集合写真を撮りました。
大変お待たせしました。
9月9日の重陽の節句より、五人娘純米酒・香取80・90の蔵出しが始まりました。
冬の間、蔵人たちが微生物とともに唄を唄いながら丹精込めて醸し、
搾られたお酒を、春・夏と蔵の中でしっかりと熟成してからの、
いよいよの蔵出しとなります。
今年ならではの自然発酵の味わいをどうぞお楽しみ下さいませ。
「呑み切り」
冬から春に搾って、夏の間レンガ蔵のタンクの中で静かに寝かされているお酒の状態を確かめる行事、「呑み切り」が今年も行われました。
タンクの中から少量ずつ抜き出し、みんなで利き酒して、どんな熟成具合か、
またどのタンクから出荷始めるかなどを検討して行きます。
同じお酒でもタンクによって香りや渋み・酸の具合が微妙に異なります。
どれから瓶詰めしていくか意見が分かれることがあるのもまた面白いところです。
微生物と一緒に蔵人たちが醸したお酒を、時間がお酒をまろやかに仕上げてくれます。
9月9日以降の出荷をお楽しみお待ちください。
香取神宮での醸造安全祈願祭に参列してきました。
香取地区周辺の醤油屋さんや造り酒屋さんが集まって、お祓いをしていただきました。
野田からキッコーマンの方もいらしてて、キッコーマンの亀甲は香取神宮の亀甲山に由来していると教わりました。
ちょっと豆知識。
香取地区周辺の醤油屋さんや造り酒屋さんが集まって、お祓いをしていただきました。
野田からキッコーマンの方もいらしてて、キッコーマンの亀甲は香取神宮の亀甲山に由来していると教わりました。
ちょっと豆知識。
木桶を修繕していただいたご縁で作ってもらった、木の甑。
整備して来週から試し蒸しが始まります。
蒸気を当てると蔵の中に杉の香りが広がりました。
甑に米を貼っています。
蒸気が抜けて来るところに米を重ねていくことで、全体がムラなく蒸せるようになります。
「抜け掛け」と呼ばれる張り方です。
「夏子の酒」でも老杜氏が若い杜氏にバトンタッチするときに、最後のアドバイスとして
「抜け掛けだけは怠るな」
と伝えるシーンがありました。
大切な仕事です。
朝早く吟醸の酛麹を麹蓋に盛りました。
種付けされた麹菌が成長し始め、発酵熱が上がってくるタイミングで、杉の小さな箱に分けて熱の上昇を緩やかにして育てていきます。
麹蓋法と呼ばれる昔ながらの作り方です。