寺田本家24代目のブログ

寺田本家の24代目当主の発酵日記。
心を込めた自然酒造りや発酵の里へをめざす町おこしへの取り組みをご紹介しています。

佐原の自然食レストラン遊季

2007-09-30 20:25:52 | 酒造り
週末は雨ですね。

昨日、佐原に新しくできた自然食レストラン遊季に行ってきました。
もちろんウチのカミサンはお留守番。バアバたちといってきました。

8月頃に新しくできたところで、小野川沿いの竹細工屋さん植田屋さんの一角にあります。

土曜日だけの営業だけど、どれも心のこもった料理ばかりで美味しかったです。

早産の恐れありで絶対安静!

2007-09-29 22:22:20 | 酒造り
おとといのこと、
ウチのカミサンのお腹の子も、いよいよ八ヶ月となり、いつもの調子で、掛かり付けのベテラン助産師さんのところに、健診にいったんです。

いつものように順調ですよって、言ってもらえるかと思いきや、お腹の赤ちゃんが、八ヶ月なのに下におりてきて産道が短くなっています、とのこと。
ワォ!
即入院になるかもしれないけど、大きな病院で診てもらいなさい、といわれてしまいました。

そういえば、この夏は毎週のようにプールに行ってたし、この間はポンコツクルマで信州に一泊旅行に行っちゃったし、思い当たるふしがポロポロでてきます。

その日は、もう外来の時間が過ぎてるので、翌日来てください、と近くの町の大きな病院で言われて、これからの日々をいろいろ想像しながら一晩を過ごしました。
そして翌日、朝早くから病院に行って診てもらうと、たしかに産道が開いてきているけど、あわてて入院する必要はありませんと、言ってもらいました。

入院したほうが安静にできて、お腹の赤ちゃんには良いのかも知れないけど、上の娘もまだ二才になったばかりだし、おウチにいてくれるだけで助かります。

こうしてウチのカミサンの安静生活が始まりました。

お腹の赤ちゃんは今1140グラム。
11月下旬までお腹のなかでスクスク育って下さいと願うばかりです。



仕込み水

2007-09-28 06:25:27 | 酒造り
今日は曇り時々雨。

電子水のタンクの掃除をしました。

ウチの仕込み水は、蔵の中にある井戸から湧いてきます。

ウチの蔵は、神崎神社を頂く小高い森のふもとにあって、そのおかげで涸れることのない、美味しいお水がコンコンと湧いてきます。
その水をウチの蔵では電子水にします。

備長炭のたっぷり入ったタンクの中に水を貯めて、しばらく電子をチャージします。

すると水の分子に還元作用がおこって、分子構造が小さくなるそうです。

すると体に入った時に吸収されやすい形になり、酔いが次の日まで残らず、二日酔いのしないお酒になります。
稲妻って言葉があるけど、なんで稲の妻って書くか知ってますか?
一説によると、稲妻が田んぼに落ちるとその田んぼにの稲が美味しくなるそうです。で稲にとってありがたいから稲の妻で稲妻。

これはきっと自然現象による電子のチャージなんだろうと思います。

昔の人の観察眼にはホントに感心しますね。


玄米酒むすひの上槽

2007-09-26 14:50:11 | 酒造り
今日は気持ち良い青空。

朝から玄米酒むすひの上槽をしてます。

上槽とは「じょうそう」と読み、お酒を搾る工程のことです。。
できあがったお酒の醪を、酒袋と呼ばれる、細長い枕くらいの大きさの袋に入れて、槽(ふね)と呼ばれる箱の中に、次々と重ねていきます。
そうすると、袋の布目の間から液体のお酒は搾り出され、中には固体の酒粕が残ります。約3日掛けて、ゆっくりと液体と固体のを分離していきます。

槽の下には酒が流れ出る出口があいていて、そこから飲む生まれたてのお酒は、すごいウマイです。

見学に来て下さって、運がよければ、味見してもらえるかも知れません。

奈良漬け小屋

2007-09-25 21:17:49 | 酒造り
昨日は深夜0:30過ぎに無事にウチに帰りつきました。

そんで今日からまたお仕事。

もうすぐ10月、いよいよ酒造りの時期が始まります。
で、今日から蔵内の大掃除。
いろんなものを洗い場でゴシゴシ洗って、お日さまに当てて浄めます。

夏から採ってる奈良漬け用のウリも、まとめて塩漬けして、奈良漬け小屋に置いておきます。

それで一月後に塩抜きしてまた一月後に本漬けします。

無農薬でウリをいっぱい作るのはなかなか難しくて、今年もたくさん奈良漬けは出来なさそうだけど、少ないぶんだけ美味しいのを作りたいです。

信州にて人の温かみに触れる旅

2007-09-25 06:22:33 | 酒造り
昨日、七草農場を後ににし、伊那の国道を気持ち良く走ってたら、車の様子がなんか変。
見たことない警告灯がついてて、水温計がMAXまで振り切ってました。

あわてて道沿いのガソリンスタンドで見てもらうと、ラジエーターが穴があいてて、オーバーヒート寸前!

するとスタンドのオジサンが「今日は私の車でホテルまで送ってあげるから、明日エンジンが冷めてから修理しましょう」
と有り難いことを言ってくれました。

遠く離れた旅先の地でトラブルに遭遇した、心許ない身としては、ホントにありがたい申し出でした。

翌日の今日、ラジエーターに補修剤を入れて、まあきっと大丈夫でしょうってことで、当初の予定どおり、安曇野の穂高養生園と、八ヶ岳のごぱんに向かうことができたのでした。

写真はごぱんでのディナーです。


2007/09/23

2007-09-23 21:59:36 | 酒造り
今日は連休を利用して、伊那の七草農場を訪ねてきました。

アースデイマーケットでもお馴染みの七草農場は、伊那の山間にある赤い屋根の築100年の古民家に住んでました。

庭には犬のマメタロウとニワトリが7羽。

僕たちが到着すると、1才の一心(いっしん)が縁側で腹這いで出迎えてくれました。

ちょっと訪れるつもりがすっかり夜ご飯までいただいて(まあまあ確信犯)、のんびりと過ごしちゃいました。
カッコいい暮らしをしている三人をこれからいろいろ応援してあげたいな、と思いながら伊那を後にしました。
皆さん伊那の育まれた美味しい野菜はいかがですか?
七草農場はいいですよ!

天然生活11月号

2007-09-19 15:04:15 | 酒造り
今日、編集部さんから最新の「天然生活11月号」が届きました。

なんと、ウチの聡美先生が、
「毎日の家しごと。あのひとの決まりごと」
という特集にでています。

ウチの家族やら聡美先生のお料理やら、4ページにわたって出演しています。

見てね。
発売日はもうすぐです。

焚き火は男を哲学者にする

2007-09-17 12:42:09 | 酒造り
なんて昔どっかで読んだような気がします。

昨日庭の掃除をしながら焚き火したのですが、焚き火を見てると、そこから動けなくなって、じっと見入ってしまいました。

庭の一部を耕して、冬野菜の種を蒔こうかとか考えてけど、火に夢中になってるまに、とっぷりと日が暮れてしまいました。

ちなみに、釜の中では栗を煮てました。

これから趣味は焚き火って言うことにします。


発酵道

2007-09-16 14:28:40 | 酒造り
今日は久々に丸一日予定がなんにも無くって、休日を満喫してます。

休日と言えば読書。

8月にウチの社長がだした「発酵道」をパラパラめくってみました。

先日、若い男の子が二人で蔵を訪ねて来ました。
聞くと、東京農大の醸造科の一年生で、「発酵道」を読んで感激し、アポ無しで蔵を訪ねてくれたとのことでした。

素直な感じのいい若者で、ウチで早速働いてほしいくらい。

でもまぁ、そうは行かないので、冬になったら体験に来て、と約束しました。

社長が本を出したことで、思ってもないご縁がつながって来ています。

表参道で

2007-09-15 22:20:57 | 酒造り
今日は友人の結婚式に出席するために、東京の表参道までやってきました。

ミユも素敵なドレスをに身を包んで、一緒に出席。
お姫様に変身して皆に可愛がられてました。
終わって時間があったのでカミサンとミユはNHKスタジオパークに遊びに行き、僕は渋谷の街をぶらぶらお散歩。

学生時代は、よくあてもなく街をさまよい歩いて、写真を撮ったりしてました。

お金も無くって、どうしようもない毎日だったけど、あの日々はぜいたくでした。