アイドール・２３

会場がいつもとは違う都立産貿易センターということで、
来場者が多く人波が途絶えることがありませんでした。

ひみつの花園さんのプチブライスの着物は好評でした。
今回はミーコはあまり出品しなかったのですが、
案外な好調な売れ行きでした。


ねこのひたいさん（なみさん）のブース
http://nekonohitai2002.hp.infoseek.co.jp/

ママちゃんのブース
http://mama-cyan.hp.infoseek.co.jp/

舞花さん（norinoriさん）のブース
http://maika.chu.jp/

遊びに来てくれたメロンさん手作りの服を着たのブライス
http://members.jcom.home.ne.jp/m.k12r/

驚異のセルロイド展Ⅱ

横浜人形の家で開催されている「驚異のセルロイド展Ⅱ」に、
みーたんさんと行ってきました。
http://www.museum.or.jp/yokohama-doll-museum/
色彩鮮やかなセルロイドの人形を見ていると、
彩色職人の仕事のすごさがよく分かります。
また出かけてゆっくり見てこようと思っています。

「驚異のセルロイド展Ⅱ」のスーベニール・ショップにミーコのコーナーがあって、
キューピーや金魚、ぴょんちゃんなどが置かれています。

ネズミがネコになった話・２

トイズの仕事を簡単に引き受けたけれど、
私のところの金型を作ってくれた職人さんは廃業していたので、
セルロイドの金型を作るメーカーがまだあるのか気がかりでした。
父に相談したら、「四ツ木のカミジョーさんに聞いてみたら」
と、アドバイスをもらいました。
電話帳で調べてカミジョーさんに電話しました。
「セルロイドの金型を作ってもらえませんか」
「え！セルロイド・・・」と受話器からびっくりする声が聞こえました。
翌日、カミジョーさんの会社を訪ねることにして電話を切りました。

翌日、会社を訪ねるとそれまで取引がなかったので初対面の挨拶を交わしました。
カミジョーさんは玩具組合の古い名簿を用意していて、
私のところがセルロイド玩具を作っていること確認したようです。
少し前に葛飾区堀切のセルロイド職人が亡くなったので、
セルロイドの時代は終わったと思っていたカミジョーさんは、
私のところでまだセルロイドの加工をしていると聞いて驚いていました。

セルロイドの金型を作ってもらえるかと尋ねたところ、
セルロイドの金型作りにたずさわった会長さんや職人が健在なので、
仕事を引き受けますと返答をもらいました。

ネズミがネコになった話・その１

セルロイドサロンに「喫煙具とセルロイド」が掲載されました。
http://www.celluloidhouse.com/salon85.htm
「セルロイド浪漫」でカミジューさんがセルロイドのミッキーのことを話されているので、
私も当時の思い出話を書いてみることにしました。
http://k-shimincenter.org/media/pdf/0804sinia-sel.pdf

ネズミがネコになった話・その１

１９９７年の１０月、トイズ（北原照久さんの会社）のＳさんが訪ねて来ました。
Ｓさんはセルロイドの仕事をしているところを探すのに苦労したそうです。
当時、セルロイドの加工をしている工場は２軒しかありませんでした。
玩具組合に聞いても分からず、困ったＳさんはダイセル化学に問い合わせました。
※ダイセル化学工業（前身は大日本セルロイド株式会社）
ダイセルからセルロイドの販売代理店・戸谷産業を紹介してもらい、
戸谷産業からセルロイドの加工をしている私のところを教えられて訪問したそうです。
セルロイド人形を作りたいので仕事をしてもらえないかというのが、Ｓさんの話でした。
父は新しい仕事を引き受けるのは気が進まないようでした。
私はどんな仕事か興味があったのと北原さんのネームバリューも魅力で、
父を説得してＳさんの仕事の依頼を引き受けることにしました。

新しいセルロイド人形を作るには金型をオーダーしなければなりません。
私のところでセルロイドの金型を作ったのは２０年以上も昔なので、
仕事を請け合ったけれども、セルロイドの金型メーカーがまだ存在するのか分からず心許なかったです。
トイズのＳさんはどんな人形を作るかの話はしないで、
「また来るので、よろしくお願いします」と言って帰って行きました。
その時に昔、うちで作っていたセルロイドがあれば欲しいというので、
残っていたセルロイドを全部、差し上げました。
おかげでうちには昔のセルロイドが一つもありません。
（続く）

セルロイド浪漫

葛飾区市民活動支援センターのＨＰにセルロイドが取り上げられ、
伝統的な産業やまちの魅力を伝える地域情報紙の第１回として、
セルロイド探訪記「セルロイド浪漫」が載っています。
http://www.k-shimincenter.org/magazine.php?itemid=348
「セルロイド浪漫」
http://k-shimincenter.org/media/pdf/0804sinia-sel.pdf（ＰＤＦ）

川上常子さんの「セルロイドの内職をした頃」の思い出話は興味深いです。
セルロイド浪漫には金型メーカーのカミジョーさんが登場していて、
セルロイドのミッキーを復刻した苦労を語っています。

蛇足：葛飾区市民活動支援センターのある場所は、
　　　私が小学３年生まで住んでいた近所です。
　　　あれから５０年経つので風景はすっかり変わっているでしょうが、　
　　　懐かしい思い出の町です。 　　　http://blog.goo.ne.jp/celluya/e/3081adef8eb00d53a408eaa528ca9cc4

海苔

鉄分が少ないので海苔を食べるようにと医者からよく言われます。

海苔にはこだわりがあって日本橋の海苔店まで、
毎度、買い出しに行っていました。
近頃は出不精になって遠くまで買いに行くのが面倒で、
海苔を食べることがなくなりました。
昨日、九州産の焼きたて海苔を頂戴しました。
今朝、紅鮭のおにぎりを海苔で包んで食べたところ、
海苔と紅鮭がマッチングして美味しいこと、美味しいこと。
レバーは苦手なので海苔をたくさん食べて貧血予防をします。

　貧血予防・・・というと鉄分、鉄分というとレバーやほうれん草と連想しがちですが、
　海苔約５枚で、なんと牛レバー１切れ分（約40g）、
　ゆでたほうれん草１わ分と同量の鉄分が含まれています。
　牛乳（1本200cc）なら約8本、卵なら1.7個分にあたる量が含まれているため貧血予防に大活躍です。
　レバーが苦手な方にもおすすめです。（海苔のＨＰから）

扇風機

駄菓子屋のおばあさんの通夜が、
町屋斎場であり焼香してきました。
おばあさんは９２歳と長寿でした。

友達が扇風機をくれるというので、
帰りに寄ってもらってきました。
扇風機は何台か持っていますが、
どれも壊れていて役に立ちません。
新しいものを買おうと思っていたので助かります。
エアコンと併用すれば涼しさが増して重宝です。

駄菓子屋さん

プチブライスの部屋に新しい着物を４点アップしました。
http://www.celluya.com/himitu02.htm

隣の家は駄菓子屋さんでおばあさんが一人で店を切り盛りしていました。
午後２～３時頃になると学校から帰ってきた子供たちで店は賑わいます。
駄菓子を買った子供たちは店の前のガードレールに並んで腰掛け、
電線にとまるスズメのように騒がしくさえずり合っていました。
正月も盆も一日も休まず３０年間、店を開いていたおばあさんが、
２年前に身体を悪くしてからは店は閉まったままになりました。
閉店してしばらくはおばあさんの病気を知らない子供がお金を握りしめ、
店先で戸が開くのを長い時間待っている姿をよく眼にしました。
隣の駄菓子屋のおばあさんは先週の１１日に亡くなりました。
もう子供たちの元気な声を聞くことはなくなりました。

金魚の産卵

池の金魚がまた産卵しました。
前回は水の管理が悪くて孵化するとすぐに稚魚は全滅したので、
今回はエアポンプで酸素を送って水が痛まないようにしました。

半月前に孵化したヒメダカの稚魚は順調に育っています。

セルロイドの恵比寿・大黒

横浜人形の家で開催される「驚異のセルロイド展Ⅱ」のチラシを頂きました。
「ご優待チラシ!!」の後ろの恵比寿様と大黒様は父の作品で北原さんに上げたものです。

この恵比寿・大黒は２０年ほど前、塩化ビニールで半面（前のみで後ろは無し）を作るときに、
セルロイドに彩色して色見本として１組だけ作ったものです。
長らく家のガラスケースに飾っていましたが、
北原さんの会社からセルロイドの仕事の話があったときにお礼として進呈しました。
彩色に手間が掛かかるけれども、もう一度作ってみようと思っています。