愛をさがす毎日

ADHD・アスペルガー・離人症・うつ病な私の自己満足ブログ

おとぼけギャグマシーンなんかじゃないデスからっ!!

2007-02-09 11:49:54 | 学校
 私も認知の弱さで、いつも苦労してます。
 
 例えば…銀行のATMなんかの前でも、未だに慣れない操作をする時にはドキドキしてしまいます。
 黒柳徹子さんが、ATMで1億円(10000を押した上で更に“万・円”と押してしまったらしい…)を引き出そうとしてしまった笑い話でさえ私にとっては他人事じゃないです。
 
「あっダメ!わかんない~」ってなったとたん思考停止状態に入り、その状態で“ガー!”って無理をすると、頭の中の非常ランプが点滅して「危険領域」に突入するので、仕方なく「またの機会を御利用ください」モードで一旦おうちに帰る事にしてます。
 
 発達障害に関する先日の講演で「処理能力の遅いパソコンと同じ」って言ってた石川先生のお話が身に詰まされます…。また「つかみは悪いけど、覚えは良い!」っておっしゃった方もいるそうですが…それってやっぱり「PDD(高機能広汎性発達障害)」の普遍的な特長なんだな~って思いました。
 
 そういった「処理能力」にハンデがあるが故に、どうしても集団生活の中では
 「針のムシロ」状態に置かれてしまいます。
 特に思春期なんかは、そういった自分のハンデを如何にカムフラージュするかで頭は一杯で、勉強どころじゃないようです。
 
 うちの次男も今まで必死に頑張ってきました。
 でも、どうやら限界のようです…。
 調子がいいから、最初笑いでごまかしていているうち、「ボケきゃら」が定着してしまい、「いじり」に発展していき、それが習慣化してしまって「おとぼけギャグマシーン」として扱われてしまったのだと思います。
 
 はぁ~
 
 ガッツ石松さんとか、ジミー大西(今や画伯…尊敬してます)さんとか、キャイ~ンのウドちゃんとか、よゐこの浜口くんとか、「いじられキャラ」を築き上げてきた人たちだって…たとえ「いじられキャラ」を商品利用していたとしても…「それはそれ、これはこれ!」として…どんな人でも
 決して!絶対に侵してはならない、確固たる「人格」は、あるんだ!
 という事を忘れてはいけないと思う…。
 
 “人の心”も、つい“モノ”のように扱ってしまう風潮って、どこか世の中に染み付いちゃってるような気がします。。。
  
コメント
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