追悼文（没）

「A memory of Syan ・１」

その後、シャンは姿を見せなくなりました。
たぶん、猫エイズに罹って死んだものと思われます。
ブログを繰って元気だった頃のシャンを偲びます。
シャンが元気になって現れたので、この原稿は没になりました。
今日もシャンは居続けしています。
（２００７年７月４日）
このところ毎朝、野良ネコが来て、外で餌を待っています。
顔がかわいいので、シャン（美人の意）と呼んでいます。
雄ネコですが、ニャーニャーとよく鳴いてうるさいです。

（２００７年１０月２７日）
シャンは力が強くて、手で引き戸を開け、
敷物を引っ張り出してすき間を作り、
部屋に上がり込みます。
今はやせ細ってこんな力はありません。

（２００８年１月１７日）
昨日、シャンはぐったりして餌をまったく食べず、夜には胃液を吐きました。
今朝も元気がなくて動こうとしないので動物病院へ連れて行きました。
獣医さんに診てもらうと、脱水症状を起こしているという診断でした。
点滴をして抗生物質の注射を打ち、錠剤を飲ませられ、
明日、また診察を受けに来てくださいと言われました。
「シャンは何歳ぐらいでしょうか」と獣医さんに聞くと、
「５歳くらいかな？首が太いのでボス猫ですね」とのことでした。
食欲がないので病院でもらってきたペースト状の餌を、
１時間おきに口をこじ開けて食べさせています。

（２００８年１月１８日）
今朝は食欲が出て自分で餌を食べるようになりました。
シャンは高いところに飛び乗ろうとして落ちるへまをしましたが、
夜には外に出たいと泣くまでに元気を回復しました。
抱かれるのがあまり好きでなかったシャンですが、
今日は抱いて上げると甘えるように体をすり付ます。
元気になったようなので病院には行きませんでした。