季節の「うえの」

上野周辺の四季折々の見所や、地元民ならではの楽しい情報を中心に、日本茶に関する話や明日から使える?発見をお届け致します。

八十八夜

2018-05-02 18:19:15 | Weblog

 

 

昔の暦の節目はよくできていますね。

 

 

「八十八夜」は、雑節のひとつで、春分など二十四節気とは違い、雑節のひとつで、季節を知るための目安です。

 

 

一般的に、「節分」や「入梅」「土用」「お彼岸」なども雑節だそうです。

 

 

今日、5月2日は「八十八夜」です。

 

 

♪夏も近づくの~唄どおり~、夏を感じる今日この頃です。

 

 

この頃に摘まれたお茶は、味、香りともに一番乗っていておいしく、この新茶を飲むと無病息災という言い伝えがあります。

 

 

「ただの言い伝えでしょ?」と言ってしまっては元も子もないですが、やはり旬のものは、私たちの体に

 

 

今の時期に必要な成分が用意されており、新茶のビタミンCやカフェインにカテキン類、アミノ酸など様々な成分、

 

 

その効果の殺菌作用や抗菌作用、活性化作用などなどは、やはり、この季節の変わり目にすごく効果があると、

 

 

お茶屋といえども感心をするところであります。

 

 

今日、「摘む」という行事も各地で行われておりますが、各県ごと、地域ごとに(山間地や平地など)、摘採される

 

 

日取りは前後しますので、是非ともお住まいの地域、お好みの地域、お好みの味などありましたら、

 

 

今日摘まれたものに限らず、今年の「新茶」をご堪能して頂ければと思います。

 

 

ちなみに、新茶はその香りが特徴でもありますので、いつもより少し熱めのお湯でも構いませんので、

 

 

香りを引き立たせてお楽しみください

 

 

今年のお茶の味が皆様に染みわたり、更に素晴らしい年まわりになることをご祈念して

 

 

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