ひざっこぞうのがんばるブログ

スキルス胃ガンになっちゃったバツイチ母の闘病メインだけど他にもいろいろ書いちゃう日記

絶好調

2007-05-31 | 闘病生活
点滴から10日も経つとさすがに体の不具合もなくなって
昨日から体調は絶好調です。
それまではまだ時々お腹が痛かったりだるかったりしたんだけど
それもなくなりました。

朝起きたときの感じからして違います。
今日はいっぱい動けるぞ~ってはっきりわかる。
試しにウエストをちょっと締め付けるスカートをはいてみました。
お腹痛くなっちゃうかなぁと思ったけど、なんともない。
お~、なんて快適なんでしょう。
口の中の粘膜の荒れも治って、味覚も戻ったし。
食べ物がおいしいこと。
なんて幸せなんでしょう。

こんな些細なことを幸せと思えることがなお幸せです。

しかし、脱毛だけは止まりませんねぇ。
止まらないどころか、ますます勢いを増しております。
毎朝、洗面台が真っ黒になるほど抜けるし
前髪をちょっと触っただけでもハラリと抜け落ちるし。

これだけ抜けてもまだ見た目にはわからない程度に残ってる。
人間の髪の毛ってものすごい本数なんだなぁと
毎朝感動しております。

琴が怖がるもの

2007-05-30 | ウサギ
チンゲンサイを「ウサギの餌に」と書きましたが
正確には「小雪の餌」です。

琴は食べません。
チンゲンサイだけじゃなくレタスもキャベツも小松菜も
葉っぱモノはなぜかいっさい食べません。
小雪はなんでも大喜びで食べつくすのに。

琴は、食べないだけじゃなく
ケージの中に入れるだけで怒ります。
まるで敵が侵入してきたかのように
床に敷いた新聞をビリビリと引き裂いたり
木のトンネル(身を隠すためと、かじり木を兼ねて置いてあります)を
ひっくり返したりして、キレます。
その様子はかなり激しいです。
その間、いっさい葉っぱモノには近寄りません。

ニンジンやサツマイモなどは食べるので
けっしてペットフードじゃなきゃイヤってわけでもなさそうだし。
なんででしょうね。

普段から臆病ではあるけれど、葉っぱの何が怖いんだろう。。。

ペットが増えた

2007-05-30 | 我が家の近況報告
ウサギの餌にと思って買ったチンゲンサイ。
ふと見るとなにか黒いかたまりが・・・

お久しぶりのカタツムリでした。

街路樹にくっついていたのを連れて帰って
3代まで繁殖させたのは何年前だっただろうか。
あれ以来、カタツムリを見ることはほとんどありませんでした。
お~なつかしい。

さっそくチンゲンサイの葉っぱと一緒にコップにいれ
霧吹きで水をかけてやったら、ちゃんと生きてましたよ。
元気に・・・といっても、とてもスローではありますが
葉っぱを食べ、動いています。(動き回る、と言えるほど早くない)

長生きしてくれるといいな。

それにしても気がついてよかったぁ。
あやうく小雪に食べさせてしまうところだった。
以前飼っていたハムスターは、ちょっと油断したすきに
カタツムリの赤ちゃん食べちゃったからなぁ。
あれは初代の“めろん”だったか。

ちなみに、2代目ハムスターの“ごま”は
「ゴキブリ食べた疑惑」がありますが真実はさだかではありません。
食べちゃったのかもしれないなぁ・・・と思わせる状況があっただけです。

バイト姿

2007-05-26 | 我が家の近況報告
原宿からの帰り、
直接バイト先に向かったヒジテツ娘にくっついて行き
お店で夕飯を食べてきました。

着物姿で出てきた娘ッ子。
おもしろかったです。
いや、べつになにをどうしたわけでもないんですが
親の視点で見ると、妙に大人ぶった姿がとってもおもしろい。

顔がにやけてしまってどうしようもなかったので
すぐに帰ってきました。

あ~、いいもん見た。

これも親バカって言うんでしょうか。

20数年ぶりの・・・

2007-05-26 | 我が家の近況報告
ヒジテツ娘につきあって
若者の街、原宿竹下通りへ行ってきました。

10代の頃にはさんざ通った場所ですが
社会人になってから行った記憶はないので
20年以上はご無沙汰だったと思われます。
まるでおのぼりさんのように
キョロキョロしながら歩いてまいりました。

昔はこんなのなかったなぁ・・と思ったもの3つ。

コンビニとファーストフード店(昔は喫茶店とクレープ屋しかなかったさ)
若い女の子向けの下着専門店(下着なんて堂々と買えなかったよね)
そしてアイドルショップ(生写真がいっぱい!)

うちの近所じゃ売ってそうにないデザインの夏物の洋服と
そろそろこんなのもいいんじゃない?って感じのかわいい下着数着と
ひいきのアイドルの生写真をたんまり買いこんできました。

私は、よい社会勉強になったと同時に
ひじょうに脳ミソが活性化されたような気がいたしました。

せっかくなので表参道ヒルズにも行ってみました。
アイスクリーム850円、オムライス2500円。。。
早々に退散してまいりました。

お呼びじゃない・・・ってとこですか。

はしか

2007-05-24 | 我が家の近況報告
ヒジテツ娘の学校でも、はしかが流行しているそうです。
3年生のあるクラスは学級閉鎖になったんだとか。
来週に予定されていた体育祭も延期になりました。

なんなんだろうね?この不気味な流行。
はしかのウイルスも異常な進化を遂げているのではないかと
ついSF映画のようなことを考えてしまいました。

ボーイフレンド?

2007-05-23 | 我が家の近況報告
中学校までは「男子なんて子供っぽくてキライ」と豪語していたヒジテツ娘。
高校に入ってからは、かなり男子と仲良くなっているようです。
最初は「みんな暗い・・・」と言っていたのにね。
先日は深夜3時頃まで携帯でおしゃべりしていましたよ。
家でもよく男子の話が出てきます。
メールのやりとりもしょっちゅうしています。
そういう相手が2.3人いるようです。

なぁんか私の方がドキドキしちゃう。
いいなぁ、高校生の男友達。
そのうちめかしこんでデートしたりしちゃうのかしら。

ついて行きたくなっちゃいそう。

とうとう来たかも・・・

2007-05-23 | 闘病生活
今回の治療は楽だなぁと思ったのもつかの間
月のモノが訪れまして、お腹が痛いこと。
幸い痛み止めを飲むほどではなかったものの、無性に眠かったので
月曜から火曜にかけてはほとんどうずくまって過ごしました。
ただしお天気がすばらしくよかったので
洗濯とお布団干しだけはしっかりこなしましたが。

ヒジテツ娘の中間試験が始まったので
お弁当なしで朝はゆっくり。
これは助かりましたね。
お昼過ぎに帰ってきちゃうのは困りモノだけど。

点滴後しばらくは、夜寝るとき
仰向けになって体を伸ばすと腹痛がきて困っていたのですが
やっとそれもなくなって、昨晩は仰向けで寝られました。
思いっきり伸びもできるようになって少し楽。
次の点滴までの間に、ストレッチして体をほぐしておかないと。

さて、なにが「とうとう来たかも」なのかと言えば
もちろんコレ、脱毛 です。
今朝、髪を整えていたら抜けるんですよね。
まだゴソッと束になって抜けるわけではないけれど
あきらかに「これは多いだろう」と思う量が
指やブラシで髪をすくたびに次から次へと抜けてきます。
来たな・・・って感じでした。

いよいよカツラかぁ。
これから夏のクソ暑いときにカツラかよ。
今までほとんど経験のないショートカットでも試してみるか。

ぜんぜん関係のない話ですが
今の高校って「試験休み」はないんでしょうか?
私の頃は試験が終わるたび
2・3日~1週間くらいお休みになったものでしたが。
ヒジテツ娘の学校の予定表にはなにも書かれていません。
休みだとも言われてないようです。
遊び好きの私は、試験休みを思いっきり利用してやろうと
目論んでいたんですけどね、あてが外れてしまいました。

2度目の点滴その後

2007-05-20 | 闘病生活
前回悩まされた「膀胱炎のような不快感」がありません。
腹痛は昼食後にさっそく襲ってきましたが
薬を飲むタイミングがなんとなくわかってきたので
そろそろだなと思ったところですぐ飲んで治まりました。
そのかわり夜中に下っちゃったけど。

前回と同じく、顔が赤いです。
ちょっと熱っぽい気もしますが、だるくはありません。
これも次に行ったとき、話しておかないとな。

いまのところ、前回に比べたらとても楽です。
私は適応能力があるんでしょうかねぇ。
まだまだ油断はできませんが。

あとはいつ脱毛が始まるか、ですね。
毎朝、けっこうおびえながら枕を見るんですが
まだ大丈夫のようです。

さて話し変わってまた点滴の件。
ポートに針を刺すのがけっこう痛い。
表面麻酔かなんかできないのかと、またまたわがままを言ってみました。
I医師、なるほどねぇと考えた後
湿布タイプの麻酔があるからそれを出そうかと言ってくれました。
家を出るときに貼っておけば
点滴を開始する頃には効いてくるのではないかと。

ただ、それは処方が難しいんだそうです。
薬局と連絡を取っている声が聞こえてきたんですが
「あれって麻薬だっけ?違うでしょ?でもダメ?」と
押し問答をしていらっしゃいました。
処方はされることになったものの処方箋を書くのを忘れたI医師。
私もすっかり忘れておりまして家に帰ってから気づきました。

結局次も麻酔なしで我慢するのか。
今度こそもらってこよう。


追加:
大量の点滴液を毎回、腕とお腹から入れられますが
これ全部が抗がん剤なわけではありません。
抗がん剤そのものは30mlと70ml。
それをまんべんなく行き渡らせるために生理食塩水で薄めてあるのです。
なので、もしお腹が張ってつらいようなことがあれば
生理食塩水を減らすことで対処できるんだそうで。

でも私、重いとか張ってるとかいう感覚がありません。
お腹に空洞が多いのでしょうか。
さすがに点滴直後の食欲はちょっと控えめになりますけど。

2度目の点滴

2007-05-20 | 闘病生活
前回の点滴入院後の不快な症状が消えて間もないというのに
さっそく2回目の点滴を受けてきました。
とっても憂鬱でした。

点滴に時間がかかるから朝早く来いと言われて、8時半に病院到着。
受付は8時から始まるのだけど
朝の早いお年寄りでいつも待合室は満杯になっているので
ちょっと時間をずらしました。
正解。
受付も採血室も外科外来も、早々にピークを過ぎておりました。

さて採血。
名前を呼ばれたときからイヤ~な予感。きっとこの人へたくそだぞ
案の定・・・でした。
でも自分がへただと自覚しているらしく
ずっと「ごめんなさいごめんなさい」と謝り続けているのでまぁいいか。
私ももう慣れちゃったし。

そして診察。
今日からはF医師ではなくI医師が担当です。
点滴するのがI医師だから、ということらしいです。

椅子の背もたれを前に抱えてどっかと座ったI医師。
カルテも見ないで「どうだった?」
気安さからついついタメ語になりそうなのをグッとこらえて
お腹の痛みや不快な症状についてご報告。

そして新たに出現した副作用についても相談。
実は前の日から、口の中全体の粘膜が
1枚はがれちゃったような感覚があったのです。
歯を磨くと歯磨き粉がしみて痛いし。

「う~ん、TS-1(12月から飲んでる経口の抗がん剤)のせいだね」

点滴のタキソールという抗がん剤との相乗作用で
今まで出なかった副作用が出現してしまったようです。

そしてF医師とI医師の対応は、ここからが大違いでした。
F医師だったら「副作用だからしょうがないね」で
きっと終わりになっていたでしょう。
でもI医師は教えてくれました。
「気休めでしかないけどね、TS-1飲む前後に氷で口の中を冷やしてみて」と。
細胞を一時的に収縮させることで
抗がん剤が細胞に入ってくるのを少しは防げるかも知れないとのことです。

そうそう、私が聞きたいのはそういうことなのよ。
気休めだろうとおまじないだろうと、かまわないのです。
なにかできることがあればそれでいいんです。
担当がI医師に替わったのはラッキーだったかもしれません。

そしていよいよ点滴。
今回はすごかった。
「1時間で終わらせるからね」と、腕とポートから同時に注入開始。
腕の点滴台には3種類もの液がぶら下がっていて
次から次へと取り替えられていきました。
ポートにつながった点滴は「全開」にされていて
すごい勢いで液が落ちていきます。
私、大丈夫か?

そしてやっぱりI医師はウソツキだった。
1時間どころか、2時間半かかりましたよ。
土曜日は午前中しか診療がないので
点滴の終わったお昼過ぎには他の患者さんは誰もいないどころか
会計窓口さえ、ほとんどが閉まっておりました。

次からはもっと早くできるようにしとくから・・・っていうけどさぁ
あれ以上どうやって早くできるっていうのさ。
私がもっと朝早く行くしかないのかな。

次回は1週お休みでです。ちょっと気が楽。