ひざっこぞうのがんばるブログ

スキルス胃ガンになっちゃったバツイチ母の闘病メインだけど他にもいろいろ書いちゃう日記

生姜湿布とやらを試してみたけれど・・・

2008-06-24 | 闘病生活
先日、知人から教えてもらった免疫学医師の話を書きましたが
その医師の本、知人から紹介されて私も2冊ほど持っております。

ざっと目を通していたはずなんですが
私の賢い脳ミソは、とりあえずそのときに都合のいいことだけを拾って
あとはスルーしてしまうという、非常に省エネな働きをしてくれるものですから
内容の大半を覚えていなかったんですねぇ。

で、先日読み返してみたところ「生姜湿布」というのが載っていたので
試してみようかという気になりました。

その医師の話によれば「モルヒネが効かなかったほどの痛みが消える」と
まぁ、信じるか信じないか人それぞれよね?と思えるようなことが書いてありまして
痛みは消えなくても体を温めるのはよいことだし
やってみる価値はあるかのぉ。。。と思い、生姜だけは買っておいたのでございます。

久しぶりに抗がん剤の副作用で下腹部が痛んだ朝、
今がチャンス!?とばかりに準備を始めました。

本には「2リットルのお湯にすりおろした生姜150グラム」とありますが
そんなに大量のお湯を湧かせないので半分にしました。
沸騰直前で火を止める・・・??
沸騰した?まだしてない?あれ~これってもう沸騰したって言うんじゃないかい?と
いかに日頃、火加減に気を使ってないかがよくわかります。

少し冷ましたところで、そこにタオルを浸して絞る。
絞れない。それ以前に、いくら冷ましたとはいえ熱くて鍋から取り出せない!
厚手のゴム手袋を用意するべきでしたねぇ。思えば当たり前のことですわ。

菜ばしと料理用のトングを駆使してなんとか取り出し、絞ってから隣の部屋へ移動。
横になってお腹に乗っけてみました。

熱っ!と思ったのは最初だけ。
私のお腹は相当冷えているのでしょうか?すぐに冷めてしまいました。
でもしばらく置いておかないと
きっと生姜の成分がお腹に沁み込まないと効果がないんだろうと思い
しばらくそのまま放置。
7.8分ほどしてから、再度台所へ行ってもう一度タオルを浸して温め
また部屋に戻って、お腹に乗っけて・・・

それをもう一度繰り返そうとは思いませんでした。

こういうのはやっぱ、誰かにやってもらいたいです。
いたわってくれる心と手の暖かさがあってこそ
気持ちが落ち着いて楽になるんじゃないだろうかと思いました。
自分で行ったり来たりして、一人でお腹丸だしにして寝てるのは
私の性に合いませんでした。

もちろん、まったく効果がなかったわけではありません。
痛みは楽になったような気がします。
重たかった下腹部がなんとなくすっきりしたような感じです。
たった10数分やっただけなのに
じんわり暖かい感覚もけっこう長いこと残っていて
しばらくは気持ちよかったです。
もっと長い時間やっていたら、意外に心地よく眠っちゃうかも。

ただ、一人でやるにはちょっとメンドクサイです。