歴代のBMW3シリーズE36、E46の4気筒車を乗り継ぎ、この度三代目E90の4気筒車を購入した4気筒バカです・・・
BMW 4気筒で行こう!



先日Dに車を預けた時、ミッション系統のプログラムVer.を調べてもらいましたが、CIPは最新のものだったらしく、特に作業は必要なしとの事になりました。

その際、CAN側のVer.も調べて頂いたようで、ドアロックの反応変更が行われている様子でしたが、最近不便も感じてなかったのでこちらも見送る事に。

このCANはスピードメーターユニット、エアコンユニット、ドアロックユニットなど電子制御系のユニットを結ぶネットワークプロトコルですが、通信速度が最大1Mbit/sのイベントトリガ(いわゆる片道)方式でイベントが多発すると遅延が発生する可能性がある事から、安全制御に直接関わる部位の通信には使われていないようです。

安全に関わる電子制御とそれ以外の電子制御を別のネットワークで管理するというのはある意味安全なような気もしますが、一方でかなり非効率な感じもしたのでちょっと調べてみたら、BMWはFlexRayという新ネットワークプロトコルをX5から採用し始めたという記事を見つけました。

このFlexRayは通信速度が最大10Mbit/sのタイムトリガ(いわゆる往路)方式で、厳密なスケジュール管理が出来る事から、安全制御系にも使えるとの事です。

最近の車はX-by-Wire化が盛んで、BMWもステアリングとか、アクセル・ブレーキなどのbyWire化が進んでますが、2008年以降BMWはシャシー制御システムやパワートレーン制御システムでの採用を決めており、X5のような『Adaptive Drive』が他車種にも展開されていくかも知れませんね。

しかし、こうも電子制御化が進むと、電装系やら足回りのモディは尚一層厳しくなりそうで、いつの日かイジれるのは靴と外装だけなんていう時代がくるかも!?

私のようなモディ病感染患者は減るかも知れませんが・・・ちょっとつまらないと思うのは私だけでしょうか(^_^;



コメント ( 22 ) | Trackback ( 0 )