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オークスの法則3

2011-05-19 00:00:00 | 牝馬の法則
なるべくしてなったオークス馬がいれば、タナボタでなったオークス馬もいる。
オークス馬の条件とは一体何なのか?
そこには、ある共通点が存在する。

【オークス馬の条件】
1.重賞実績
過去8年のオークス馬9頭(昨年は1着同着のため)のうち、重賞勝利実績がなかったのは、2頭のみ。
06年カワカミプリンセス
07年ローブデコルテ

なお、この重賞実績というのはオークスでは結構重要で、過去8年で3着以内に入った馬24頭のうち、重賞3着以内の実績がなかったのは、前出の2頭と07年3着ラブカーナの計3頭のみである。
<重賞実績別オークス成績>
1着:7-4-4
2着:0-2-3
3着:0-1-0
なし:2-0-1

2.ローテ&前走着順
<前走別成績>
桜花賞:7頭
スイートピ:1頭
フローラS:1頭

桜花賞直行組以外の2頭は、いずれもオークストライアルをきっちりと勝ち上がってからの参戦である。

<前走着順別成績>
1着:5頭
2着:1頭
4着:1頭
7着:1頭
8着:1頭

前走1着の5頭のうち、桜花賞馬は03年スティルインラブ、09年ブエナビスタ、10年アパパネの3頭である。

3.前走上がり3F順位
1位:4頭
2位:2頭
3位:2頭
9位:1頭

前述の重賞勝利実績のない2頭も、前走は上がり3F最速であった。

ここから導き出されるオークス馬の条件とは、前走は桜花賞、スイートピーS、フローラSのいずれかで1着が望ましいものの、着順はそれほど気にしなくてよく、重賞勝利実績があるかオークストライアルを勝っていること、そして、前走上がり3F3位以内をマークしていることの3つである。

<オークス馬の条件該当馬>
○アカンサス…重賞勝利なし/前走スイートピーS1着・上がり3F33.6(1位)
○バウンシーチューン…フローラS/前走フローラS1着・上がり3F36.2(1位)
○ホエールキャプチャー…クイーンC/前走桜花賞2着・上がり3F34.3(2位T)
○マイネイサベル…新潟2歳S/前走フローラS5着・上がり3F36.6(2位)
○マルセリーナ…桜花賞/前走桜花賞1着・上がり3F34.3(2位T)

今年のオークス馬は、この5頭の中から出る!?
この中でもっとも人気がなさそうなのは、アカンサスか?が、この馬もバウンシー同様、ここまでの全4レースで最速上がりをマークしている。穴ならこれか?