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Victoriaの法則

2011-05-13 00:00:00 | 牝馬の法則
タテ、ヨコ、ナナメ、何処から切ってもブエナビスタVSアパパネの女王対決の図式なのだが―
■血統傾向■

創設以来の過去5年で3着以内に入った15頭のうち、父にも母父にもSS系の血を持たないのは4頭いるが、これはウオッカ、ショウナンラノビア、ニシノブルームーンの実質3頭のみ。
父か母父にSS系を持つ馬は【4-4-3】であるが、そのうちノーザン系との組み合わせが【3-2-2】の黄金配合となっている。
これだけでも、ヴィクトリアマイルではSS系の血は必須だということは判るが、SS系の威力はそんなものではない。
■血統傾向~5着以内■

過去5年で掲示板に載った計25頭のうち、SS系の血を持つのは【4-4-3-4-5】と、まさに競馬界のインフルエンザ並みの猛威を奮っているのだ。
そこで一つ、JRAに相談というかお願いがある。
ヴィクトリアマイル限定でいいので、「WIN5」ではなくて「五連単」を発売して貰えないだろうか?
ダメですか?JRAさん?
まあ、SS系を持つ馬が1~5着を独占したのは1回しかないのだけれど。
それはさておき、女王対決では、血統傾向的には断然にブエナビスタが有利だということ。

■コース傾向■

先週はキンカメが2、3着に入ったものの、ここでもSS系が優勢。だが、それよりも気になるのはトニービンをはじめとするグレイソブリン系だ。先週の土曜日の7Rで母父トニービンが入り、翌日のNHKで同じく母父トニービンのコティリオンが2着に入った。また、字面では母父で【2-2-1】であるが、先週の土曜日の7Rで3着に入ったアドマイヤボスと、開幕初日に1着に入ったリンカーンの母父もトニービンである。

というわけで、グレイソブリン系を持つ馬をお宝馬としてピックアップしておく。
☆ アプリコットフィズ…ジャングルポケット×SS
☆ レディアルバローザ…キングカメハメハ×テハノラン

コース傾向ではトニービンのラインしか出ていないが、イチオシはレディの方。
レディの母父テハノランはトニービンの源流であるカンパラ~カラムーンとは異なり、コジーンが出ているカロのラインである。
前走がフロック視されて人気にならないなら、なお結構。なんせ、前走の中山牝馬Sで2馬身以上千切り捨てた2着フミノイマージン、3着コスモネモシンが、次走の福島牝馬Sでそのまま1、2着。
どうか人気になりませんように♪