柳原白蓮

来月の名鉄百貨店「職人展」出店の参考とするために、
池袋東武で開催中の「日本の職人展」に行きました。
その後、西池袋のブックギャラリー「ポポタム」へ行き、
ギャラリー自体をピンホールカメラにするというイベントを見てきました。
http://www6.kiwi-us.com/~popotame/shop/
ギャラリー「ポポタム」の隣に大きな邸宅があり、
「宮崎石基」の表札と「滔天会」の看板が掛かっていました。
http://blogs.yahoo.co.jp/kjhst220/10748169.html
「お隣は宮崎滔天の住居ですか」とギャラリーのオーナーに聞いたら、
「そうです」と教えてくれました。
宮崎滔天は孫文と交流のあった明治時代の革命家で、
その息子の宮崎龍介は柳原白蓮と道ならぬ恋に落ち、
大正時代にセンセーションを巻き起こした人物です。
柳原白蓮は華族の出で大正三美人といわれた才媛で、
炭坑王・伊藤伝右衛門と結婚していましたが、
帝大生・宮崎龍介と知り合い駆け落ちし、
その後、伝右衛門と離婚し宮崎龍介と暮らしたのが、
今日、見てきた西池袋の邸宅でした。
表札の宮崎石基さんは白蓮の孫だと思いますが、
アステラス製薬の役員をされています。
知らない町を散歩すると思わぬ発見があって楽しいです。

宮崎滔天（ウィキペディア）
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E5%B4%8E%E6%BB%94%E5%A4%A9
柳原白蓮（ウィキペディア）
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9F%B3%E5%8E%9F%E7%99%BD%E8%93%AE