海の幸

ヒジテツ娘の部屋の立派な本棚には
真面目な本よりもマンガが多く、
さらにマンガよりもぬいぐるみが多数置かれております。
引っ越してきた当初は、それはそれは丁寧に並べてありました。
その中のある一角に「ペンギン、アザラシ、イルカ、くらげ」なんかの
ぬいぐるみが置かれている場所がありまして
ヒジテツ娘いわく「海の幸コーナー」

海の幸って、食べるものを指す言葉だと思っていましたが
違うんでしょうか？

先日水族館に行って、ふと思い出したお話でした。

くらげのぬいぐるみなんてよく作ろうと思ったもんだよなぁと
買った時には感心しましたわ。

アンナミラーズと水族館へ

昨日、気功の施術が終わったあと時間があったので
何年ぶりかで「アンナミラーズ」のケーキを食べに行きました。
ウェイトレスさんのコスチュームが「萌ぇ～」なので有名なお店。
すんごい昔からあるけど
よかった、またつぶれてなかったよぉ。

あいかわらずのミニスカートではありましたが
かなり地味になっていたような気が。。。
もっとフリフリのかわいい衣装じゃなかったっけ？

それでもやっぱり超ミニですからね。
思わず視線が行ってしまいますわよ。
いや、それが目的で行ったわけじゃあないんですけど。
ケーキがね、大きくておいしいから。
ヒジテツ娘も満足の様子でございました。

その後、品川プリンス内にある「エプソンアクアスタジアム」という水族館へ。
小さくてあっという間に見終わっちゃうけど
イルカのショーにアシカのショー、ペンギンのお食事タイムやお魚の説明など
短時間にイベントたっぷりで、けっこう楽しめました。
わざわざ行くほどじゃないけど
なにかのついでに寄ってみるにはいいかも。

イルカのショーでは、
運動神経の鈍いラッキーくんが頑張る姿がかわいかったです。
イルカでもジャンプできない子がいるんだなぁと思うと
なんか勇気づけられる気がしましたね。

気功再び

昨日は都立の一般入試日。
３年生の大半がいなくなるので授業が成り立たない、ということで
学校の授業もなし！
２時間ほどの自習の後、帰ってきちゃいました。
（出願日もそうだったし、来週の発表日と手続き日も同じ。いいねぇ今の学校は。）
さて平日の昼間が空いているからといって
そのたびＴＤＬにばかり出かけている我が家ではございません。
たまには違うところへも行きます。（結局出かけるのかい！）

以前私が行った気功の診療所へ、娘ッ子を連れて行ってきました。
ヒジテツ娘は、数ヶ月前にごく軽い首の椎間板ヘルニアと診断されて
長々と通院中だったのですが
姿勢が悪いのが原因ではないかと言われていて
それなら「背骨を矯正する」というあの気功が効くのではないかと思ったわけです。

まず私の方から施術をお願いしました。
今回は、ガンであるとは言わず
ただ朝起きる時に背中と腰が痛いとだけ申告しました。
（ここにはカルテがなく、先生も日々違うので毎回症状を説明するんですな。）
先生は違ってもやることは同じ。
スーッとかハーッとか言いながら背中をなでたり叩いたり。
そしたら途中で言われました。
「こういう症状は胃が悪いことが多いんですよね。
胃潰瘍とかあるんじゃないですか？」と。ちょっとビックリ。
そこで正直にガンであることを話すと、納得がいったらしい。
胃にも気を送ってくださいました。
う～む、なんで背中を見て胃の症状がわかるんだろう。。。

さて娘ッ子。
同じように気を送りながら先生はおっしゃいました。
「この年齢でこの程度の症状なら、あっという間に治るはずなんだけどねぇ」
そんなに長々通院する必要はないはず、とのこと。
やっぱりねぇ。
私も普段通わせている整形外科には、そろそろ不信感を持ち始めていたところです。

しかし娘ッ子の方は、反感を覚えたらしい。
信用してせっせと通っている医師を否定されたわけですからね。
当然かもしれません。
診療所を出た後、どうだった？と聞いてみると、一言
「信用できん」

まぁいい。
そのうち、また行ってみようと思ったら言ってくれ。

気功とか漢方とかの「東洋医学」って
ある程度の年齢にならないと頼ってみようという気にならないのかもね。
年をとると急に信心深くなったりするのと同じでしょうか。

色素沈着がいっぱい

抗がん剤の副作用で手の指先が黒くなり、
顔にもＢｏｄｙにもシミがいっぱいの私。

しかし、先日ふと足の裏を見てビックリしました。
わ～い、たくさんシミがある～。

ほんとにね、驚きますよ。
やはり指先を中心に、けっこう大きなシミがいっぱいさ。
こんなにはっきり出るんだねぇ。
副作用ってすごい。

まるで自分の体を使って実験に成功したみたいな感動を覚えてしまいました。

ｓｕｉｋａとｐａｓｍｏと教習所の出来事

ふと思い出したこと。
はるか２０年以上も前の自動車教習所でのこと。

Ｓ字カーブを教わるとき、教官が言いました。
「内輪差で曲がれ」

内輪差という言葉は知っている。
それがどういうものかも知っている。
しかし「内輪差で曲がる」ってどういうことだかわかりませんでした。
いや、言ってることはわかるんだけどね。
言葉がおかしくないか？と思ったわけです。

私が「言葉の意味がわかりません」と教官に告げると、
教官は「なんでそんなことがわからないんだ！」と怒ってしまい
「内輪差を利用して曲がるんですか？内輪差をどう使うんですか？」
「内輪差で曲がるって言ったら内輪差で曲がるんだよっ」と
まぁそんな具合に車内で大喧嘩の末、当然ハンコはもらえず
その後待合室で大泣きして注目を集めてしまいましたとさ。

さて、なぜそんなことを思い出したかというと
先日ｐａｓｍｏの広告を見たからです。
ＪＲも私鉄も地下鉄もバスも、全部乗れるというカード。
３月から利用できるんだとか。
そこにあった文章
「ｓｕｉｋａと相互利用できます」
これが私にはわからなかったのです。

相互利用ってなに？
どっちでもいいってこと？
それとも、ｐａｓｍｏで乗ってｓｕｉｋａで降りてもいいってこと？
両方持っててもかまわないよってこと？（定期券なんか記名式だからね）

結局どちらも同じように使えますってことだってわかったんですけどね
（ｓｕｉｋａの広告を見て理解した）
だったらそう書いてくれればいいのにと思ったわけ。
で、教習所のことなんか思い出しちゃった次第です。

ようするに発行会社が違うだけなんだよね？・・・たぶん。

教習所のことなんか書きましたけど
私、運転は出来ないがゴールド免許なら持っている
完璧なるペーパードライバーでございます。

代替医療の追加

退院後初めて飲もうと思ったのが免疫力を向上させるというアガリクスですが
今、通院のたびに受けている点滴が「キノコから抽出した」という成分らしく
これはだぶるなと思ったので飲んでおりません。
私は単なる栄養剤のようなものだと思っていたのですが
Ｆ医師いわく「これも一種の抗がん剤」ということでした。
病院でもそういうもの使うんだなぁと、驚いたもんです。

代替医療

抗がん剤を飲む替わりに、または抗がん剤と併用しながら
ガンを患っている患者さんはいろんなことを試しておられるようで
ブログなどを探っていると、様々な情報が入ってまいります。
私もいくつかサプリメントなどを摂っておりますが
これがなかなか増えるばっかりで、飲み忘れたり、いつ飲んだものか迷ったり。

私の摂っているサプリ他健康食品は・・・

青汁→２．３日に１度、風呂上りの牛乳に混ぜる。おいしいけど毎日はキツイ。
ビフィズス菌のサプリ→飲みにくいのでやめた。１日４錠って、けっこうツライ。
かわりに乳酸菌飲料を買い込んで風呂上りに青汁と交互に飲んでます。
熊笹エキスのサプリ→飲んでみたけどなんとなくしっくりこないのでやめた。
人参養栄湯→１日３回、胃薬と一緒に。粉薬なのであまり負担にならない。
鉄分を含んだドリンク→副作用のせいか貧血気味。サプリメントもあるけど
１日２．３回に分けて、とか言われると飲み忘れるし、
あんまり抗がん剤と一緒にいろんなものを飲みたくないので
お昼の食事にあわせてドリンクで。
亜鉛のサプリ→副作用の味覚障害をどうにかするため、最近やむを得ず追加。
１日１錠でいいというサプリをみつけたのでお昼の投薬時に飲んでます。
（お昼は胃薬だけで、抗がん剤を飲まないので）
ホップ研究所→お茶はなかなか飲めないけど、エキスドリンクというのを見つけたので、時々。

ちょっと前に友人が玉葱の漬物を持ってきてくれたんですが
好き嫌いの多い私は食べられませんでした。
血液サラサラになるよ～と言われて興味は惹かれたんですけどねぇ。
かわりにうちの両親が喜んで食べてましたが。

そして今度入ってきた情報はにんじんジュース（なぜか人参とは書かないらしい）
ガンに効くんだと。
にんじんジュースは意外に好み。
飲もうかなぁと思って調べてみたら、１日２０００ｃｃとある。
かなりの量じゃないですか？
そんなに飲めないし、作れない。
作り方も、普通のミキサーじゃいけないらしい。
なんなわけで、とっととあきらめる。

さて、次はどんな情報が入ってくるのやら。
できれば手軽なものがいいな。
（そんなことを言っていると他の患者さんに怒られそうな気もするが・・・）

縁切榎

病院へ行く途中の道端にぽつんとある「えんきりえのき」
今までは人との縁を切るためのものだと思っていましたが、
難病との縁を切る御利益もあるとわかったので
写真撮ってみました。（お参りは？）
今は幹と枝だけの寂しい姿。
母はもっと葉が繁ってからにしたら？と言いましたが、
そんな頃まで通いたくないですもん。
なので榎よりも幟をメインに撮りました。あしからず。

内視鏡検査の結果

先日受けた内視鏡検査の結果を聞いてきました。
今日は母も同席です。

Ｆ医師のお言葉は
別段悪くなっているわけではないけれどスカッと良くなっているわけでもない
相変わらずあいまいな言い方だこと。

詳しい説明によれば
胃の表層部分を組織検査した結果、ガン細胞はみつからなかった。
でも大元のガンはまだ残っていて、その周辺は固く隆起している状態。
・・・なんだそうです。
つまり、少しは良くなっているということですか？と聞いたら
まぁそうですね。と。
だったら早くそれを言ってくれ。
なんでもいいからちょっとぐらい希望を持たせるようなこと言ってくださいな。

さて、そこから母の質問攻め。

母：もっと集中的に効くような注射とか追加できないんですか？
（おーい、それでつらい思いをするのは私なんですけど・・・）
医師：あまりいっぺんに複数の抗がん剤を使うと、効かなくなったときに困る

母：副作用があまりないらしいんですがいいんでしょうか？
（なんかいろいろ世話を焼きたかったらしいが、あいにく私は元気です）
医師：副作用がないのは喜ばしいことで、薬の効き目とは関係なし

母：スキーに行くとか言ってるんですけどいいんですか？
（この前ちゃんと許可もらってるし）
医師：無理さえしなければ問題なし、なにをしたからいいとか悪いとかいうことはない

母：もう手遅れだからなんでも好きなことさせてあげろってことではないのですか？
（まったく、本人の前でなんてこと聞くんでしょうか、この母は）
医師：そうじゃないですよ、むしろ家に籠もっているより治療には良いことでしょう

そんなわけで、今までの抗がん剤をもう少し続けることになりました。
私としても、これから卒業式と入学式を控えているので
それが終わるまでは余計な副作用で悩まされたくないし
今のところ効果があるわけだから、無理に替える必要もないと思うし。

で、その後、傷口の辺りにちっちゃなしこりがあるので見てもらいました。
「糸じゃないかな。自然と溶けるんだけど半年くらい残ることもあるから。」
糸ってさぁ・・・・
私の傷口、なんかホッチキスみたいな針金でとめてなかったっけ？
それに、今ごろになってゴロゴロしてくるって、へんじゃない？
でも、医師が大丈夫と言うんだから大丈夫なんでしょう。
信用することにしましょうね。半年後に消えなかったら文句言いましょ。

その後、いつもの点滴。
いつもの看護師さんは今日も見事な針さばき（と言うのかどうか）
でも、終わったあと針を抜いてくれたのが別の看護師さん。
あなた、血液を１滴、服の上に落としましたね？
気づいてないみたいだけど、軽～くシミになっちゃいましたよ。
ま、痛いよりいいか。

次回の診察は３月に入ってから。
今回も副作用がありませんように。

帰りに母と喫茶店に入り、ピザトーストとワッフルを食べました。
前に比べたらかなりたくさん食べられるようになって
（もう充分食ってる気もする）
食べながら「全然病人らしくないよなぁ」と思いました。
だからほんとは、もっとよくなってると言われることを期待してたんだけどな。
ちょっと残念。

異常気象でしょうか

我が家には、東と北にベランダがあります。
タバコを吸うときなんかは
（ガンなんだからタバコはやめろ、という突っ込みはしないで下さいまし）
その日の気温や風向きによってどっちのベランダに出るかを決めております。

前の冬は、北側のベランダなんか出られたもんじゃありませんでした。
北風がもろに吹き付けて来る中でタバコなんか吸えません。
窓を開けることすらためらわれるほどでしたので
もっぱら東側のベランダを使っていたのですが、この冬は違う。

東側のベランダに出ると、南からの風が吹き付けてくるのですよ。
今は２月でっせ。
なんで南風？
試しに北側のベランダに出てみると、風がない。暖かい。
そういえば、昨冬にはずいぶんと悩まされた結露も
この冬はまったくなし。

３月に大雪が降ることもある東京ですから
まだまだ油断はできませんが
タバコ吸うたびに「異常気象だなぁ」と思うのでございました。