金曜日、箱根旅行から無事に帰ってまいりました。
いや「無事に」というのは間違ってるな。
「どうにかこうにか帰ってきた」という感じです。
なぜどうにかこうにかなのかと言えば
私、どうやら熱中症になってしまったようで
そろそろ旅も終わりという頃になって、動けなくなってしまったのですよ。
原因はわかっております。
食べすぎ です。
なぜ食べすぎが熱中症につながるのかと言えば。
胃のない私は、食べ物を消化するために他の人よりも多目の水分を取らなくてはいけません。
旅の初日と2日目、とにかくおいしいものが目白押しで
私、たらふく食べてしまいました。
そして飲み物はと言えば、コーヒーや紅茶など水分補給には役立たないものばかり。
それどころか、砂糖とミルクをたっぷり入れて飲むので
その消化のためにかえって水分を奪われてしまいます。
家にいるときは、イオン飲料や薄めのお茶などこまめに飲むのですが
あちこち歩き回る旅の途中で下痢を起こしたくないがために
あまり飲まずに歩いてしまったんです。
その結果、3日目の金曜日、おそらく朝から脱水症状を起こしていたと思われます。
今思えば、なんかおかしかったもん。
それでもまたまたおいしいものに巡り合い、お腹いっぱい食べて
そして最後の観光に歩き回りました。
この日は、この夏にしては珍しく夏らしい気温、つまり炎天下。
元気な人だってヤバイくらいの暑さでした。
私の体内の残り少ない水分はあっという間に奪われ
熱中症とあいなったわけでございます。
どうにもこうにも歩けない。
頭が破裂しそうに熱い。
今もし頭に針で穴を開けたら
圧力鍋のようにプシューッと蒸気が噴き出すんじゃないかって感じ。
何度も立ち止まり、うずくまり、こんなとこで救急車呼びたくねぇ!と思いながら
どうにかたどりついた喫茶店のトイレで鏡を見た時には
自分の顔色にビックリしましたねぇ。
顔も目も真っ赤でした。
洗面所で手を冷やし、帽子を脱いで頭をすっきりさせたら
顔も目もスッと白くなっていくのがわかりました。
すっかりよくなったわけではないけれど
なんとか自力で帰ってくることができましたよ。
つらいというよりも、悔しかったです。
自己管理を怠ったせいでこうなったんですからね。
病気を抱えて、それでも遊ぼうというからには
自分の体調は自分で責任を持たなきゃいけないのに
それができなかった自分に腹が立ちました。
もう3年近くもこの病気と付き合ってるのに
いったいなにやってんだ、私は!ってね。
ちょっと調子に乗りすぎていたのかもしれません。
食べられるようになり、働けるようになり
「もう大丈夫」なんて思っていたけれど
自分で思っているよりもずっと体力は落ちているのかも。
反省いたしました。
連れて行ってくれた兄と、せっかく楽しんでいた娘に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
さて、帰宅した翌日。土曜日は通院日です。
朝は意外にすっきり起きられて体調も復活していましたが
やっぱり今日は点滴受けたくないなぁと思いつつ、病院へ。
きっと血液検査の結果も良くなかろう・・・と思ったのですが
白血球は6800、好中球が4216。
たっぷり温泉に浸かってきたせいか、数値はばっちりじゃありませんか。
他の検査項目にも特に異常はみられず
私が自分から話さなければ
I医師は、私が熱中症を起こしたことなど気づいてくれませんでしたよ。
前日の症状のことを話すと、I医師は大笑いしながら(笑い事じゃねぇって)
「昨日はそういう人多かったんだよぉ」と言ってました。
今日こうして病院へ来れたんだし
数値にもなにも出てないんだから大丈夫ってことなんでしょうね。
なんの対処もありませんでしたが
さすがに点滴は中止にしてくれました。よかった。
ただ、少々貧血の度合いが進んでいるようで
あまりひどくなるようなら 輸血 をしましょうと言われてビックリ。
輸血って、あの輸血ですか?
胃がない人の場合、鉄分の吸収がうまくいかないようで
飲み薬もあまり効果がないんだそうです。
吸収をよくした鉄剤もあるにはあるけれど
飲めば絶対具合悪くなるから勧めない、とのこと。
輸血で血液を増やせば、体力もなかり回復する可能性があるんだそうですが
さすがに「じゃあ早速」ってわけにもいかず
もうしばらく様子をみることになりました。
やっぱねぇ、他人の血液が体内に入るってのは抵抗ありますからねぇ。
食べ物でいくらかでも補えるなら、それで持ち堪えたいところです。
レバーは苦手だから、ほうれん草でもむさぼりますか。。。
先日の骨シンチ検査のことをしきりに謝っておられましたが
私の症状から診ても、骨転移はありえないだろうということで
あらためて検査の予約を取るでもなく
9月に受けるCT検査の結果をみるまで、点滴はお休みにして
TS-1だけを飲むことになりました。
診察が終わっても、まだ10時。
家に帰って、旅行中の洗濯物を片付けたいけど
すぐに帰るのももったいないなぁと、帰り道にあるカフェへ入り
ソフトクリームのたっぷり乗ったアイスココアを飲んできました。
最近ソフトクリームが好きなんですよねぇ。
あれは「持って帰る」ということができませんから
先日の軽井沢や今回の箱根で、見つけたら飛びつくという感じで食べてきましたが
まだ足りなかったらしい。
おいしくいただいて、ようやく満足しました。
・・・そういうことしてるから脱水症状起こすんだわよねぇ。
全然反省してないじゃん、私。
いや「無事に」というのは間違ってるな。
「どうにかこうにか帰ってきた」という感じです。
なぜどうにかこうにかなのかと言えば
私、どうやら熱中症になってしまったようで
そろそろ旅も終わりという頃になって、動けなくなってしまったのですよ。
原因はわかっております。
食べすぎ です。
なぜ食べすぎが熱中症につながるのかと言えば。
胃のない私は、食べ物を消化するために他の人よりも多目の水分を取らなくてはいけません。
旅の初日と2日目、とにかくおいしいものが目白押しで
私、たらふく食べてしまいました。
そして飲み物はと言えば、コーヒーや紅茶など水分補給には役立たないものばかり。
それどころか、砂糖とミルクをたっぷり入れて飲むので
その消化のためにかえって水分を奪われてしまいます。
家にいるときは、イオン飲料や薄めのお茶などこまめに飲むのですが
あちこち歩き回る旅の途中で下痢を起こしたくないがために
あまり飲まずに歩いてしまったんです。
その結果、3日目の金曜日、おそらく朝から脱水症状を起こしていたと思われます。
今思えば、なんかおかしかったもん。
それでもまたまたおいしいものに巡り合い、お腹いっぱい食べて
そして最後の観光に歩き回りました。
この日は、この夏にしては珍しく夏らしい気温、つまり炎天下。
元気な人だってヤバイくらいの暑さでした。
私の体内の残り少ない水分はあっという間に奪われ
熱中症とあいなったわけでございます。
どうにもこうにも歩けない。
頭が破裂しそうに熱い。
今もし頭に針で穴を開けたら
圧力鍋のようにプシューッと蒸気が噴き出すんじゃないかって感じ。
何度も立ち止まり、うずくまり、こんなとこで救急車呼びたくねぇ!と思いながら
どうにかたどりついた喫茶店のトイレで鏡を見た時には
自分の顔色にビックリしましたねぇ。
顔も目も真っ赤でした。
洗面所で手を冷やし、帽子を脱いで頭をすっきりさせたら
顔も目もスッと白くなっていくのがわかりました。
すっかりよくなったわけではないけれど
なんとか自力で帰ってくることができましたよ。
つらいというよりも、悔しかったです。
自己管理を怠ったせいでこうなったんですからね。
病気を抱えて、それでも遊ぼうというからには
自分の体調は自分で責任を持たなきゃいけないのに
それができなかった自分に腹が立ちました。
もう3年近くもこの病気と付き合ってるのに
いったいなにやってんだ、私は!ってね。
ちょっと調子に乗りすぎていたのかもしれません。
食べられるようになり、働けるようになり
「もう大丈夫」なんて思っていたけれど
自分で思っているよりもずっと体力は落ちているのかも。
反省いたしました。
連れて行ってくれた兄と、せっかく楽しんでいた娘に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
さて、帰宅した翌日。土曜日は通院日です。
朝は意外にすっきり起きられて体調も復活していましたが
やっぱり今日は点滴受けたくないなぁと思いつつ、病院へ。
きっと血液検査の結果も良くなかろう・・・と思ったのですが
白血球は6800、好中球が4216。
たっぷり温泉に浸かってきたせいか、数値はばっちりじゃありませんか。
他の検査項目にも特に異常はみられず
私が自分から話さなければ
I医師は、私が熱中症を起こしたことなど気づいてくれませんでしたよ。
前日の症状のことを話すと、I医師は大笑いしながら(笑い事じゃねぇって)
「昨日はそういう人多かったんだよぉ」と言ってました。
今日こうして病院へ来れたんだし
数値にもなにも出てないんだから大丈夫ってことなんでしょうね。
なんの対処もありませんでしたが
さすがに点滴は中止にしてくれました。よかった。
ただ、少々貧血の度合いが進んでいるようで
あまりひどくなるようなら 輸血 をしましょうと言われてビックリ。
輸血って、あの輸血ですか?
胃がない人の場合、鉄分の吸収がうまくいかないようで
飲み薬もあまり効果がないんだそうです。
吸収をよくした鉄剤もあるにはあるけれど
飲めば絶対具合悪くなるから勧めない、とのこと。
輸血で血液を増やせば、体力もなかり回復する可能性があるんだそうですが
さすがに「じゃあ早速」ってわけにもいかず
もうしばらく様子をみることになりました。
やっぱねぇ、他人の血液が体内に入るってのは抵抗ありますからねぇ。
食べ物でいくらかでも補えるなら、それで持ち堪えたいところです。
レバーは苦手だから、ほうれん草でもむさぼりますか。。。
先日の骨シンチ検査のことをしきりに謝っておられましたが
私の症状から診ても、骨転移はありえないだろうということで
あらためて検査の予約を取るでもなく
9月に受けるCT検査の結果をみるまで、点滴はお休みにして
TS-1だけを飲むことになりました。
診察が終わっても、まだ10時。
家に帰って、旅行中の洗濯物を片付けたいけど
すぐに帰るのももったいないなぁと、帰り道にあるカフェへ入り
ソフトクリームのたっぷり乗ったアイスココアを飲んできました。
最近ソフトクリームが好きなんですよねぇ。
あれは「持って帰る」ということができませんから
先日の軽井沢や今回の箱根で、見つけたら飛びつくという感じで食べてきましたが
まだ足りなかったらしい。
おいしくいただいて、ようやく満足しました。
・・・そういうことしてるから脱水症状起こすんだわよねぇ。
全然反省してないじゃん、私。