最後まで生き抜いた人

お隣の奥さんが、闘病の末に亡くなった。45歳という若さ！！
ずーっと考えてた・・・もうじき命が尽きると知っていて、痛みに耐えている気持ちとか・・・想像を絶する。3人の子供達は、もう大きいけれど、まだまだこれから見届けたかっただろうな、さぞかし無念だろうな、って事だけわかる。
スペインに行くちょっと前のこと、スーパーのまえで、1人のお爺さんが自転車をドミノ倒しにした。あ！と思った時には、奥さんが声を掛けて助けていた。その時はまだちょっと元気そうだったけど、痩せ細っていたし、人助けするほどの体力は無かったはず。すごい人だなー！って思った。

先週、緩和病棟に顔を見に行った時、ニコリとしてくれて、旦那さんが「もうじき誕生日だから、ここでお祝いするねん」という話をしていて・・・その2日後に亡くなった。

生きているのに、不平不満を言ってはダメですね。


名張川（スタジオに続く橋より）
私は今日も生きて、床を踏む。