ノスタルジー（６） ドールイベント

花薗さんにぼやき漫才は面白いでしょうと聞いたら、「ネタが年寄りじみている」と、笑われました。
年寄りだから古いことしか思い浮かばないのは致し方なく、年寄り臭く懐古話をもう少し続けることにします。

ミーコをオモチャコレクターの北原照久さんの会社から販売してもらおうと、
横浜のブリキのおもちゃ博物館を訪ねました。
そのいきさつは「ミーコものがたり」にくわしく書いています。
http://celluya.ifdef.jp/mikostory.html
しかし、北原さんの会社からは販売されず、
「せっかく、良いものを作ったのだから自分で売ってみたら」
と、北原さんの会社の人に言われました。

そこで、２００３年１月に開催されるアイ・ドールに参加を申し込むと同時に、
セルロイド・ドリームのＨＰを立ち上げました。
２００２年１２月１６日にオープンしたＨＰのトップページ


アイ・ドールでは新しいセルロイド人形は珍しいから、
飛ぶように売れるだろうと思っていたら、これがとんでもない勘違いで、
５０体用意したミーコは４体しか売れませんでした。
しかもそのうちの１体は、花薗さんが知り合いの人形好きの人に、
私が出店していることを紹介してくれたおかげで売れたものです。


大きな空振りにもめげず、２００３年４月のドールショウに出店しました。
この時はリカちゃんの洋服を販売する花薗さんと一緒の参加でした。
初めて花薗さんと会った懐かしいイベントです。

ミーコの展示がお粗末。これでは売れるわけはありません。
花薗さんのリカちゃんの洋服はよく売れていました。

ドールショウ出店前後の日記
このときに花薗さんに「ちんや」で高い牛肉をご馳走しましたが、
「私には吉野家の牛丼でよかったのに」と、謙遜していました。
この時の日記