七草農場Blog

中央アルプスの麓で、夫婦2人有機農業に奮闘中!

救世主!

2017年02月20日 | Weblog
1本だけオーナーをしているりんごの木を剪定しようと、地区のりんご園へ。
もう雪はほぼないのだけれど、端っこの道は雪がまだ残っていて、四駆で
下りて行ったのけれど・・・

うちのりんごの前でいきなり軽トラがどんっ、と落ちた!

「えー?はまった?」と見てみると道に穴があいて、軽トラの前輪が落ちて
いる・・・。わだちがへこんでできたらしいけど雪が隠して落とし穴みたいに
なっていた。

近所からスコップを借りてきて色々やってみるけれど動かない。

夫「剪定やってて、トラクター持って来る」

仕方ないのでこどもたちは日なたで遊んで私が剪定。と、ドドドドと音が近づいてきた。

「父ちゃん早っ!もう来た」と長男。

りんご園から我が家は歩けば結構な距離なのに早いね、と見ると歩く夫の後ろに
フロントローダーが走っている。

「あれ、だれ?」と子どもたち。

誰だ?と私も見るけど見た事のない人。

「向かいのきのこのおじさんに会ったから頼んだ」とやってきた夫。
向かいできのこの菌床を作っているというおじさんが救世主!

すみません、ありがとうございます、助かります、と言っていたら

「こんなのはお互い様だで」

とロープでくくり、あっという間に引き上げてくれました。

「おー!」と喜ぶ子どもたちにおじさん「バーイ」と手を振ってまた
ドドドと帰って行ってしまいました。
さらっと助けてバーイ、って格好良すぎ!!

夫は軽トラの救出に手間取って、剪定はほぼやらずじまいでしたが、
何かこういう時にはいつも救世主に出会う夫の運の強さにも・・・バンザイ!


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味噌仕込み、してきました!

2017年02月09日 | Weblog
伊那の通り町一丁目の商店街の企画、「知恵と技を商店街がつなぐ1ヶ月」。

素敵なフラッグや看板。





先日その講座の1コマ、味噌作りの講師をしてきました!
講座をやる場所ではこんな素敵な目印が。



こじんまりやると思っていたけれどいざ蓋をあけてみたら子どもも合わせて
20人くらい集まって、賑やかな会になりました。

朝、三男坊を連れて会場に着くと、前日から水に浸けていた大豆にもう火が
点けられて煮始めたところ。商店街の店の合間にある空間で湯気が上がる。



あったかい、そしてけむい・・・。
でも商店街で火のある風景はいいなあー。

そして!!ゆだった大豆をなんとアーケードの下で潰すことに。
お店の前に置いてある台に、私が持って来たミンチャーを設置すると、もう
ここでやってくださいよ、と言わんばかりにサイズがぴったり!!
うまくできています。

アーケードでまわるミンチャー。この景色最高!



道ゆく人も「え、何やってるんですか?」
とか
「ちょっと見学して行っていいですか?」
って、まさにこれがきっとこの企画のやりたかったこと。

こどもも大人もみんな順番にミンチャーを回します。
このミンチャー、昔はどこも地域で寄り合って味噌を仕込んでいたけれど、
すっかりそんな行事もすたれてしまい、使い手のいなくなったミンチャーや大鍋
を我が家が譲り受けたもの。昔も今も、これからも、こうして手から手へつなげて
いきたい。



ゆであがった大豆の煮汁が甘くて美味しい、とみんな興奮の面持ちで
飲みました。



それにも増して美味しかったのはゆであがった大豆。ついつい手がのびていました。

ミンチャーで全部つぶしてからお昼に。大豆が熱すぎると麹菌が死んでしまうのでちょうど
いいタイミング。
お昼はみんなでいなまち商店街へ。
機会がなくて全然知らなかったお店でランチ。こんな店があったんだ!とオドロキ。
この日行ったお店は前日に漬物講座の先生だった方のお店。3日前まで存在も知らなかった
お店に2日連続来ている私と三男坊。昨日パフェを食べたのに味をしめ、
「今日も同じのが食べたい」と息子。
「ぶーっ、だめー」と母。
言ってみるだけ言ってみたけどだめだったか・・・という顔の息子。
2人でカツカレーを食べました!

おなかも満足、さて味噌仕込み。塩切りした麹と大豆をよく混ぜて、それぞれの
容器に仕込みます。本当は大きな樽でどーんと仕込んでみんなで分けるのが
いいと思うけれど、こうして分けてそれぞれの家庭で管理をして、味の違いを
見るのも楽しみです。
しかし「家が全部あったかくて涼しい所が外しかない」という方が何人かいたのには
びっくり。だって、我が家は寒い所ばっかりであったかい場所がほぼないのです。
うらやましい・・・しかし味噌作りには我が家の方がいいのか?も?

最後はうちの味噌を使った味噌汁を飲んでもらいました。
うちは3年目で開けるのでこの日の味噌汁の味噌は2014年に仕込んだもの。

「だしが入っていないの!?」とみんなに驚かれました。
大豆のたんぱく質が年月と共に菌に分解されてアミノ酸に変わって、それがうま味に
なるんですね。

こうしてみんなの前でいざ教える、となると、もう1度改めて味噌のことを勉強
し直したり、プリントを作ったり。そうしてやっぱり感じたのは、菌って本当に
大切なんだなあ、ということ。消費の世界では除菌除菌というけれど、腐敗も発酵も
大きく見ればどちらも必要で、その時必要な菌が働いてくれる。そこはもう味噌なら
最初の麹菌はスタートでその後に出来上がるためにどれだけの菌が働いているのか
もうそこは私も分からない世界。でもそういう目には見えない力が働いて作用して、
こうして味噌が出来上がるんだなと思いました。

そして今日のように色んな人が集まって世界が広がっていく、何か作り上げたり
そこからまた新しい関係が始まったり。これも一種の発酵だ!と思いました。

「1年経ったら味噌開きしてみんなで味見したい」

「商店街でみんなで仕込みたい」

「商店街の料理屋さんで使うっていうのは?」

なんて声も。

商店街と農の暮らしが繋がった1日。
最後は大雪が降り始め、「ハウス、大丈夫か?」と内心少々焦りましたが、
本当にいい1日になりました。

美味しい味噌ができますように。

いなまち商店街ではまだまだ面白い講座が目白押しですよ!





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新年

2017年02月02日 | Weblog
この間の旧暦の新年に、日の出を見に行った。
朝、「日の出日の出」と騒ぐ私につられて夫と次男も一緒に来た。
慌てて家の外に飛び出して、よく見える場所へと車を走らせる。

寒い空気、山が遮って日の出の時刻になっても太陽は見えず、もう少しもう少し
と待っていたら近所のおじさんが犬を軽トラの荷台にのせて通り過ぎる。
車の窓が開いて

「何やってんだ?」

「えーと、今日旧暦の新年なので、日の出を見に来たんです」

というと「そうかー」と大笑いされた。

変わった家族だと思われてるんだろうなー。

寒い寒いと待っていたら夫が車のラジオで「米米CLUBが流れてる」
と音響を大に。

「うるさい!新年に米米CLUBはいらん!」と私。

そんなこんなしていたら後から起きてきた長男がサッカーボールを蹴りながら
登場。窓から私たちが見えたらしい。

「何やってんの?」

そうだよね、何やってんの、って思うかもね。

でも次男坊としっかり日の出をお参りして帰宅。そうしたら残された三男坊が
家の玄関で激泣きしていた、というオチ。

後日、近所のパン屋さんに「この間、朝何やってたんですか?」

と聞かれた。一家で近所の道端をウロウロしていたのを見られていたらしい。

「あのー、旧暦の新年だから日の出を・・・」と説明すると

「へーおめでたいですね」


そうです、今年はもう少し、旧暦を意識して生きたいと思っています。

明日は節分、もうすぐ立春だね!
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味噌仕込みしませんか?

2017年01月27日 | Weblog
朝マルシェでお世話になっているチプカさんから電話がかかってきて
醤油の話や味噌の話をしていたと思ったら、「味噌って教えてもらえますか?」
となり、何やら流れで、恐れ多くも一応私が味噌仕込みの講師?ということで
いなまち商店街で2月5日に味噌仕込みをすることになりました。

そして打合せに先日行ってきたのですが・・・。

単発で味噌を仕込むイベントをするのだとばかり思っていたら、なんと!

「知恵と技を商店街がつなぐ1ヶ月」という、1ヶ月16講座の壮大な企画の1つだった
のでした!!

なのにチプカさん「いや~すみません、ちゃんと言っていなくって~」
となんとも屈託のない笑顔。なのにこの企画、すごすぎ!!

またまたいなまち商店街のパワーに触れて圧倒されて帰ってきました。

いやはや、魅力的な講座が山盛り!
私もいくつか参加するつもり!お近くの方、味噌作りももちろんですが、他の講座も
ぜひどうぞご参加下さい。





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カフェたねへ

2017年01月10日 | Weblog
昨日本格的にOPENしたばかりのカフェたねに納品へ。
伊那の商店街を熱くしているワイルドツリーの中からなんと移転する、
って聞いた時はえーー!!どこに?って悲しくなったけれど、そこから
5分も歩けば着く元うどん屋さんをリノベーションする、って分かって
ほっとした。

店主の敏江さんはいっつもきらきらしてて、なんだかいつもお会いすると
魔法の金の粉をかけてもらうような、そんな感じがする。





今日もOPEN前に行ったのにきらきらの笑顔で出迎えて下さって・・・嬉
しかったなあ!そこにうちの加工品を置いて頂けるこの嬉しさよ!




だんなさんと3ヶ月かけてリノベーションした店内は、うっとりする素敵
な空間だった。



こどもたちと一緒にお茶をして、フラメンコダンサーのまさおさんにも
お会いできたし、ああ、なんていい空気と人のつながりなんだろう。
またまた伊那の街に素敵なお店が増えました。

ランチがとっても美味しいのだけれど、新しいお店は夜の7時までやって
いるそう。また行かなくちゃ!

七草農場のにんじんジュース、乾麺、玄米煎餅も取り扱って頂いております。
ぜひ行ってみて下さいね!


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あけましておめでとうございます

2017年01月05日 | Weblog
2017年年明け。13年目の七草農場です。

年末は家族みんなで手打ち蕎麦。美味しい!




そして年明けは七草農場の野菜たっぷりのおせちを食べました。

我が家、こどももおせちが大好きで三が日もたずに終わってしまう・・・。



長男「あー、毎日おせちがいいな」

ってそれ、めっちゃ飽きると思いますけど!

三が日は気が抜けてぼーーっとしていましたがそろそろ始動。

今年もどうぞよろしくお願い致します!

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仕事納めでした

2016年12月30日 | Weblog
29日に今年最後の野菜セットの出荷を終え、今日お餅の発送をすべて
終えて本日めでたく今年の仕事納め。
この数日はお餅をついてついてついてついて・・・つきまくる日々。
お餅を切る手がもう痛いー、というくらい。

でもうちのお餅で「あけましておめでとう」と今年最初のたぶん雑煮?
を食べている家族がたくさんいるんだなあーと思うと嬉しくて、夜遅くまで
頑張りました!

そしてもう餅は飽きるほどついたのに、今日は近所の友人家族と一緒に
杵と臼での餅つき。



もう餅はいらないと思っていたのに、つきたてのお餅はホカホカ美味しくて
いっぱい食べて、いっぱい飲みました。



ああ楽しかった。

そして・・12月の最初に掘り上げたにんじんが、年末にすべりこみでにんじん
ジュースになってどっさり返ってきました。





そうしたらなぜかそれを見ていたかのように「にんじんジュースある?」
とご注文をいくつも頂いて、届いた途端になぜ!?すごい!シンクロ?
おまけに家に置くのに、否が応にも大掃除。


明日はもう大みそか。
今年の正月飾りは長男作。年々上手になってきました。



今年もたくさんの方々にお世話になりました。いつも七草農場を応援して
下さって、本当にありがとうございます。

来年も、どうぞよろしくお願い致します!
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しょうゆ絞り

2016年12月10日 | Weblog

2016年度の醤油絞り。今年は伊那谷で4日間、計33家族の参加。今日は2日目であったかくて絶好の1日。それぞれが今年管理したもろみを持ち寄って、まずはもろみ見学。



もうこの時点でそれぞれの個性が溢れていて面白い。

湯でゆるめて絞り始めてしばらくするとポタポタと垂れてくる醤油。








何度見てもワクワクして胸が躍る。今年のもろみはどうかなどんな醤油になるかな、とドキドキする瞬間でもある。自分たちで育てた大豆と小麦を使って麹も作り始めて4年目。少しづつ色んな世界が見えてくる。よし!と思っても次の課題があって、終わりなき世界でもあるのだけれど、面白い。
 子どもたちは周りの野山を駆け巡り、おなかが減ると帰ってきて、何か食べてはまた走り出す。今日の子ども、総勢13名。どの子がどのうちの子??っていう感じが面白い。そして子どもは垂れている醤油をなめまくる。もうやめられない止まらない!




 お昼は持ち寄って、ふねから垂れている醤油をごはんにかけたり、醤油で汁を作ってうどんを食べたりする、この日ならではの贅沢。というか、こういうのが本当の贅沢かも。
 最後はみんなでもろみの袋をふりまくり、洗濯。このお湯で足湯をすするといいんだって!なんて話も飛び交って。
 みんなで助け合ってどんどん進み、今日は暗くなる前に終わってしまいました。どの樽もそれぞれ驚くほど違って、それぞれ美味しい醤油ができました。
 ああ、楽しかったなあー。1年に1度くらいしかお会い出来ない絞り師さんたち。いつもその姿勢から学ぶこともいっぱいで、醤油というものから本当にたくさんのものを頂いている感じ。
 今年の醤油もとっても美味しく出来て1年のストックができた。幸せな1日。また来年。
           





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冬の作業

2016年12月04日 | Weblog
晴れ続きで暖かい日が続くここ最近。
火曜日からまた寒くなるんだって、と夫。

この時期は寒くなる、寒くならない、が作業の大事な目安になる。

そんな訳で一気に漬物仕事を進めて、今年も無事に野沢菜漬けを1樽漬け終えて、
たくあんも半分以上は終わったかな?
漬物は重くて大変だけど、終わるとこれで冬を越せるな、とほっとする。
野菜が少なくなる信州の冬には大事な野菜。

いつもは作らない野沢菜の切り漬けも今年漬けてみた。浅漬けを食べてみたら
家族にも好評。もうちょっと作り足そうかな・・・。

今年は天気の加減や乾き具合で遅くなっていた黒豆の脱穀をようやく昨日今日で。
こぼれ落ちた黒豆を懸命に拾う私。
横で自作の弓矢で遊び始める子ども達。

「ちょっとちょっと、黒豆を拾って!」

と声をかけると

「はーい」

と返事はいいけど始まらず。

真田丸にはまっている男子3人。しょっちゅう

「やろうども、かかれーー!」と叫び合い、戦いごっこをしているので

「やろうども、拾えー!!」と母号令。

「おーー!!」

と叫ぶ男子。我が子ながら、単純・・・。

で、男子3人畑にこぼれ落ちた黒豆を結構な量拾ってくれました。しめしめ。

「っていうか、こんなに必死に拾う農家ってあんまりいないよね」と夫と私。

・・・とは思うけれど、大事に育てた作物、一粒でも無駄にしたくない!
まあ全部というのは到底むりだけれど、だいぶ拾って満足。
子ども達は一通り拾ったら、さっさと飽きて弓矢を飛ばしておりました。

さあこの黒豆、これから年末のお届けにこれまた必死で選別して、
セットに入れたいと思います!

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今年も初めての

2016年12月01日 | Weblog
今年もやってきました!

春に入れた鶏のひなが大きくなってつい先日初卵を産みました。
5個産むまで待って、(最初のこの時期は1日1個とか2個なので)

「今日は卵かけごはんだよー!」

初卵の意味が分からない三男坊は前からいる鶏を指さし、

「でもこっちにも卵、いっぱい産んでるよ!」

と言うので「これは初めての卵なの!」と教えても「ふーん」と納得
いかない様子。

「ひよこがねー、卵産んだよ」と兄に教えると兄には
「もうひよこじゃないんだよ」と言われ、ますます「??」の三男坊。

何はともあれ・・・卵かけごはん!TKGって言うらしい・・・。



黄身が盛り上がっていて、その上に白身が更に盛り上がっている。ハリがあって箸で混ぜても
なかなかなじまない。
普段生卵は私だけそんなに好きじゃないけれど(ちなみにネパールでは生卵を食べようとしたら
絶対にやめろと強く止められた)この時期のこの初卵だけは必ず食べる。

配合飼料であっという間に大きくされてしまう鶏と比べたら、じっくり粗食で大きくなった
鶏の卵はパワーがあるような気がする。

みんな美味しい、美味しいとごはんをかきこみました。


ところ変わって畑では。三男坊は畑で土つきの紅芯大根を食べてご満悦。
甘いんだって!




そして今日の夕飯に食べた小松菜のおひたしが美味しすぎて溜息。
ただのおひたしがこんなに美味しいという幸せ。


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