちゃんのお姉さんに撮ってもらった写真です。
ピアは14日に2回目の抗がん剤をしたので、25日に血液検査に行ってきました。
前回 抗がん剤投与後9日目で3600だった白血球(基準値6000~17000)
14日の2回目投与の時は5900に回復していて、
今回25日は11日目で5500、底値ではなかったのでしょうが、まずまずです。
ピロキシカムを5日ほど止めていたのもよかったのか、便の調子も悪くない。
でもちょっと体重が落ちました。
7,5キロ。
前回8キロです。
下痢をしないようにと食事を控えめにしたせいかもしれません。
ただ、今日(28日) オシッコをちょっと漏らすようになりました。
ピロキシカムを止めたので炎症が出ているのかも、と思い 再開することにしました。
ナナちゃんとももかちゃんのお姉さんに ピアの写真を撮ってもらいました。
ピアのブルーアイを撮って、と頼んだら こんなきれいな写真が。
ピアもウィンディもバイアイですが ピアのブルーアイはウィンディより濃くて綺麗な色です。
ピアは14日に2回目の抗がん剤を投与しました。
前回同様、直後は全然平気な様子です。
でも白血球が減る1週間から10日目ごろが問題。
ひょっとしたら前回よりももっと減るかもしれません。
腸壁もやられるので 下痢や血便をするかもしれません。
その頃は ダブルパンチにならないように ピロキシカムを止めることにしています。
でも3日後のこの日は元気いっぱい、いつもと変わりなく遊んでいました。
ナナちゃんのお姉さんにそのままカメラを預けていたら ウィンディの写真も撮ってくれていました。
テーブルの下から覗く いかにもウィンディらしい写真。
デュークの面白写真も。
それにしてもたった一年でこの腕をものにしたというから すごい。
しかも いくらカメラ環境がいいとはいえ(カメラ店勤務)、独学だそうです。
思い出したようにカメラをひっぱり出してるようではだめですね。
今度モデル犬になってね~と頼まれたので、ラッキー
撮影会に連れて行ってもらお♪
ピアがなんだか臭うので、シャンプーしました。
考えてみれば避妊手術の前に洗ったのだから、1月半です。
その間 山ほど薬を飲んだしな~。
えべっさで乾かしている途中で 情けない顔をしてるけど、終わった後はサラサラつやつやになりました。
あんまりひどい写真だから ヒナタロウの母さんに撮ってもらった素敵な写真も。
そっくりで、どっちがどっちか判りにくいでしょ。
ピアは一度吐いたきりで その後はおなかを下すでなく 食欲も旺盛。
元気もあるし 今のところは変わりなく ご機嫌さんですごしています。
でもやっぱり残尿感はあるようで、長いことしゃがんでいます。
病気が判ってから ピアは非ステロイド系COX阻害薬(抗炎鎮痛剤)のピロキシカムを 24時間ごとに服用しています。
化学療法としては この薬単用で行くのと 抗がん剤を併用する2つの方法があります。
抗がん剤には、やはり抵抗があります。
今、元気にしている子に抗がん剤を使って 免疫力を落とし、却って苦しめてしまうのではないか、
でも 使えば平均余命は100日は伸びるといいます。
伸びた100日が苦しいものであればしたくはない、
でも元気な100日が伸びるのであれば…
仮に100日延びたとしても、行きつく先は、結局は同じなのですが。
どうなんだろう、何がピアにとって一番幸せなんだろう・・・
最初はピロキシカムの単用でやっていくつもりでした。
いろんなサイトを教えてもらったり 免疫力を高める方法を模索したり。
ドライフードをやめて手作りおじやにして、いただいたものをいろいろ混ぜてやり。
頭が痛くなるほど考えた末、結局 正解はだれにも分からない、と思い切りを付けて
抗がん剤の治療をすることに決めました。
犬は人と比べて抗がん剤の副作用は軽い、と聞いたのも 決心の決め手の一つです。
ミトキサントロンという抗がん剤は コリー シェルティに多いMDR1遺伝子欠損体質(イベルメクチンなどの薬剤で重篤な副作用が出る)には危険ということで、
血液検査でそれも調べてみたのですが ピアは正常、ということでした。
(異常があるのはコリーで70%、オーシー30%、シェルティは20%とか)
3週間ごとに4回が1クールです。
で、18日に初めての投与となりました。
お昼前に預け、血液検査の結果も異常なしということで 微量点滴で入れた後、輸液点滴でいわば洗い流す作業に3,4時間。
夕方5時に迎えに行きました。
ピアは何事もなかったように元気。
早く家に帰りたいピア。
抗がん剤が出ているので 素手でおしっこに触れないように、とのことだったのに
(考えてみれば点滴でいっぱい水分を入れたのだから) さっきさせたと思ったのに もう我慢できなくて
部屋中でやってしまいました。
やむなくまたおむつの出番です。
晩御飯はふだん通り食べ 夜中に一度吐きましたが そのあとは変わりなし。
胃腸に影響が出るのは2,3日後、
白血球に影響が出るのは1週間後くらいからとのことです。
膀胱の癌というのは 犬のがんのうち、わずか1%だそうです。
が、膀胱の移行上皮癌は見つかった時、30%はすでに転移しているとか。
外科手術をすると、あっという間にがん細胞をまき散らすことになり、放射線で癌の部分だけを叩くことも至難の業のようです。
癌が増殖して腎臓から下りてきている尿管を塞ぐ、あるいは尿道を塞ぐことになって 一日尿が出ないと、命に係わるのだそうです。
まるで、なったら最後、というような癌です。
膀胱炎一つ、したことのない子なのに。
あさ、目覚めて夢うつつの中
「ああ、夢だったんだ、よかった。」と思い
だんだんはっきり目が覚めて いや、夢じゃない、現実なんだと思い知るつらさ。
ピアはいろんな検査を、何度も何度もして
はっきりしたのは 水腎症、そしてその原因は膀胱の移行上皮癌。
手術もできず(遠隔転移をおこす可能性が高く 部分切除のみの生存中央値3~6か月)
放射線治療もできず(腫瘍部分だけを叩くことは不可能)
唯一 化学療法だけ。
それも完治は望めないという。
非ステロイド系COX阻害薬のピロキシカム単用で 生存中央値180日
抗がん剤ミトキサントロンとピロキシカムの併用で 生存中央値290日。
今、ここで、こんなに元気なのに。
ピアに何がしてやれるのか、
何がこの子にとって一番幸せなのか。
結果が出て、何日も向き合うことができませんでした。
でも、やっと頑張ろう、という気持ちになってきました。
ピアと一緒に頑張ります。
ぴちぴちチューブドレスは すぐ汚れてしまうので、
やむなくエリザベスカラーになりました。
(これならお尻が洗える)
だけどこれがまたカツンコツンと、いろんなものに当たるのです。
そのたびに「キャン!」 ハウスに入るのも一苦労です。
いじけているピア。
徳島のショーへ行って kencherryさんに相談したら
「100均の腹巻がいいよ。」
ということで 早速買いに行ってきました。
傷も回復してきたのでしょう。
表情が だいぶ明るくなりました。
もう2週間くらい前から ピアはおなかの調子が悪くて
良くなったり悪くなったりを繰り返し
あげくに血便になったりしたので 8日(土曜日)に病院へ連れて行きました。
実はその前にも 残尿感があるようでいつまでもしゃがんでいるので
膀胱炎か、ストルバイトか、と思って検査したのですが エコーでも血液検査でも異常は見つからず 様子見、ということだったのです。
今回、別の先生が念のためにと再度エコーをかけてくれ、
胃や腸に異常はなかったものの 膀胱の両側に影が映っているというのです。
この位置で考えられるのは子宮だということで なるべく早くとってしまいましょうということになり
急遽 月曜日の手術になりました。
11時過ぎに連れて行き、ピアを預けて 5時に迎えに行きました。
先生の話では やはり子宮に異常があったと見せてもらいましたが なんだかウインナソーセージのようにぷっくり膨らんでいました。
それでも癌や膿腫ではなく『子宮水腫』という診断で、ほっとしました。
変な服を着せられたピアは もう麻酔からは醒めている、ということでしたが なんとなくうつろ。
家に帰っても 気持が悪いのか2,3度黄色いものを吐いたり 身の置き所がないようにうろうろしたり。
リオの避妊手術の時は とても心配したのに 迎えに行ってみるとえらく元気に吠えていたりしたのに
ピアは 食事も食べずしょんぼりしています。
やっぱり異常があった分、大変だったのかな。
それでも夜遅くになるとだいぶ元気が出てきて いつものように私の布団の上で寝ていました。
次の朝はずいぶん元気が出てきて 庭を歩き回っています。
包帯代わりのぴったりした服を着ていると、こんなに細かったんだね~、というくらい細い、
毛がなければイタグレみたいかもしれません。
抜糸は2週間後です。
それまでこの変な服を着ていなければなりません。
しばらくシャンプーできないからと 手術の前に洗って ぴかぴかサラサラになってたのに、残念。
何はともあれ 手術で悪いところはとってもらったのだから
きっとこれからも元気でいてくれるよね。
ピアがいない間、ウィンディは調子が出ないのか、静かだったよ。
ピア、大変だったけど、頑張ったね。
モデルになってもらおうと連れてきたけど 本犬たちは遊びに来たのよね。
人影もないので 芝生でリードを放してあげました。
バトルの始まり。
なんだかんだ言っても、仲良しです。
ウィンディが狙っているのは、ピア。
ピア、いっぱい遊んで満足です。