ひざっこぞうのがんばるブログ

スキルス胃ガンになっちゃったバツイチ母の闘病メインだけど他にもいろいろ書いちゃう日記

松坂牛カレー再び&生キャラメル

2008-06-30 | 我が家の近況報告
先日、伊勢で買ってきた松坂牛カレーの話を書きましたが
大量生産山積みお土産品のお味は、やはりいまひとつ。

そうなるとどうしても
テレビでギャル曽根ちゃんが絶賛していた本物の味が食べたくなり
私、製造元のお店のインターネット通販で購入してしまいました。

これです。


さっそくいただいてみました。
この前のに比べたら、はるかにおいしいです。
あまり辛くなくてちょっと物足りなかったけれどコッテリしているし
お肉は柔らかくトロッとしていて、う~ん満足。

でも、送料だの手数料だの
わざわざ高いお金出してまで購入するほどのものかと言えば
やっぱそうでもないかなぁ。
グルメでもない私は、他のレトルトカレーとどう違うか?と聞かれたら
さっぱり答えられませんしねぇ。
ま、話のタネに食べる分には・・・ってところですね。
とりあえず食べられたということに、満足、です。

さて、カレーを購入したその勢いで、ついでに申し込んでしまったのが
北海道花畑牧場の「生キャラメル」。

こんなの。


これもまた今話題で、入手困難だそうですね。
花畑牧場に直接申し込もうと思ったら生産が間に合わないとかで受付停止中。
別の通販サイトで「○日○時より○○個限定販売!」というのを見つけ
117を聞きながらPC前に待機。
時報と同時に申込みボタンを押して見事GETしました。

実は以前「じゃがポックル」もこの方法で買ったことがあります。
私、こういう話題のものに弱いんでございます・・・


これ、おいしいですよ~。
私は好きです。
目の前に置いといたら、たぶん何個でも食べちゃうと思います。
ただ娘ッ子は「甘すぎてダメ」と申しておりますので
やっぱりキャラメルの甘さが苦手な人は食べられないかも。
そのおかげで私は独り占めできますけど。

そして、まったく買うつもりもなかったのに予想外に入手できてしまったのが
群馬県高崎の銘菓として評判の「ラスク」。

これです。


テレビでタモリさんが絶賛しているのを聞いて
「ふ~ん、そんなのあるんだぁ」程度にしか記憶に残っていなかったのですが
その2日ほど後、両親宅へ行ったらあったんですよ。
どうしたの?と聞いたら
母がデパートへ行った際なにやら行列ができていたので
なんだかわからないけど並んで買ってきた、と。

たまにこういうわけのわからないヒットがあるから、あなどれません、うちの母親。
ちゃっかりもらってきてしまいました。

おいしかったです。
パンは柔らかめでさくさくしていて、お砂糖がたっぷりついていて私好みの味です。

話題の品3つ、立て続けにいただくことができて幸せでございます。
次はどんなおいしいものに巡り会えるのでしょう。。。

通販って、送料と手数料がバカになりません。
少しは自粛しないと、通販貧乏になってしまいそうです。

28回目の点滴

2008-06-28 | 闘病生活
今日も病院へ。
28回目の点滴を無事に受けてきました。

先週も点滴したばかりだというのに
白血球は4100。好中球が50%で2050。
なんとすばらしい数値ではないですか。
単に体調がよかっただけか、それとも宇宙人パワーか・・・

今日はI医師に アレルギー検査を受けたい とお願いをしてみました。

どうもねぇ、小麦 に反応している気がするんですよ。
それも手術後、かなり重症になりつつあるのではないかと。

子供の頃から私は 蕎麦 が食べられませんでした。
食べると頭が痛くなったりめまいがしたりするんです。

ただ、どこのお蕎麦も全部ダメというわけではなく
蕎麦粉を使った料理やお菓子なんかは大丈夫だったので
蕎麦アレルギーでないことはわかりました。
たぶん、つなぎに使っている粉 がダメなんだろうと思いましたが
他の料理ではなんでもないので
蕎麦を練るのになにか特別な粉を使うのかなと思っていました。

元々蕎麦はあまり好きではないので食べなければいい話だったし
そんなに気にしていなかったのですが
いつごろからか、天ぷらでも同じ症状が出るようになりました。

それもやはり、どこのでもダメというわけではない。
自分で天ぷら作ってもなんともないので
やはり、お店によっては独特の食感を出すために
なにか特別な粉を混ぜているのかもしれないと思い
一度そういう症状の出たお店は覚えておいて、避けるようにしていました。

そして胃全摘の手術後、今度はスパゲッティでまた同じような症状が出ました。
それもかなりひどい。
めまい・頭痛とともにグッタリと脱力してしまい
30分から1時間くらい動けなくなります。

最初は、腸の消化機能が追いついていかず体力を消耗しているのかと思っていたんです。
なので、しばらくスパゲティは避けていましたが、だいぶ食べられるようになって
そろそろ平気かなと思って外食先で娘ッ子が注文したものを一口食べてみたら
やっぱり同じでした。

これはやばいな、なんかあるな、と思っているうちに
パンやお菓子、市販のお惣菜でも同じようになることが増えてきました。

これはマズイです。
原材料を何度か確かめるうちに必ず小麦を含んでいることがわかりました。
小麦アレルギーならば蕎麦や天ぷらで症状が出るのもわかるし
ネットで調べてみたら、外科手術後に悪化することがあると書いてありました。
ばっちり当てはまるじゃないですか。

そこで今日、検査をお願いしてみた次第です。
これまでの経過を話すとI医師も「それはまずいな」と言って
さっそく検査室へ検査の依頼を出してくださいました。
うまくいけば、さっき取ったばかりの血液ですぐに検査してもらえるかもしれない、
間に合わなかったら来週の採血時に検査してもらうから、とのこと。

どっちにしろ結果がわかるのはまだ先のことになりますが
もしホントにアレルギーだったらどうしましょう。
小麦にもいろいろ種類がありますからね
その中のどれに反応しているのかを見極めなければなりません。
だってそうしなければ、日頃の食事から小麦全部を排除するなんてできませんもの。

なにか特別な小麦だけに反応するとか
調理法によっては反応が出ないとか
そういう逃げ道があるといいんですが。

まぁ、今から考えてもしかたないですね。
結果が出るのを待つとしましょう。

ちなみに検査の依頼を出すときI医師は
食物8点セット というお得な(?)検査項目セットを選びました。

小麦の他に、蕎麦・米・大豆・卵・牛乳そしてエビとカニ。
これだけの食品について検査してくださるそうです。
小麦以外は全部平気だと思うんですが、私の勘違いだといけないですからね
それでお願いすることにしました。

エビとカニに反応が出ないといいんだけどなぁ。。。

昨日、宇宙人の気功を受けて治ったはずの下痢ですが
やっぱりね、ちゃんと変わりなく続いていますよ。
そう簡単に奇跡は起きないということですね。
ちょっとがっかり。

宇宙人の気功をうけてきました

2008-06-27 | 闘病生活
先日友人に付き添って行った宇宙人と呼ばれる気功の先生に
施術を受けてまいりました。
ヒマそうだな~なんて思っていたけれど、実はけっこう予約がいっぱい。
もっと早くに受けられるかと思っていたのに、今日になってしまいました。

今日は友人が行けなかったので、一人で乗り込むことに。
まさか取って食われはしないだろうと思いましたが、ちょっとドキドキしました。

宇宙人(というよりは雪男といった風情ですが・・・)先生は
ちゃんと私のことを覚えておられました。
まず今の体調を聞かれましたが
どこまで見抜けるのか?とちょっと意地悪な気持ちが働いて
再発のことは伏せ、胃を取ったこととポートと腸ろうが入っていることだけを
話しました。

ベッドに仰向けになり、首から足まで全身に手のひらを当てて診察(?)。

腹膜と、その奥の方と肺にガンの種があるとのこと。
発病しないようにしておきましょう って、そんなことできるの?

宇宙人説によれば
ガンの種は誰にでもあって
いつ発病するのかは最初から細胞に組み込まれていることだから
生活習慣が悪いとか、そういうことではない
これはしかたのないことで、予防できることではない
そうです。

そう言っていただけるとうれしいです。
ガンになったのは自業自得、と言われるのはつらいですから。

そして
寿命のエネルギーが強いんですねぇ。
だから今まで生きられたんですよ。
と。

今の私は、あと10年は生きられるだけのエネルギーを持っているんだそうです。
それをフルに使ってきたおかげで、ガンになっても生き延びられたのだとか。
そのエネルギーを あと最低30年は持つようにしておきましたから ですと。

こうなると、ちょっと眉唾モノです。
ホントかい?ホントにガンの種はもう発病しないのかい?
ホントに私はあと30年も生きられるんですかい?

あんまり疑ってかかっていると、その感情も読み取られそうですが
でもやっぱり素直には信じられません。
信じたふりをして「そんなに長く生きなくてもいいんですけど・・・」と申しましたら
ご希望でしたらちょっと短くすることもできますよ、と笑っておられました。
やっぱもったいないから、そのまま30年の寿命をいただくことにいたしました。
30年後、ちゃんと生きていたら拍手喝采ですね。

お腹の調子が悪いのは、ガンとは関係ないとも言われました。
誰でもある年齢になると老化細胞が活発になって腸の働きが悪くなるけれど
それがたまたま手術をきっかけに早めに起こってしまっただけで
その老化細胞を元にもどしてやれば、下痢は治ります、と。

治しましたからね。 ってあっさりおっしゃいました。

ホントかよ~?
ホントに治ったら私、宇宙人にキスしてあげちゃうかもしれませんわよ。
(ホントにそうなったら困るので約束はしませんが)

施術後、カフェでお茶を飲んでロールケーキを食べましたが
ちゃんとお腹ゴロゴロ言いましたし
帰ってきてから夕飯食べた後も、やっぱゴロゴロしてましたよ。
明日以降、なにか変化があるでしょうか?

施術はきっかり30分で終了。
初診料と施術料で9千円なり。ちょっと高いです。
2回目以降は5千円だそうです。

効果を完全なものにするためにもう1回来てくださいと言われました。
友人と一緒の予約を明後日の日曜日にも入れていたのですが
それでは早すぎるということで、1週間後に再度みていただくことになりました。
「いつでも何度でも来い」というスタンスかと思ってたけど
ちゃんと効果が出るように予約入れてくれるのね。

予約のノートを覗いてみましたら、数日後までギッチリ入っていました。
みんなどこから調べてくるんでしょう?
それだけ信頼できる先生だっていうことでしょうか?
だとしたら、私のガンも治るかもしれないわけですが
そしたら日本全国、病気で亡くなる人なんていなくなるはずじゃん。

ちゃんと信じないと良い気はもらえないとわかってはいるんですけどねぇ。
1週間後に再度施術を受けて
その後の病院での検査結果になにか変化が出るかどうか。

信じるものは救われる・・・でしょうか。
信じたい気持ち半分、信じられない気持ち半分。
奇跡が起きても起きなくても、またご報告いたします。

松坂牛カレーを食べてみたけれど・・・

2008-06-26 | 我が家の近況報告
先月の鳥羽・伊勢旅行の際にお土産で買ってきた「松坂牛カレー」なるものを
ようやく、娘ッ子と2人でいただきました。

テレビでやっていた「1パック1000円」なりの高級品を探したのですが
残念ながら見つからなかったので
700円(だったかな?)のいわゆる お土産品 を買ってきました。

やっぱり思ったとおりでした。
おいしくないです。
その辺で売ってるレトルトカレーの方がよほどおいしいような気がします。

ギャル曽根ちゃん推薦の、1000円の高級松坂牛カレーが食べたい。。。

生姜湿布とやらを試してみたけれど・・・

2008-06-24 | 闘病生活
先日、知人から教えてもらった免疫学医師の話を書きましたが
その医師の本、知人から紹介されて私も2冊ほど持っております。

ざっと目を通していたはずなんですが
私の賢い脳ミソは、とりあえずそのときに都合のいいことだけを拾って
あとはスルーしてしまうという、非常に省エネな働きをしてくれるものですから
内容の大半を覚えていなかったんですねぇ。

で、先日読み返してみたところ「生姜湿布」というのが載っていたので
試してみようかという気になりました。

その医師の話によれば「モルヒネが効かなかったほどの痛みが消える」と
まぁ、信じるか信じないか人それぞれよね?と思えるようなことが書いてありまして
痛みは消えなくても体を温めるのはよいことだし
やってみる価値はあるかのぉ。。。と思い、生姜だけは買っておいたのでございます。

久しぶりに抗がん剤の副作用で下腹部が痛んだ朝、
今がチャンス!?とばかりに準備を始めました。

本には「2リットルのお湯にすりおろした生姜150グラム」とありますが
そんなに大量のお湯を湧かせないので半分にしました。
沸騰直前で火を止める・・・??
沸騰した?まだしてない?あれ~これってもう沸騰したって言うんじゃないかい?と
いかに日頃、火加減に気を使ってないかがよくわかります。

少し冷ましたところで、そこにタオルを浸して絞る。
絞れない。それ以前に、いくら冷ましたとはいえ熱くて鍋から取り出せない!
厚手のゴム手袋を用意するべきでしたねぇ。思えば当たり前のことですわ。

菜ばしと料理用のトングを駆使してなんとか取り出し、絞ってから隣の部屋へ移動。
横になってお腹に乗っけてみました。

熱っ!と思ったのは最初だけ。
私のお腹は相当冷えているのでしょうか?すぐに冷めてしまいました。
でもしばらく置いておかないと
きっと生姜の成分がお腹に沁み込まないと効果がないんだろうと思い
しばらくそのまま放置。
7.8分ほどしてから、再度台所へ行ってもう一度タオルを浸して温め
また部屋に戻って、お腹に乗っけて・・・

それをもう一度繰り返そうとは思いませんでした。

こういうのはやっぱ、誰かにやってもらいたいです。
いたわってくれる心と手の暖かさがあってこそ
気持ちが落ち着いて楽になるんじゃないだろうかと思いました。
自分で行ったり来たりして、一人でお腹丸だしにして寝てるのは
私の性に合いませんでした。

もちろん、まったく効果がなかったわけではありません。
痛みは楽になったような気がします。
重たかった下腹部がなんとなくすっきりしたような感じです。
たった10数分やっただけなのに
じんわり暖かい感覚もけっこう長いこと残っていて
しばらくは気持ちよかったです。
もっと長い時間やっていたら、意外に心地よく眠っちゃうかも。

ただ、一人でやるにはちょっとメンドクサイです。

27回目の点滴・・・薬剤変更なし

2008-06-21 | 闘病生活
先週は都合で診察をパスいたしましたが
今日は点滴の予定日なので、早朝から通院です。

いつも家を出るのが遅くなってしまって診察や点滴開始も遅くなり
終わると病院は真っ暗で、たまに会計窓口も閉まっていることがあります。
会計は次回に済ませればいいけれど
私のために残ってくれている看護師さんにはいつも申し訳なく思っていました。

なので今日は気合を入れて早めに家を出ました。
気持ちが前向きだと、行動力もアップしますねぇ。
かすかな雨降りも気になりません。

そして採血室へ・・・
・・・ちょっとくらい早く着いたって、意味無いんだよなぁ。

診療開始時間のずっと前から並んで待っている人たちがドッと押し寄せた後だもん。
そういやずっと前I医師から「一次ラッシュが過ぎた頃においで」って言われたっけ。
結局、採血してもらったのはいつもと大差ない時間でした。
当然、診察も点滴開始も同じ。
来週からはまた少し遅めに出かけよう。

もうひとつ、私の診察が遅くなる理由が今日わかりました。

血液検査の結果が出るのに1時間くらいかかるのですが
私の場合、再検査が多いんだそうです。
標準値に比べて異常な数値があると
機械の故障という可能性を考慮してもう一度調べるのだそうですが
私の場合それに当てはまる項目が多いらしく
結果をプリントしてもらうと、コメント欄に「再検査」を現す記号がズラッと並んでおります。
それで時間がかかるんだって。

そんなにヘンな数値が出ているのですか?
ただし、今の治療にはあまり影響のない項目なんだそうです。
安心しました。

今日も、栄養値など問題なし。
白血球4500。好中球47%で2115。
点滴には充分耐えられる数値です。

でもここで、I医師から抗がん剤変更の提案をいただきました。

やはり腫瘍マーカーの数値4種類の内、1つの数値が大幅に上がっていたんです。
調べてみたところ、子宮や卵巣にガンがある場合に数値が上がるのだそうですが
タバコの本数でも上がる んだそうですわ。

卵巣に影があるのでそれを表しているのかもしれませんが
このところタバコの本数がグンと増えたことも事実でございまして(汗)
こりゃあ、本数減らして数値が下がるかどうか試してみにゃいけませんな。
たいそうな課題を与えられた気分です。

それはさておき、他の数値が安定しているところを見ると
抗がん剤が効かなくなったわけではなさそうです。
ただ、ガンが大きくなっている可能性はあるわけだから
今までのように休み休みではなくできるだけ継続して投与したい、と。
そのためには、白血球が減るなど副作用の強いTS-1をやめて
他の抗がん剤を追加したらどうか、というお話でした。

新しい抗がん剤として候補として上がったのがCPT-11です。
シーピーティーイレブンと読むのだそうです。(そのままですな)
点滴で入れるのですが、副作用は主に下痢。
人によって、ひどい場合もあれば、全然平気な人もいるそうです。
もうひとつ使える薬としてシスプラチンというのもあるそうなんですが
これは嘔吐がひどいのでお勧めできない、と。
私が、治療よりもQOLを重視しているのをちゃんと把握してくださっているようです。

さてここでひとつ大きな問題が。

私もつい最近知ったことですが
抗がん剤の投与というのは、入院して行うのが原則なんだそうですね。
でも設備が整っていて不慮の事故に対応できるシステムがあれば
通院での投与が認められます。
それでも、投与できる薬は登録制になっていて、登録が認められない薬の場合は
やはり入院しなければいけないんだそうです。

タキソールもCPT-11も登録が認められているので通院投与ができるのですが
それは単独でのお話。
併用する場合には入院しなくちゃいけないんだって。

毎週1回、1泊2日。
娘ッ子はもう私が1晩くらいいなくたって平気だろうし
ガン保険は1泊入院から給付金が出ますから
毎週お小遣いが入ると思えばホクホクでございますわ。
でもねぇ。なんといってもねぇ。

めんどくさい

このひとことに尽きます。

それに、いまこの状態で下痢を伴う薬を使うってのもねぇ。
あれこれ考えた結果、しばらくはタキソール1本でいきたいと申し出ましたら
I医師はあっさり承諾してくださいました。

ちょうどその頃、裏手からF医師も登場。
ざっと説明を聞いたところで「CPTも登録しちゃえばいいのに」と
非常にお気楽なご意見を述べられましたが
どうして登録できないのかをI医師に教えられて(っていうか、説教されて?)納得。
そうかそうか、とニコニコして退場なさいました。

そんなわけで、しばらくタキソールの点滴のみをできるだけ継続して経過を見て
それでダメだったらCPT-11を追加することになりました。
あぁ、よかった。これで今まで通りの生活がおくれます。

とりあえずタバコを減らしましょうかね。

おデブの小雪

2008-06-19 | ウサギ
よ~く見てやってください。



首の辺りを拡大してみました。



わかりますか?
頭が、脂肪の中に埋もれております。。。
この姿勢だと、胸の毛の毛づくろいを
下向かなくてもできるんですよ。

アンタ、ちょっと食べすぎなんだわ。
そろそろやせておかないと、夏になったらその脂肪、かなり暑いよ。

免疫学医師の話と、宇宙人医師の話

2008-06-18 | 闘病生活
正直申しまして、再発を知らされてからというもの
さすがの私もけっこう落ち込んでおりました。
「再発=なす術がない」という構図が頭の中に出来上がっていましたし
「体重減少=体がガンに負けている」としか思えませんでしたからね。
もうそろそろいいかな、覚悟を決めるかな、この体をガンに明け渡すときがきたのかな、と
心の半分くらいでは、そんなふうに思い
ここ(ブログ)では残り半分の強気な部分を押し出すようにしてはおりましたが
実際には、来月予定している家族旅行もキャンセルしようか
どうせ行けないんじゃないかと、かなりくじけていたのでございます。

先日、名古屋在住の、やはり病と闘う知人が
免疫学の分野で高名なある医師の話を教えてくださいました。

ガンの転移は恐れてはいけない
ガンが逃げ場を探して移ったのだから慌てて悲観してはいけない
原発より弱っているはず


さらに

カラダは転移ガンに栄養を与えないように、やせて対処しようとすることがある

そうだったのか。
私の体は負けていたのではなく、闘っていたのか。
体力が落ちればガンに負けるとばかり思っていたけれど
ガンも一緒に弱っているのかもしれない。

かつて旦那だった男が「俺の金は俺のもの、お前の金も俺のもの」と言って
家にある金を全部使い果たしていたけれど
こんなヤツに使わせるくらいならドブに捨てたほうが
イヤ、トイレに流したほうがマシ、とばかりに
最低限の生活費つまり栄養だけ確保して
あとは全部排泄しちゃいましょう、ってな感じでしょうか。

ならば情けは無用。
旦那はその後改心して(?)ちゃんと生活費をくれるようになったけど
ガン細胞は絶対改心なんかしないでしょうからね
思いっきりやっつけるに限る。
体が闘っているのなら、精神力をもって加戦しなくてはなるまい。

そう思ったら、俄然闘志が湧いてきたのでございます。
来月の家族旅行も「行ってやろうじゃねぇか」と思えてきました。
もちろん、今後の治療内容によってどうなるかはわかりませんけれど
今の私に必要なのは楽しい目標を持つこと。
私にとってはそれが一番の薬、っていうか、それしか効かないし。

根が単純な私は、すっかりやる気になってしまったのでありました。

さてその後。
別の友人に誘われて「宇宙人」と呼ばれている気功の先生に会ってきました。
施術を受けたのは友人だけで、私はあくまでも付き添い。
私もかつて別の気功を受けたことがありますが、効いたんだか効かなかったんだか。
宇宙人という呼び名も、なんだかなぁ。。。
一人で入るのがためらわれるような、汚い怪しげな部屋だし。
それだけ有名だと言うわりにはヒマそうだし。

でも、ヒゲもじゃの宇宙人サマ。
帰り際に私を見ておっしゃいました。

最初からそちらのお嬢さんの方が気になってたんですけどね
お嬢さんって私のことですかい?
胃に大きな病を抱えているんじゃないですか?

鳥肌が立ってしまいました。
なんか私の顔、死相でも出てますか?

胃は無くなってしまいました、と告げると
肩を落として「そうですか、そうだったんですか、残念です」と。

なんかそうなると、ちょっと見てもらいたくなっちゃいます。
溺れるものはワラでも宇宙人でもヤブ医者でも掴みたくなるもの。
一応、病気を判断する知識だけは備えているようだし
見てもらって損をすることはあるまい。

次回、友人が予約をする際に、私も一緒に入れてもらうことにしました。
まさか奇跡が起きるとは思ってないですが
そうやって友人と出かけて行って、おいしいもの食べて帰ってくるだけでも
気晴らしになりますしね。

そのご報告は、また後日。

おいしいものと言えば、宇宙人先生に会いに行ったときも
友人と「柿安ダイニング」というお店のランチビュッフェをいただいてきました。
私いつの間にこんなに食べられるようになっていたんでしょう、って
びっくりするくらい食べてきました。
食べた量をちゃんと写真に撮ってくるべきでした。
食べ終わって満足してから「あっ」と思いましたけど、後の祭り。残念。

かわりに、娘ッ子へのお土産のケーキを。

最近、こういうじかにスプーンですくって食べるケーキが気に入っておりまして
(このお店では「スコップタイプ」と呼ぶらしいです)
フルーツ違いで2種類買ってきちゃいました。
もう1種類は写真撮影の前に、すでにお腹の中です。

これだけでも、私の食欲を想像していただけるのではないかと・・・

キャッツを見てきました

2008-06-15 | 我が家の近況報告
昨日の夜、劇団四季のキャッツを見に行きました。
娘ッ子が大好きなんですわ。
今回3回目。
何度見ても、やはり楽しいです。

今回の座席は吟味して選んだ甲斐あって
役者さんが大勢、横の通路を通りました。
娘ッ子は、暗闇の中ではきっと小学生くらいに見えるのでしょう。
やたらと役者さんに目をつけられて、何度もじっと見つめられておりました。
隣にピッタリと座られちゃったときには
娘ッ子はどうしていいかわからず固まっており
それを役者さんがおもしろがっているのがよくわかり
隣でその様子を見ていた私もまた、とってもおもしろかったです。

私はもうすっかり満足。
当分見なくていいかなと思っておりますが
娘ッ子はまだまだ見たい様子。
学校の友達でお芝居好きな子がいることがわかったので
今度はその子と一緒に来ようかな、などと申しております。
来れば来たで、また役者さんが来るたび固まっちゃうくせにね。

昨日は、観客席に大量の空席がありました。
それもブロックごとまとめて空いています。
土曜日の夜だし、チケット買うときにはほぼ満席に近かったはずなのにと
考えているうちに思い当たりました。

東北地方からのツアーの人たちが、地震のせいで来れなくなってしまったんですね。
そうか、そういうこともあるのか。
せめて新幹線に乗る前であったらいいけど。
閉じ込められていたりしたら、気の毒です。

昨日来れなくなってしまった人たちが
いつかもう一度、元気にちゃんと楽しめますように。

体育祭と保護者会

2008-06-15 | 我が家の近況報告
先週、娘ッ子の通う高校で体育祭がありました。
昨年は当の娘ッ子が体調不良で欠席したため、今年初めての参加。
お天気もよいし、私も張り切って見に行きました。

・・・が、開会式が始まる時間になっても観客がいない。
いるのはPTAの役員さんばかり。
ま、直前まで雨が降っていて、決行されるかどうか怪しかったのでね、
そのうち集まるだろうと思っていたのですが
結局、役員さん以外に見に来たのは30人足らずってとこだったでしょうか。
あまりに少なくて、思わず数えちゃいましたわよ。

これじゃあ、子供たちだってやる気出ないよなぁ。
最後まで盛り上がらない体育祭でございました。

さて1週間後の昨日、今度は保護者会がありました。
こちらも去年は私、出なかったんですよね。
今年はちゃんとお話を聞いてこようと思い、出席いたしました。

ちょっと早めの、開始20分前に着きましたが
校舎周辺には保護者らしき人影はまったく見当たらず
私は日時を間違えただろうか?と、ちと不安に。

会場となる教室に入っても、その時点で5人。
まだ時間が早いからねぇ、と思っていましたが
開始時間になって集まっていたのはわずか15人でした。
(16人だと思っていたら、一人は校長先生でした・・・あら失礼)

たしか1クラス30人前後で、6クラスあったはず。
すくなくとも180人の生徒がいるはず。
1割にも満たないって、少なすぎやしませんか?

その後、遅刻して来る人がボチボチ。
最終的にようやく1割を超えましたが、それでも20人程度って・・・

学年全体でのお話が終わり、各クラスの教室に移動して担任との懇談会。
娘ッ子のクラスは、私を含め2人しか出席者がおりませんでした。
ほとんど個人面談状態で、とぉ~っても和やかに(?)お話をしてきました。

私がその後出かける用事があり、あまり時間がなかったため
20分ほどでお開きとなりましたが、それで充分。
ものは考えようです。
短い時間で担任と直接話ができたんだから、よかったよかった(汗)

帰り際、他のクラスものぞいてみましたが
やけに集まりのよかった一クラスを除いて、どこもやはり同じ状態でした。
中には本気で1対1の面談をしているクラスもあって
先生もこれじゃあ、やる気なくすだろうなぁと少々同情を覚えました。

高校生ともなれば義務教育でもないし、子供の自主性に任せるって考えもあるでしょう。
けっこう家が遠くて来るのが大変って人もいるでしょう。
かく言う私だって、去年はほとんど学校に足を運んでいませんから
偉そうには言えませんけどね
それでも、もう少し学校に興味持ったほうがいいんじゃないかなぁ。
親が学校に興味を持つか持たないかで
子供のやる気も先生のやる気も変わってくると思うんですけどね。

私も、今度は授業参観にも行ってみようと思いました。
娘ッ子は嫌がるだろうけどね。

同じクラスで出席していたお母さんに帰り際「今後もよろしくお願いします」と
ご挨拶してきたんですが
娘ッ子に聞いたら「一番キライな男子」のお母さんだったそうで
せっかく母親同士がお近づきになっても
あまり交友関係の役には立たなかったようです。
残念だわ。