寺田本家24代目のブログ

寺田本家の24代目当主の発酵日記。
心を込めた自然酒造りや発酵の里へをめざす町おこしへの取り組みをご紹介しています。

田植え

2009-04-30 21:26:39 | 酒造り

今日は寺田本家の田んぼも田植えが始まりました。

早場米のこのあたりはウチが殆ど最後のほう。
みんなGW前には田植えを終わらせちゃいます。

そんな中、ようやくウチの田植えは始まりました。
こうざき自然塾の鈴木さんが田植え機を貸してくれて、手取り足取り教えてくれました。いつも本当に鈴木さんにはお世話になっています。

今日植えたのは、コシヒカリと亀の尾。

(亀の尾の苗)


他に在来種の赤ひばりと神国を植える予定です。

今年は草取りにチェーン除草を取り入れてみようかと思っています。
うまくいったら嬉しいなあ。

5月16日に寺田本家の田んぼの田植えイベントも予定しています。

興味ある方、こちらの発酵の里ブログまで
http://blog.goo.ne.jp/hakkounosato

野良仕事

2009-04-30 07:03:54 | 出店予定・イベント
昨日、発酵の里神崎町ではアルケアルケのレンゲ祭り。JRさんのお話では1300人の方がいらしたそうです。
うちでは、冷たくひやした甘酒をふるまいました。

夕方くらいに終わって、それから久しぶりにおうちの庭で畑仕事。

鍬でサクサク耕して、畝を立ててトウモロコシの種をまきました。
お庭の畑には、サニーレタス・さやいんげん・カリフラワー・二十日大根・ルッコラなどなどがすくすくと育っています。

下の娘もお手伝い。
石ころや雑草の根っこを口に入れて、大喜びでした。

エコビレッジ国際会議

2009-04-27 06:55:58 | 発酵の里
昨日、渋谷の国連大学で行われた、エコビレッジ国際会議に話を聞きに行きました。

昔から興味のあったフィンドホーンのことや、世界で広がる地域通貨や本来の経済にたいする地域の経済の活性など、おもしろいお話が盛りだくさん。

神崎町も発酵の里として盛り上げていくのに、エコビレッジの思想を取り入れていければと考えています。

エコビレッジには3つのタイプがあって、
1、スコットランドのフィンドホーン、イタリアのダマンフールなどにスピリチュアリティーを基盤とするコミュニティー。
2、アメリカのアースヘイブン、オーストラリアのクルスタルウオーターなどのパーマカルチャーを基盤としたコミュニティー
3、ヨーロッパに見られるシュタイナーの思想をベースにしたコミュニティー

それぞれがきっちり分類されているものではなく、いろんなことをおおらかに受け入れる多様性を保っているコミュニティが、長続きしているということでした。

日本でのエコビレッジの動きも活発で、各地にエコビレッジが始まっているそうです。

日本の伝統的なマクロビオティックやカタカムナとそこにシュタイナーやパーマカルチャーの考えを組み合わせたコミュニティーができたら面白いんじゃないかなと思いました。

あとトランジションジャパンという活動をされている方がお話しました。
新しい場所を立ち上げるのでなく、すでに住んでいる人たちを巻き込んで、エコな街にしていこうという動きがあるそうで、なんだかとてもおもしろそうでした。

町を盛り上げていくのにヒントがたくさんありそうです。


アースデイ東京2009

2009-04-19 22:50:14 | 出店予定・イベント
昨日、今日とアースデイ東京2009に出展してきました。

二日とも天気がよく、本当の大勢の方が来場されていました。
発表では去年の来場者数は12万人。今年は、それをうわっいそうな気がします。

寺田本家のブースにもたくさんの方が来場下さいまして、大勢のかたとお話ができてよかったです。



発酵の里こうざきでも一ブースを頂いて、町役場の人も応援にきてくださり、神崎町をアピールするいい機会になりました。

なによりも、アースデイ東京の熱気を役場の人にみてもらって、それだけでも良かったかなと思っています。

またこれをきっかけに、町おこしを活発に進めていきたいと思っています。

楽しい二日間でした。

アースデイ東京2009

2009-04-15 16:33:59 | 出店予定・イベント
今週末はアースデイ東京です。

代々木公園のNHK前ケヤキ並木で寺田本家は出展します。

お酒はいろいろ持っていきます。

18日(土)14:30~15:00頃には種まき大作戦エリアの竹製ビニールハウスステージでトージバ神澤さんと僕の醗酵トークも繰り広げられます。

ぜひ皆さん、週末は代々木公園にいらしてください。

AKOちゃんがやってきた

2009-04-13 22:11:23 | Weblog
寺田本家にAKOちゃんがやってきました。

AKOちゃんは日本中を旅しながら紙芝居をして愛と平和を訴えている稀有な人です。

今回は六ヶ所村の苫米地さんの田んぼにお手伝いに向かう旅の途中で寺田本家にやってきてくれました。

酒仕込みが終わった蔵のお掃除のお手伝いや、醤油仕込みのお手伝い(写真)などなど、いろんなことをお手伝いしてもらいました。

それから、AKOちゃんは素敵な言葉をたくさん教えてくれました。

アヒムサー = 非暴力

みんなちがってみんないい = 金子みすずさんの言葉

怒りは自己チュー = マザーテレサの言葉

正しいでは争いがおこる。正しいを分解して一つ止めるにすると新しい世界が見えてくる。

身土不二 = すべてこの地球に生きる者の掟。

回向 = 愛の循環 私も皆も幸せでありますようにという願い


AKOちゃんの年収は3万円だそうです。それ以上は必要ないので、もらってもどこかに寄付していると言ってました。
そんな生活を16年続けているといってました。

溜息がでるほど素敵なAKOちゃんはいま青森めざして北上中です。
見かけた方、愛と幸せの伝道師に声をかけてあげてください。
あなたにも幸せが訪れますよ。


都会にまぎれる

2009-04-07 09:17:37 | 酒造り
先週、飯田橋のフードフェスに出展して、久しぶりに長めに東京に滞在しました。

出展して次の日、子どもを連れて渋谷を歩きました。普段あまりなれないような人ゴミの中を歩くと、心地よいような、よるべないような不思議な感じがありました。

人そのものが風景になっていて、自分もその一部であるという感覚。

まだ学生の頃、よくお金を貯めては東南アジアへ旅に出ました。
ある時、バンコクのカオサンストリートで、適当な話し相手も見つからず、セブンイレブンでビールを買い、屋台でサテーをたのんで、道端でひとりで酔っ払っていました。
その時、自分がバックパッカーとしてひとつの風景になったような感じがして、夕焼けに包まれるカオサンと急に仲良くなれたような気がしました。

あれからずいぶん経って、田舎で暮らすようになったけど、都会に包まれる心地よさはたまにはいいもんだなと思います。

東京では桜が満開。行き交う人が桜を見上げていました。愛でる人がいて桜はよりきれいになり風景に溶けていくのかも知れませんね。