自然放冷

もうすぐ今年もおわりですね。

蔵では毎日仕込みが続いています。

昨日は留仕込み。
三段仕込みの最後の段階で、550キロの蒸し米が仕込まれました。

ウチでは放冷機という機械を使わないので、全て「サナ」とよばれる大きな簀の様なものの上に、アツアツの蒸し米を拡げて冷まします。

サナも何枚も並べないといけないので、蔵中のスペースがサナ置き場になります。

ずらっと並ぶ蒸し米がモクモクと湯気を上げる様は壮観ですよ。

元ヤオハン会長のお話し

先日、千葉で元ヤオハン会長の和田一夫さんのお話しを聞いてきました。

成功した時に失敗の芽が生まれる、というお話しで、時折涙を滲ませながらの語りは、心を打たれるものがありました。

絶頂での倒産など大きな困難を幾度も乗り越えてこられて、気づいたのが
「無一物中無尽蔵」
という境地だそうです。

お義父さんに聞くと、もともとは仏教の言葉だそうです。
ぼくの解釈では、全てを失って空っぽになったとしても、それでもなお感謝することに溢れている、という意味かなと感じました。

貴重な言葉をいただいて、もっともっといろんなことを学ばなければならないなと感じた一日でした。

モト卸し

うまく酵母が力強く育って酒母が醪へと、巣だっていくとこです。

酒母屋さんには嬉しい瞬間でもあります。

もうすぐ

もうすぐクリスマスですね。
プレゼントは考えましたか？

世間は不況なんてニュースが大量生産されているけど、こんなときこそ明るく楽みましょう。

サンタさんがあげた最高のプレゼントって知ってますか？

それはトナカイさんに贈った優しさです。

真っ赤なお鼻がコンプレックスだったトナカイさんに
「そのお鼻がお役に立つんだよ」
と言ってあげたことで、トナカイさんはイキイキと喜んで夜空を駆け回りました。

真っ赤なお鼻は誰しもが持っているものですよね。
そのお鼻を美化してあげると、素敵な現象が起こります。


なんかいいプレゼント思いつきましたか？

大豆の収穫祭

先日の日曜日、発酵の里神崎町にある畑で、「1000人の種まき大作戦」で蒔いた大豆の収穫祭がありました。

収量はちょっと少ないようだったけど、皆で気持ち良く労働して、餅つきしてお酒のんでたのしい一日でした。

しぼったまんま

今週から、今年の新酒「しぼったまんま」の蔵出しが始まりました。

原料米は寺田本家の自家田で栽培された在来種赤ひばり。

約２ヶ月の発酵期間を経て、先週末に搾られたばかりです。

今の時期にしか味わえない期間限定のお酒です。お楽しみください。