第２学年修了

今日は娘ッ子の修了式。
通信簿を持って帰ってきました。

学年順位８位。
クラス順位２位。
通知表には５がずらっと並び、４がふたつだけ。
こりゃあ、ほめないわけにはいきません。

普段は言うこときかないし
部屋は足の踏み場もないくらいの物置状態で
いつのだかわからないようなペットボトルが転がってたりするし。
ちょっと何か注意すりゃあ逆切れして口きかなくなるし
うまくいかなかったり気に入らないことがあると八つ当たりするし。
朝は起きないし、起こせば機嫌悪いし。
ホントはほめてやりたくなんぞないけどね
成績に限っては悔しいけど文句のつけようがありませぬ。
よくやった、うん。

今年度獲得した資格は

日商簿記３級。
全商簿記２級。
商業経済検定１級。

これまたよくがんばったもんです。

ってなわけで春休み中に、とあるホテルのランチバイキングでお祝いすることにしました。
娘ッ子の大好物、イチゴ食べ放題つきプラン。
私もずっと行きたかったところなので、いい口実ができましたわ。

あとは部屋を片付けてくれたらいいんだけどねぇ。。。

５０回目の点滴・・・ヘロヘロです

先週土曜日もちゃんと病院へ行ってまいりました。
世間は３連休。しかもよいお天気。
それでも点滴はしなければならぬ。
腸閉塞後、ＴＳ－１を再開したのが思いのほか堪えておりまして
点滴から２．３日は下痢もひどくなにを食べても栄養にはならずお腹に力も入らず
食べてはトイレ・・・で、ＴＳ－１を飲み初めて２週目の今回は
特にヘロヘロになっておりまする。
ダンピング症状も出やすくて、体力つけるために食べてるのに食べたら具合が悪くなる。
いったいどうすればいいんでしょう。

土曜日は、点滴の他に「腸ろうチューブの交換」というイベントがございました。
チューブが古くなるとカチカチになっちゃうんですね。
で、それが粘膜を刺激して痛むので取り替えてもらったのです。

採血をすませてからレントゲン設備があるフロアへ。
造影剤検査などで使う機械に乗っかって、お腹の中を映しながらの作業です。
てっきりＩ医師が来るのかと思ったら、入院中にお世話になった若い先生が登場。
名前忘れちゃったなぁ。
そこそこイケメンなんだけど、無口で無愛想。
でも患者の言うことはちゃんと聞いていて、的確な答をくれる先生だったので
けっこう好感度は大でした。

入院病棟では無口で無愛想だったこの医師。
チューブ交換の最中はかなりにこやかで
私が痛い痛いと騒いでも、ポンポンと肩や腕を叩きながら
なぜ痛いのか、あとどのくらい痛むのかを
その都度ちゃんと説明してくれたので安心して任せられました。
こういう先生がずっといてくれるといいんだけどねぇ。
若い先生はあちこち異動してっちゃうんだよねぇ。

無事交換が終わって、横になっていた機械がグィーンと縦に置きあがり
つまり強制的に立ち上がらされて、よっこらしょと機械から一歩踏み出したとたん
着ていた検査着のパンツがストンと落ちました。
いや、もちろん上からＴシャツ型の丈の長い検査着も着ていましたから
下半身が露になったわけではありませんけどね。
それでも人前でパンツが落ちるって、けっこう恥ずかしいですわよ。
先生、チューブ交換中にパンツの紐を緩めたのなら
立ち上がる前に教えてくださいませ。
気配りがもうひとつ足りませんでしたわね。今後の課題ですよ。

さて、採血の結果は今回も良好。
白血球４７００。好中球２１１５。

ただ、久しぶりに検査した腫瘍マーカーの数値が上昇していました。
前回、前々回そして今回と、じわじわと上がっています。
Ｉ医師は「もともと高く出やすいので気にすることはない」とおっしゃいますが
やっぱり気になりますよ。
白血球が２０００程度あれば、ガン細胞が悪さをするのを防ぐことができると
最近読んだ雑誌のガン特集に載っていましたが本当なんですか？
やっぱりガンに奇跡なんて起きないんでしょうか。
今は元気でも、やっぱりいつかはガンが増殖してくるのだろうかと
こうやって数値で見せつけられると、精神的にも堪えますね。
昨日今日の具合の悪さは、そんなところからも来ているのかもしれません。

点滴後２．３日は下痢がひどいと訴えたところ
以前にももらったことのある下痢止めを処方されました。
でもこれ、効かないんですよねぇ。
実際、点滴当日から飲んでいますけどね、いっこうに変化ありませんもの。
飲まなくていいですかぁ？

点滴も問題なく終わり、今週１週間がんばってＴＳ－１を飲み続ければ
来週は休薬期間です。
そうそう、点滴の際に入れる抗アレルギー剤のおかげで
花粉症の症状はだいぶ軽くて済んでいます。
これだけはありがたいですね。
でも休薬期間になると効果が切れて症状悪化しちゃうんです。
抗がん剤の副作用が薄れて楽になると、花粉症の症状がひどくなる。。。
どうにかならんかねぇ。

お腹の調子をなんとか整えたいのと、花粉症にも効果があるということで
最近はビフィズス菌やら乳酸菌やらの入ったヨーグルトやチュアブルの錠剤を
摂るようにしています。
でもこれもたいした効き目はありませぬ。
ヨーグルトは、他のモノを食べるよりはお腹を壊しにくい、という程度ですし
チュアブル錠も、飲まないよりマシかなっていう感じ。
やっぱり、周辺の神経をなくしてしまった私の腸の動きは
これ以上改善することはないんでしょうか。

ちょっと今日は弱気ですねぇ。
点滴の副作用が消えてお腹に力が入るようになれば
また元気も出てくることでしょう。

暖かくなってきたし、うちの近所でもぼちぼち桜が咲き始めましたし。
桜を見ながら歩けば、気分も盛り上がってくるかな。

フローリングが苦手です

今日も琴ちゃんネタ。

さんざ遊んでそろそろおうちに帰りたい琴ちゃん。
でもそう簡単には帰れない事情があるのです。

なぜなら・・・

琴ちゃんは、床の上を歩くのが苦手です。
おうちの前にはじゅうたんがないので滑ります。これ以上近づけないのです。

さてどうしよう。。。


最後はいつも、遠くから全速力で走って床を跳び越し一気に突っ込みます。
それはそれは、ものすごい勢いです。

充電中？

琴ちゃん・・・
牧草は食べないと栄養にならないのですよ。



頭に乗っけてもダメなんですよ。

・・・このままじっとすること１０数分。
充電は完了しましたか？

漢方外来＆４９回目の点滴

金曜日は漢方外来の診察日でした。

雨が降りそうなので早目に出発。
でも絶対混んでるから待ち時間も長いだろうと思って
受付を済ませてから談話室でお茶を飲みながらのんびりして
ゆっくりと診察室に向かうと、看護師さんが出てきて
「Ｍさ～ん、さっき呼んだのよぉ」と言われてしまいました。
ごめんなさい。こんなに空いてると思わなかったもので。。。

すぐに呼ばれて診察室へ入ると、Ｎ医師は私の顔を見て「元気そうじゃない」。
この前よりずっといい顔してるよと言われましたが
この前の顔をどれだけ覚えてるんだか、ちょいと怪しいところです。

薬の効き目はどう？と聞かれたので「よくわかりません」と正直に答えると
「よくわからないってことは効いてるってことだよ」と自信ありげなご様子。
わかるようなわからないような。。。
まぁひどくはなってないんだからいいのかな。

で、継続して同じ薬を処方していただくことになりましたが
そこで初めてＮ医師は薬の内容を確認。
「効き目はどう？」って聞いた時点で
なんの薬を出したかくらい見てくれているのだと思ってたんだけどねぇ。

４種類あるお薬の名前をＰＣ画面で見ながら

これは食欲増進ね。
えっと、吐き気止めとして出されたものなんですが。。。
ま、吐き気がなくなれば食欲も増しますわね。

これは下半身がぽかぽか温まってくる薬ね。
う～んと、花粉症の薬のはずなんだけど。。。

コレとコレは元気がでる薬っと。
まぁそう言われれば間違っちゃいないかもしれないけど、血行促進と血圧改善の薬のはず。

まぁ、いろんな効果があるということで。
いちいち聞きなおすのもめんどくさいので、ハイハイと聞き流しておきました。

診察は１分ほどで終わり。
次回の予約をして診察室を出ようとすると
「Ｉ医師に、漢方効いてるよって言っといてね」と言われました。
そうですね、たぶん効いてるんでしょう。
なんだかなぁって感じでした。

その翌日の土曜日は、点滴の日。
朝から東京は暴風雨です。
駅まで歩いたら絶対傘が壊れると思ったので
いや、傘が壊れるどころか、前に進めないかもしれん。
で、家の近所のバス停からバスに乗り
病院近くの駅前で降りて、そこからタクシーを使いました。

タクシーの運ちゃんに病院名を告げると「ハイ」と気持ちのいいお返事。
安心して、駅前のコンビニで調達した朝食とドリンクをカバンに詰め込んでいましたら
「すみません、戻ります」との声。
顔を上げて外を見ると、見たことのない景色が広がっておりました。
曲がるべき道を曲がらずに通り過ぎ
どうにか曲がってみたもののその先は一方通行で通り抜けできなかったということらしいです。
で、無理矢理Ｕターンして元の大通りに戻ったものの
その近辺は一方通行の多いややこしい土地で、どこも曲がれない。
病院からはどんどん遠ざかり、地下鉄の駅ひとつ分走ったあたりで
「このヘンからの道、わかりますか？」だと。

その運ちゃん、かなりのご年配なのですが
運転手としては新人で、まったく道がわからないんだってさ。
だったら行き先を言った時点でわかりませんって言ってよね。
近いから行けると思ったんですけど、ってそういうもんじゃないでしょう？

そこで私、気づきました。
「ねぇ、そのカーナビはなんのために付いてるの？」

あ、そうですね、じゃあちょっと失礼して・・・と路肩に車を止め
カーナビの操作を始めましたが、まったく操作方法がわかっていない様子。
車を運転しない私でもできそうな検索画面を全然使えず、らちがあきません。

もういいからとにかくアッチの方向に向かって走ってよっ（怒りモード１２０％）
「はい、すみません」と走り出すと、カーナビ画面に周辺地図が映し出され
そこにはちゃんと病院も表示されているではありませんか。
ちゃんと出てるじゃん！なんで見てないの？
そこに向かって行ってくれりゃあいいのよっ！（怒りモード２００％）

暴風雨の中を歩いたほうがまだ早かったんじゃないかというほどの時間をかけて
ようやく到着。
料金メーターはとんでもない数字を表示していましたが
当然払う義務はないでしょう。
ほんとは一銭も払いたくない気分でしたが、それではあんまりなので
初乗り料金だけ支払って降りてきました。
朝から気分悪かったです。

いつもより遅くなっちゃったけど、幸いこんな天気なので病院は空いていて
採血も待ち時間が少なかったので一安心。
談話室で朝食を済ませ、診察室へ向かうとすぐに名前を呼ばれました。

中へ入るとＩ医師は開口一番
「今日、ひどくない？」

血液検査の結果がそんなに悪かったのかと一瞬身構えましたが
ひどいのは検査結果ではなく 花粉 でした。
そう、この日は雨が降っているわりには花粉が多かったんです。
Ｉ医師はひっきりなしにくしゃみをし、鼻をすすり
ちょっとごめんと言っては鼻をかんで、そりゃあもうひどいもんでした。

この後化学療法室で点滴ですが
針を刺す医師がどんなに下手くそで何度やり直されようとも
今日だけはＩ医師を呼んでもらったりはしないでおこうと
私はひそかに心の中で誓いました。
針を刺すほんのわずかな時間でも、Ｉ医師のくしゃみが止まるとは思えませんもの。

花粉はひどかったけど、血液検査の結果は良好でした。
白血球が４１００。好中球が１５９９。
休薬期間の後だから、ほんとはもうちょっと多いほうがいいんだけどね。

腸ろうのチューブの付け根周辺が痛み出していたので見てもらいました。
チューブが劣化して固くなり、皮膚の内側の粘膜に刺激を与えているのだろうとのことで
次回の診察時に交換してもらうことに。
またお腹に麻酔されるのかしら。
でも取り替えてもらわないと、ずっと痛いままですからね。
来週は覚悟して行かないと。

点滴も無事に終わり薬局でＴＳ－１をもらって家路に着く頃には
暴風雨も収まって、小雨がちょっとぱらつくくらいになっていました。
でも私の中では、朝のタクシーでの苛立ちがまだ収まっておらず
なんかうまいもんでも食いたいぞ！と思いついたのが
なぜかマックのチキンナゲットとコーヒー。
ジャンクフードはお腹によくないとわかってはいても、やっぱり食べたい。
家の近くのマックに立ち寄って、一緒にポテトも買い
家でぱくついて、ようやく気持ちが落ち着きました。

ま、あの運転手さんもきっとリストラにあって
向き不向きにかかわらず、ああいうお仕事に付かざるを得なかったのでしょう。
・・・と考えることにしましたが、やっぱりもう二度と乗りたくはありませんわね。

派遣契約再び

新聞のチラシなどであれこれ仕事探しをした結果
やっぱり以前の派遣会社に戻るのが最適なのかもしれないと思い
先日思いきって派遣会社へ電話してみました。

前に元勤務先の社長に会ったとき、ちらりとそんな話をしていまして
（腸閉塞で入院する前日のことですが）
そしたら社長が
「近々、派遣会社の副社長に会うから
病気だからと言って契約や紹介を断ることのないように釘を刺しといてやる」と
言ってくださいました。
ありがたいことだと思っていたら、本当に話がすぐに通じるようになっていて
名前と元勤務先を伝えたら、以前の担当者が電話口に出てくださいました。

退職してから２年も経っているので再登録をしないといけないかと思ったら
そんな手間は必要なく、条件に合う仕事があったらすぐに連絡するからとのこと。
前の勤務先での知識が活かせる部署でのパート勤務があったらお願いしたいと伝えました。

そんなわけで、今後しばらく連絡待ちです。
ただ、やはり不況のせいで求人が減っているとのことなので
あまりにも仕事がないようなら他を当たるしかありませんね。

まぁ、今すぐ仕事がありますよと言われても慌てちゃうし
ＧＷを目処に、のんびり待ってみるつもりです。

いいお仕事あるといいんだけどな。。。

どこに映ってたんだろう

昨日、学校帰りの娘ッ子を連れて
都心の家電量販店へ、携帯電話の機種変更に行きました。

どの機種にするかあれこれ手にとって見ていると
後ろから「すみませ～ん」と声が。

以前の勤務先の近くなので、誰か知ってる人に見つかったか？と
おそるおそる振り返ると
Ｔ○Ｓなんですが、携帯について取材してまして・・・
どうやらインタビューに答えてくれということらしい。
すでに横からはでっかいテレビカメラが私たちを捉えているではありませぬか。

いや、ごめんなさい、ダメです、と丁重にお断りすると
（だって娘ッ子が制服姿だし・・・）
じゃあ、携帯を見ている後姿を撮らせてもらっても？と食い下がられ
まぁ後姿だけなら、とＯＫしました。

その後、けっこう長い間カメラについてこられまして
私たちはどんな顔でどんなことをしてりゃいいんだろう？と戸惑いながら
なんとかカメラから逃げようとウロウロしておりました。

いったいなんの番組のどんなコーナーだったんでしょうか。
そしてどんなふうに映ってたんでしょうか。

おそらく、花粉症のマスクで大半を覆った同じ顔の親子が
揃いも揃って猫背で、迷惑そうにカメラに背を向け
いかにも買う気なさそうな様子で映っていたことと思われます。
選んだ被写体が悪かったと、あちらさんも後悔なさっていることでしょう。
どうもすみませんでした。

前に草津へ旅行に行ったときには
西の河原というところでカメラマンと称する男性から
やはり親子で被写体になってほしいと言われたことがあり
そのときも後姿で勘弁してもらいました。

もっと前には、お盆の東京駅で
旅行カバンを引きずっている姿を真正面から
どこかのニュース番組にカメラに撮られてしまったこともあります。

こんな姿勢も人相も悪い親子を、どうして選ぶんでしょうか。。。

ＴＤＳのおみやげ

小雪～琴～。
東京ディズニーシーでおみやげ買ってきたよ～ん♪
ミニーちゃんのリボンだぞ。かわいいぞ。
さぁつけてみよっかぁ。

まずは琴ちゃんから。

ちょっと怯え気味だけど、やっぱかわいいねぇ。
男の子なんだけどねぇ。

横顔もＧＯＯＤよん。


お次は小雪です。

そんなに睨みつけなくったって。。。

横顔を見れば。

お目目ぱっちりで、けっこう美人なんだから。

お二方とも、お疲れ様デシタ。
飼い主は満足でございます。

ひな祭りだったので・・・

イチゴを入れた道明寺もどきを作ってみました。



もち米に砂糖を入れて炊いて、あんことイチゴを包んだだけ。
食紅は買っても余らせるだけだと思ったので使わず、真っ白なままです。
桜の葉の塩漬けがどうしてもみつからなかったので
お弁当用の紙トレーに乗せちゃいました。

中身はこんな感じ。



もち米は甘さ控えめ。あんこも少なめ。
イチゴだけ大きめ。
イチゴが大好きで、甘くない和菓子が好きな娘ッ子の好みに合わせて作った甲斐あって
ペロリと平らげてくれました。
よかったよかった。

もうひとつ作ったのが、スィートポテト。



前日の夕飯にサツマイモを甘く煮たのですが、これがマズくってねぇ。
そのままじゃ捨てることになるなと思い
もったいないのでもう一度砂糖を足して煮なおしてから潰し
卵黄と砂糖と牛乳を混ぜて焼いてみました。

一口サイズのが２０個以上もできちゃったんですが
これまたあっという間に食べてくれましたよ。
娘ッ子は期末試験前で、夜更かしして勉強していたので
夜食にちょうどよかったみたいです。

おかげでひな祭りのケーキを買わずに済んじゃいました。
ケーキはケーキで、食べたかったけどね。


もち米もサツマイモも、お腹に詰まりそうなので
私はちょっとだけ食べました。
サツマイモを濾しているときに、この前の腸閉塞の記憶がよみがえってきて
絶対無茶食いしちゃいかん！と心に決めておりましたから。。。

４８回目の点滴

ＴＳ－１の副作用で味覚障害が出始め
舌がぴりぴりして、何を食べてもおいしくな～い。
自然と味付けが濃くなり、砂糖としょうゆのバランスが悪くなり
最近の料理は娘ッ子には不評です。。。（泣）
卵焼きがしょっぱかったり、酢豚なのにお酢の味がしなかったりします。
普段から調味料の配分を適当にやっていると、こういうことになるんですね。

さらに、年末年始からこの前の入院までタキソールもお休みしていたので
髪の毛がかなり生え揃っていたのですが、やっぱりまた抜け始めました。
ヘタに生えちゃってから抜け始めたので、抜け毛を振りまいて歩いている状態で
うっとおしいったらありゃしない。
パジャマや布団にも大量に張り付いてるし、シャンプーしたあとなんてもう大変です。

それでも点滴は受けねばならぬ。
昨日も早朝から出かけてまいりました。

血液検査の結果は良好。
白血球が４４００。好中球が２１５６。
その他の項目も高すぎず低すぎず、良い結果でございました。
やっぱＴＤＳで思いっきり遊んできたからでしょうか。

下痢症状がかなりひどいことを話すと
「オキシコンチンやめてからひどいんじゃない？」と言われました。
入院中に飲んでいた痛み止めです。
そう言われればそんな気がします。

オキシコンチンの副作用で便秘になることがあるらしく
それが私にとってはちょうどよかったらしいんですね。
そんなこと言われてもねぇ、痛くもないのに痛み止めなんて飲みたくないし。

そんなふうに良い結果を招く副作用もあるのなら
その成分だけを抽出して下痢止めを作ることってできないもんなんでしょうかね。
下痢止めとして処方された薬がまったく効かなかったというのに
皮肉なもんです。

テルモというメーカーから取り寄せた栄養補助飲料も
やっぱり２、３本飲むとお腹に堪えます。
その話をすると、たまたま病院に置いてあったパンフレットを見ながら
おすすめ商品を教えてくれました。
脂肪分と繊維質をまったく含まない、下痢を起こしにくい商品があるそうです。
・・・っていうかさぁ、そんなのがあるんなら最初から教えてくれりゃいいじゃん。
いっぱい買い込んじゃったのに。
しかもそれ、１本２５０円ほどします。
それを１日に４．５本も飲まなきゃいけないとなると１日１０００円です。高すぎ。

Ｉ医師のおじいさまは、やはりテルモの栄養補助飲料を１日に２種類
３年間毎日飲み続けていらっしゃるそうです。
その結果、老人性の味覚障害が治り、親戚中の誰よりもお肌の色艶がいいんだとか。
私には、３年間も飲み続ける根性はありませんが
そう聞くと少しはがんばって飲んでみるか、という気持ちにはなりますね。
おじいさまも、味覚障害を治すため亜鉛などのサプリメントなどを試したそうですが
効果はなかったらしいです。
結局、いろんな栄養素をバランスよく摂るのが一番いいってことですね。

ただ、ＴＳ－１の副作用の味覚障害には効果はないとか。
起きるメカニズムが違うってことでしょうか。
ちょっとがっかり。

さて次に、歯医者に通いたいが麻酔をしても大丈夫かと聞いてみました。
この前、魚の干物を食べていて「ジャリッ」と言ったんですねぇ。
砂でも噛んだかと思っていたら、奥歯の歯と歯の間に大きな穴が空いておりました。
こりゃヤバイです。
神経の残っている歯だから早目に治療しないと痛くなる可能性大です。
まったく忙しいこと。

部分麻酔ならまったく問題ないそうです。
抗がん剤治療をしているからといって、出血が止まりにくいなんていうこともないし
ショック症状が出ることもないと。
歯医者の先生は不安がるかもしれないけど
主治医が大丈夫だと言ってたと言っちゃっていいからね、とのことでした。
さっそく予約を取らなくちゃ。

点滴も無事に終わって、昨日は会計が少しお高めでした。
生命保険の入院給付金を請求するための診断書を書いてもらったんです。
自己負担金って、高いですねぇ。
まぁ無事に給付金が降りればそれ以上の金額がもらえるとはいえ
一時的にでもお財布から出ていってしまう金額としては
ちょっと大きすぎます。
抗がん剤治療を自費で受けざるを得ない人なんて
１回にいったいいくら払うんだろう。。。

次の土曜日は診察はお休み。
今週いっぱい、がんばってＴＳ－１を飲み終えれば
１週間の休薬期間です。

次に通院する頃には、少しは暖かくなっているでしょうか。