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☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

クイーンSの法則【結果】

2013-08-24 22:00:07 | 牝馬の法則
夏休みの宿題を、終わり頃になってまとめてやろうとする小学生のように、たまりにたまった夏競馬の結果を一気に更新。

【結果】
◎セレブリティモデル…6着(6番人気)
☆キャトルフィーユ…5着(4番人気)
岩田、逃げないと…
勝ったアイムユアーズのポジション取らないとダメダメ。分かってないね。

■血統傾向更新■

アイムユアーズがV2を決め、ファルブラヴ産駒がワン・ツー。3着は2年連続でタニギム産駒。

=おしまい=

クイーンSの法則

2013-07-27 20:09:57 | 牝馬の法則
■血統傾向■

今年は函館開催のため、札幌開催の血統傾向のストックは使えない。

■コース傾向■

ここまで、前開催を含め10鞍が行なわれた。
父SS系は【3-6-7】と勝ち切れず、今開催になってからは3着2回で連対なし。
その中で、目立つのは【2-0-2】のディープインパクト。全兄のブラックタイドも3着が1回ある。
SS系以外では、前開催最終週からここまでで【2-1-0】と、急に馬券になりはじめたキングカメハメハ。

■人気■

1番人気は目下2連勝中だが、過去13年では【4-4-0】と信頼は置けない。また、2年連続で10番人気が2着になっており、穴を狙えたが、残念ながら今年は8頭立て。

■年齢■

3連勝中の3歳馬、次いで4歳馬と若馬の活躍が目立つ。

◎4セレブリティモデル…キングカメハメハ×SS
コース傾向に出ているキンカメ産駒の3歳馬。

☆8キャトルフィーユ…ディープインパクト×テハノラン
偶然番長の愛馬。格上挑戦に一票。ディープもコース傾向に出ているしね。
少頭数の逃げ残りは、よくある穴パターン。ここは逃げの一手でお願いしますよ、岩田君。

マーメイドSの法則【結果】

2013-06-16 01:43:25 | 牝馬の法則
■血統傾向更新■

勝ったのは、まさかまさかのマルセリーナ。ここで桜花賞馬の復活とは驚いた。
2着は、10番人気のアグネスワルツ。昨年は4番人気に推されていたのに、今年は何とも低評価。まるでファンを嘲笑うかのようなワン・ツーで馬連万馬券。
これで父SS系が6連勝を決め、4年連続でワン・ツーフィニッシュとなった。
ところで、アグネスワルツについても小僧には伝えてなかったが、実はこれも鉄板の法則があった。
でも、今書いてしまうと来年のネタが無くなるので、あしからず。

■コース傾向更新■

ここまで4鞍中、父SS系が【4-4-2】で、母父SSが3着2回と、3着以内に入った馬はすべて父か母父にSSの血を持っており、阪神芝2000mでSS系の血を無視して買うことは無謀というもの。
父SS系で複数回馬券になっているのは、ディープインパクト【1-1-1】、【1-1-0】のステイゴールドとゼンノロブロイの3頭で、父SS系以外では、母父でリファール系【1-2-0】とサドラーズウェルズ系【1-0-1】。

=おしまい=


オークスの法則【結果】

2013-05-24 13:10:33 | 牝馬の法則
【結果】
◎アユサン…4着(3番人気)
△デニムアンドルビー…3着(1番人気)複勝150円
△クロフネサプライズ…12着(4番人気)
☆プリンセスジャック…11着(10番人気)
☆ブリュネット…16着(15番人気)

■血統傾向更新■

水上学の指摘通りに荒れた今年のオークス。チューリップ賞で3着に敗れていた桜花賞馬アユサンは4着。勝ったメイショウマンボと同枠の2枠4番だったが、外々を追走した元気君。そこじゃなくて幸四郎がとった内々で進めていれば…
とはいっても、2着のエバーブロッサムは最終的に見切ったのでどうしようもなかったんだけどね。

1着メイショウマンボの父スズカマンボはSS×キングマンボの血統構成で、3着は母父キンカメのデニムアンドルビー。
また、2着はエバーブロッサムが入り、SS系×ダンチヒ系の血統構成の馬が2年連続で連対。

というわけで、さあ!ダービーだ!!

=おしまい=

オークスの法則

2013-05-19 00:00:00 | 牝馬の法則
■血統傾向■

SS産駒が初めてクラシックに出走したのは95年。
いきなり皐月賞でジェニュインとタヤスツヨシがワン・ツーを決め、続くオークスではダンスパートナーが勝ち、SS時代の到来を告げた。
だが、その後のオークスでは99年~02年の間に4年連続2着はあるものの未勝利。
様相が一変したのは、馬場改修となった03年。
03年以降の過去10年では、二代目SS系を含めると【7-6-5】(10年は1着同着)と、もはやオークスも他のクラシック同様、SS系を抜きには語れない。
ただし、父SS系で複数回馬券になっているのは、スペシャルウィーク【2-0-0】、ゼンノロブロイ【1-0-1】、そして昨年ワン・ツーを決めたディープインパクトの3頭。
また、血統構成的には【5-3-2】のSS系×ノーザンダンサー系に注目。

父SS系以外で気になるのは、過去5年で【1-0-3】で、目下3年連続で馬券になっているヴァイスリージェント系と【1-1-1】の母父カーリアン。カーリアンと同じニジンスキー系ボールドスキーも2着が1回ある。
また、古くはなるが【2-0-2】のグレイソブリン系と【1-1-0】のリファール系も押さえておきたいところ。

■コース傾向■

計6Rで父SS系が【4-2-4】と、オークスの血統傾向同様の傾向が出ており、父SS系を重視せざるを得ない。
複数回馬券になっているのは、2勝3着1回のゼンノロブロイ、1勝3着1回のディープインパクト、2着1回3着2回の3頭。特にロブロイとディープはオークスでも複数回馬券になっているように、府中の芝2400mの御用達血統といっても過言ではない。
父SS系以外では、2勝3着1回のキングカメハメハ、2着、3着各1回のアドマイヤムーン、2着2回のリファール系、1勝2着1回のストームバード系。

■オークス馬の条件■
水上学によると、「チューリップ賞で敗退か不出走だった桜花賞馬がオークスに出走した年は荒れる」らしい。今年はチューリップ賞3着から本番で巻き返したアユサンが出走するので、この条件に当て嵌まる。
前日最終オッズではデニムアンドルビーが1番人気だが、3.9倍と飛び頃消え頃のオッズが、何やら波乱を予感させる。現に過去10年で1番人気は【3-1-0-6】とまったくアテにならない。
しかし、荒れると思えば堅く、堅いと思えば荒れるのが競馬。
そもそも、この人気の割れ方では上位人気の決着でも美味しい配当が見込まれるので、無理して穴から入る必要はない。
ここはオークスの法則に則り、ダービーへの資金稼ぎでキッチリと仕留めておきたいところ。

オークス馬の条件1~重賞勝利実績
過去10年の勝ち馬11頭(10年は1着同着のため)のうち、重賞勝利実績がなかったのは、06年カワカミプリンセス、07年ローブデコルテ、11年エリンコートの3頭のみ。

<オークス馬の重賞勝利実績>
03年スティルインラブ(2番人気)…桜花賞
04年ダイワルシエーロ(6番人気)…クイーンC
05年シーザリオ(1番人気)…フラワーC
08年トールポピー(4番人気)…阪神JF
09年ブエナビスタ(1番人気)…阪神JF、チューリップ賞、桜花賞
10年アパパネ(1番人気)…阪神JF、桜花賞
10年サンテミリオン(5番人気)…フローラS
12年ジェンティルドンナ(3番人気)…シンザン記念、桜花賞

<今年の該当馬>
メイショウマンボ…フィリーズレビュー
アユサン…桜花賞
デニムアンドルビー…フローラS
サクラプレジール…フラワーC
ローブティサージュ…阪神JF
クラウンロゼ…フェアリーS
クロフネサプライズ…チューリップ賞

オークス馬の条件2~前走上がり3F
04年のダイワルシエーロ以外の10頭すべては、前走上がり3F3着以内。
この条件で、重賞勝利実績のある7頭を一気に絞り込むことができる。

<今年の該当馬>
アユサン…桜花賞1着/2位
デニムアンドルビー…フローラS1着/2位

混戦混戦と言われている今年のオークスだが、「オークス馬の条件」に則れば2頭立て。あとはどちらを引くかの2択問題。

オークス馬の条件3~母父ノーザンダンサー系
直近4年のオークス馬の母父はすべてノーザンダンサー系で、10年のアパパネ以外は父がSS系。

<直近4年のオークス馬の血統構成>
09年ブエナビスタ…スペシャルウィーク×カーリアン(ニジンスキー系)
10年アパパネ…キングカメハメハ×ソルトレイク(ヴァイスリージェント系)
10年サンテミリオン…ゼンノロブロイ×ラストタイクーン(トライマイベスト系)
11年エリンコート…デュランダル×ブルーバード(ストームバード系)
12年ジェンティルドンナ…ディープインパクト×バートリニ(ダンチヒ系)

そして実は、上記の母父はリファールやサドラーズウェルズなどの欧州型とは異なるバリバリのアメリカンダート血統という共通点があることは、あまり知られていない。(サンテミリオンの母父ラストタイクーンはアイルランド産だが、その父トライマイベストはアメリカ産。)なかにはアメリカ産だが、走ったのはヨーロッパの馬もいるが、アメリカンダート血統を受け継いでいることは確か。
そして、もっと言えば09年2着レッドディザイア(母父ニジンスキー系カーリアン)、10年3着アグネスワルツ(母父ウッドマン系ヘクタープロテクター)、11年2着ピュアブリーゼ(母父ヌレイエフ系パントレセレブレ)、12年2着ヴィルシーナ(母父ミスプロ系マキャヴェリアン)、同3着ホエールキャプチャ(母父ヴァイスリージェント系クロフネ)と、2着馬と3着馬の母父もまたアメリカ血統なのである。
ちなみに09年3着のジェルミナルの母父ダブルベッドはフランス産だが、その父ビーマイゲストはアメリカ産。
これで決まった。

◎4アユサン…ディープインパクト×ストームキャット
デニムアンドルビーも母父がキンカメなので、アメリカ血統となるが、4年連続で1着になっている母父ノーザンダンサー系のアユサンを上に取る。しかも、アユサンの血統構成はオークスと同じ府中の芝2400mの青葉賞を勝ったヒラボクディープと同じ。
桜花賞の時計が未勝利戦を0.3秒しか上回らないと、レベルが低いようなことを言われているが、なんてったって桜花賞馬であることには変わりはない。バカにされた桜花賞馬が愚かな人間どもの鼻をあかすのは、オークスではよくあること。

△5デニムアンドルビー…ディープインパクト×キングカメハメハ
アテにならない1番人気ならば、押さえはするが本線勝負となると躊躇する。
ここは、「オークス2着馬の条件」に則り、相手探し。

過去10年のオークス2着馬9頭すべてに重賞3着以内の実績があり、前走の上がり3F3位以内の馬が6頭いる。そして、前走は着順不問で桜花賞組(7頭)とフローラS組(2頭)に二分される。
該当馬はレッドオーヴァル、プリンセスジャック、エバーブロッサム、ブリュネット、スイートサルサの5頭。

☆2ブリュネット…ダイワメジャー×ジャイアンツコーズウェイ
母父はストームバード系なので、血統構成的にはSS系×ストームバード系となり、アユサンと同じ。

☆14プリンセスジャック…ダイワメジャー×アフリート
血統うんぬんよりも、牝馬のG1には異常に強い福永に一票。

△16クロフネサプライズ…クロフネ×トニービン
3年連続で馬券になっているヴァイスリージェント系のクロフネを父に持つなら、押さえておくに越したことはない。






ヴィクトリアMの法則【結果】

2013-05-13 00:00:00 | 牝馬の法則
【結果】
◎ハートオブサウンド…14着(3番人気)
○アロマティコ…10着(9番人気)
☆ザッハトルテ…16着(13番人気)
狙った3頭全部が二桁着順とは、てんで話にならない。

■血統傾向更新■

先週のNHKマイルCでは、大知が平地G1初勝利を収めたが、今週はヴィルシーナが5回目の正直でG1初勝利。
ヴィルシーナの血統構成はSS系(ディープインパクト)×ミスプロ系(マキャヴェリアン)だが、この血統構成の馬が馬券になったのは初めてで、5着にまで広げても09年4着ザレマ(ダンスインザダーク×ザフォニック)と12年2着キョウワジャンヌ(ハーツクライ×シーキングザゴールド)の2頭しかいない。

その大知が駆ったマイネイサベルは、G前猛追するも惜しくも3着。G1初勝利を挙げた騎手が2週連続G1勝利とは、世の中も競馬もそんなに甘くない。
3着のホーエルキャプチャは、ウオッカもブエナビスタも成し得なかった連覇を達成するかに思えたが、ハナ差の2着惜敗。昨年の覇者でありながら、その後の二桁着順続きを嫌がられ12番人気。ノリから乗り替わった蛯名は、2日連続重賞勝利とはならなかった。しかし、クロフネをはじめとするヴァイスリージェント系を持つ馬は、人気薄でよく走る、府中マイル重賞の穴血統に任命してもいいくらい。

■コース傾向更新■

SS系が中心だが、相変わらず2着が一度もない。
NHKマイルCに続いて、ヴィクトリアMでもクロフネ×SSの血統構成の馬が2着になった。

=おしまい=

ヴィクトリアMの法則2

2013-05-11 12:00:00 | 牝馬の法則
■人気■

過去7年で1番人気は【2-2-0-5】。馬券になったのはウオッカ(08年2着、09年1着)とブエナビスタ(09年1着、10年2着)の女傑2頭のみ。
人気を裏切ったのは、ラインクラフト(06年9着)、カワカミプリンセス(07年10着)、アパパネ(12年5着)の3頭。いずれもG1馬であるが、カワカミとアパパネの2頭は牝馬限定のG1実績のみで、ラインクラフトにしても3歳時にNHKマイルCは勝っているが、古馬になってからの牡馬混合G1では05年のマイルCSの3着が最高着順。牡馬と対等かそれ以上に渡り合える実力の持ち主の1番人気でないと、信頼はできないということ。
てっきり1番人気はヴィルシーナと思っていたが、今朝の時点でハナズゴールが1番人気。オッズは4倍付近をうろちょろ。
G3を2勝しているが、G1ではNHKマイル、オークスともに7着と、結果を残せていない。これは危険な1番人気。
また、目下2番人気のヴィルシーナは、G1では2着ばかりだが勝っていない事実は動かせない。柔道みたく合わせ技で一本、とはいかない。

■格より調子■
牝馬の消長は激しく、そのピークは短い。一度、スランプに陥るとなかなか抜け出せず、そのまま繁殖入りするケースがほとんど。また、自然の摂理「フケ」の問題もある。
過去7年で1番人気に押されながら馬券圏外に消えた馬も、また然り。
ラインクラフトは叩き台の阪神牝馬Sを勝ったが、そこがピークだったのか本番では9着敗退。新馬戦から無傷でオークス、秋華賞をブッコ抜いたカワカミプリンセスだが、エリ女では1位入線も12着降着となり、休み明けで臨んだVMでは10着に敗れた。エリ女であやをつけられたせいもあったのか、秋華賞以降は、復活を信じたファンに上位人気に推されるも、12戦勝未勝利で繁殖入り。
そして、前年のVMを勝ち牝馬G1コンプリートの偉業達成に王手がかかっていたアパパネもまた、それを最後に6戦未勝利で繁殖入りした。
かように牝馬に対しては過去の実績を簡単にあてにしてはいけいないのである。

また、女傑ウオッカとブエナビスタをもってしても連覇を達成できなかったことも、それを裏付ける。
08年のウオッカは、1600万→阪神牝馬Sを連勝してきた上がり馬エイジアンウインズに足下を掬われ、11年のブエナビスタは、前年に牝馬三冠を達成し、当時はイケイケのアパパネの勢いにやられた。
今年は昨年の覇者ホエールキャプチャ、ブエナビスタの半妹ジョワドヴィーヴル(11年阪神JF)、そして昨年の秋華賞馬レインボーダリアの3頭のG1馬が出走するが、その看板に騙されてはいけない。
レインボーダリアの秋華賞は、渋った馬場に助けられた印象は拭えない。ジョワドヴィーヴルは骨折の影響もあるのだろうが、阪神JF後は未勝利とリズムを崩しているのは確かで、ホエールキャプチャに至っては、昨年のVM以降は4戦すべて二桁着順と惨敗続き。
「牝馬は過去の実績より現在の調子」―けだし名言である。

◎17サウンドオブハート…アグネスタキオン×カーリアン
金曜日時点では、この馬が4倍くらいの危ない1番人気だったので評価を下げようと思っていたが、今朝になって6倍くらいの3番人気に落ち着きそうな雰囲気。だったら、当初の予定通りに◎で。
父アグネスタキオン、母父カーリアンとVMの血統傾向的にもバッチリで、この血統構成は府中マイル重賞では【8-1-0】と抜群の成績をあげている。
イメージとしては、OP→阪神牝馬Sを連勝した上がり馬で、ウオッカを負かして怒涛の3連勝でG1をゲットした08年のエイジアンウインズ。

■前走■

過去7年で馬券対象となった21頭中20頭が前走重賞に出走していた。唯一の例外は1600万から参戦した09年3着のショウナンラノビアのみ。
着度数ならば【1-3-2-36】の阪神牝馬S組だが、最近のトレンドは、昨年ワン・ツーを決め、目下3年連続で馬券になっている【1-1-2-7】の中山牝馬S組。
また、【2-0-1-6】のマイラーズC組と【1-0-1-4】のダービー卿CT組にも注意。

今年は、中山牝馬Sに出走した馬は、1着マイネイサベル、3着オールザットジャズ、6着フミノイマージンがいるが、前2頭は福島牝馬Sを、フミノイマージンは阪神牝馬Sを挟んでおり、前走中山牝馬S組はゼロ。
マイネイサベルとオールザットジャズは、福島記念を挟んだのが頂けない。前走福島牝馬S組は【0-1-0-32】と、馬券になったのは09年2着のブラボーデイジーのみ。
ただ、イサベルとジャズは福島記念では2着、1着になっており、この2頭が牝馬のトップクラスにいることは事実。
過去7年で6回も馬券に絡んでいる1枠に仲良く入ったのもいい感じで、オッズも10倍台、20倍台と人気の盲点になっており狙い頃。
が、この2頭は押さえに回して、ここはもう一捻り。

▲14アロマティコ…キングカメハメハ×SS
福島記念組では、ジャズとイサベルから0.1秒差の5着。オッズは30倍台と人気の盲点の盲点。福島記念ではジャズに次ぐ2番人気だったことを見落とされている。
前走データでは分の悪い福島記念組の一頭だが、そこはクラシックや古馬王道のG1には全く縁がなく、何故だか牝馬とマイルのG1だけは勝ちまくっている福永の妙縁に賭ける。

<福永のG1勝利実績>
99年桜花賞:プリモディーネ
99年朝日杯:エイシンプレストン
02年阪神JF:ピースオブワールド
02年朝日杯:エイシンチャンプ
04年高松宮記念:サニングデール
04年オークス:ダイワルシエーロ
05年フェブラリーS:メイショウボーラー
05年桜花賞:ラインクラフト
05年朝日杯:フサイチリシャール
05年NHK:ラインクラフト
05年オークス:シーザリオ
06年エリ女:フサイチパンドラ
07年オークス:ローブデコルテ
10年阪神JF:レーヴディソール
11年阪神JF:ジョワドヴィーヴル
12年安田記念:ストロングリターン

☆5ザッハトルテ…クロフネ×キングマンボ
サウンドオブハートと同じ目下2連勝中の上がり馬。ただし、こちらは1000万→1600万を連勝しての、いきなりのG1は家賃が高すぎることも確か。
が、どうやら土日は雨模様。馬場が渋れば道悪得意なクロフネの血が騒ぐはず。
父も母父もVMの血統傾向に合致。
クロフネが属するヴァイスリージェント系を持つ馬は、12年1着ホエールキャプチャ(父クロフネ)、11年1着アパパネ(母父ソルトレイク)、09年2着ブラボーデイジー(父クロフネ)、同3着ショウナンラノビア(父フレンチデピュティ)と相性が好く、ブラボーデイジーは11番人気、ショウナンラノビアは7番人気と人気薄だった。
血統構成的には、キングカメハメハ×ソルトレイクのアパパネとは逆パターンのヴァイスリージェント系×キングマンボ系。
また、同コースで行なわれた07年のNHKマイルでは、ヤヤ重を味方に17番人気のフレンチデピュティ産駒のピンクカメオが牝馬ながら、牡馬をなで切り優勝した。
どうか雨がジャンジャン降りますように。

ヴィクトリアMの法則

2013-05-11 08:00:00 | 牝馬の法則
■血統傾向■

今年で8回目を迎える、まだまだ歴史の浅いヴィクトリアマイルだが、しっかりとした傾向が出ている。
過去7年で、父SS系が【4-5-4】、母父SS系が【1-1-0】と、3着以内に入った21頭中16頭が父か母父にSS系の血が流れている。ただし、ここ2年は父SS系が連敗しており、父SS系といえども決して盤石ではない。
父SS系で複数回馬券になっているのは、2勝をあげているフジキセキ、10年1着、11年2着のブエナビスタの父スペシャルウィーク、そして昨年2着、3着の父ディープインパクトの3頭。
フジキセキ、スペシャルウィークの2頭は「今更感」が否めないとなれば、注目はやっぱりディープ産駒か。
確かにディープ産駒は、VMに限らず府中のマイル重賞とは相性が好く、3世代目で【2-3-2】と7頭の馬券対象馬を送り出しているのは立派の一言。だが、昨年もそうだったように、1着になったのはリアルインパクト(11年安田記念)とヴィルシーナ(12年クイーンC)の2頭のみで、今のところは勝ち切れない傾向にあると言ってもよい。

父SS系にこだわりたいのなら、その相手方に注目すべし。
×ノーザンダンサー系が【5-3-3】と、父SS系の成績のほとんどを占める。
なかでも注目は、【2-1-0】の×ニジンスキー系(うちブエナビスタが1勝2着1回)と【0-1-1】の×ダンチヒ系。
この二つの血統構成はディープ産駒同様に府中マイル重賞とは相性が好く、馬場改修となった03年(東京新聞杯とクイーンCは04年)以降で、前者は【8-1-1】、後者は【3-4-2】で、とりわけ×ニジンスキー系は抜群の成績である。

父SS系以外で気になるのは、タニノギムレット、キングカメハメハの2頭。
タニギムは府中マイル重賞では、ウオッカのおかげもあるのだが【6-2-4】、キンカメをはじめとするキングマンボ系は【2-3-6】と侮れない。

そして、押さえておきたいのがフレンチデピュティとクロフネ親子のヴァイスリージェント系。VMでは父、母父合計で【2-1-1】で、府中マイル重賞では【7-3-3】とこれも好相性。

■出目■


<枠番別成績>

過去7年分とサンプル数は少ないが、明らかな傾向が二つ出ている。
まず、1枠が【1-2-3-8】で、11年以外は毎年馬券になっていること。
次に、4枠が【0-0-0-14】と、ここまで一度も馬券に絡んでいない死に目であること。

■コース傾向■

先週まで合計10鞍施行。
父SS系は【6-0-6】と6勝をあげているが、何故だか2着が一度もない。
父SS系で複数回馬券になっているのは、【1-0-1】のネオユニヴァースとステイゴールド、そして直近の2鞍で3着が2回のダイワメジャーの3頭。

父SS系以外では、【2-1-0】のシンボリクリスエスが目立っており、母父でも1勝をあげている。
そして、ダイワメジャー同様に直近2鞍で【1-1-1】のヴァイスリージェント系。先のNHKマイルCでは、同系を持つ馬がワン・ツーを決めた。

そして、面白いのが出目。
VMの出目とは真逆の傾向で、1枠~3枠が【0-2-3】で、1枠は3着が1回あるのみ。そして、死に目の4枠が【5-1-0】と5勝をあげている。
レースの出目に乗るのか?それともコースの出目にのるのか?
ここが運命の分かれ道。



スイートピーSの法則【結果】

2013-05-02 00:00:00 | 牝馬の法則
【結果】
☆ゴッドフロアー…12着(10番人気)

■血統傾向更新■

1着はBT産駒のリラコサージュ(3番人気)。父ロベルト系が馬券になったのは10年3着ヤマニンソルファ以来3年ぶりの馬券対象で、父BT系なら07年3着ハロースピード以来6年ぶり。
2着は当レースと相性の好いフジキセキ産駒のフロアクラフト(6番人気)。
以上2頭がオークスへの優先出走権を獲得したが、過去10年ではカワカミプリンセスとラヴカーナの2頭しか馬券になっていないことを考えると、この2頭も要らない!?
ちなみに3着のダイワストリーム(5番人気)の母父は、当レースの1着馬を2頭輩出しているタイキシャトルだった。

■コース傾向更新■

父SS系が勝ち切れていない傾向に従えば、父が非SS系を頭に据えるのは簡単だったか。
なお、出目では1枠が3レース連続で連対中。

=おしまい=

スイートピーSの法則

2013-04-28 08:00:00 | 牝馬の法則
■血統傾向■*過去10年

2着までにオークス優先出走権が与えられるトライアルの最終戦だが、過去10年でここで権利を獲り本番で馬券になったのは、06年1着カワカミプリンセス(オークス1着)、07年2着ラブカーナ(同3着)の2頭のみで、本番には直結しないトライアル。

父SS系は、以前はなかなか勝ち切れず、過去10年では【4-7-5】だが、そのうち【4-3-2】が近4年での成績によるもの。
複数回馬券になっているのは、スペシャルウィーク【0-0-2】、フジキセキ【1-1-0】、アグネスタキオン【1-0-2】、ゼンノロブロイ【0-2-0】の4頭。

父SS系以外では、父、母父を含めてノーザンダンサー系の活躍が目につく。
なかでも【2-0-1】のフレンチデピュティと母父で【0-1-2】のサドラーズウェルズ系。

■オカルト■
過去10年で、同じ血統が2年連続して同じ着順になるというオカルト現象が4回も起きている。

<父スペシャルウィーク>
04年3着ヒシシンエイ
05年3着トップセラー

<父シンボリクリスエス×母父サドラーズウェルズ>
09年3着ニシノルーファス
10年3着ヤマニンソルファ

<父ゼンノロブロイ>
10年2着ニーマルオトメ
11年2着シシリアンブリーズ

<父アグネスタキオン>
11年3着マイネクイーン
12年3着サトノジュピター

系統ではなく、そのものズバリの同じ種牡馬の産駒というのが面白い。
09年と10年は、父も母父もまったく同じ血統構成の馬が、2年連続で3着になった。
そして、2年連続はあっても3年連続はないというのがミソ。
今年もオカルト現象が起きるのならば、昨年3着のサトノジュピターの父アグネスタキオンの3年連続はないということになる。
よって、候補は昨年の1着馬ダイワズーム(ハーツクライ×カポーティ)と2着馬ココロチラリ(エアジハード×ヘクタープロテクター)になる。

■人気■*過去10年

1番人気は【4-2-2-2】の馬券率80%で、軸としては信頼できる。馬券圏外に消えた2頭は、08年メイショウマリア(7着)と10年ロジフェローズ(14着)。前者は単勝オッズ2.8倍、後者は3.2倍と、危なっかしい1番人気だった。
今年は大混戦のようで、1番人気は4倍台なので、荒れる臭いがプンプンと漂っている。

■コース傾向■

3鞍のみの施行。
父SS系は【1-3-1】と勝ち切れていないが、母父SSが【0-1-2】なので、馬券になった9頭のうち8頭が父か母父にSSの血を持っていることになる。
また、先週は父サドラーズウェルズ系が1勝(ローエングリン)3着1回(メイショウサムソン)と活躍したが、これは道悪開催となったおかげかもしれない。
そのほかでは、2着2回の母父グレイソブリン系をマーク。いずれも父はSS系だ。

☆12ゴッドフロアー…ハーツクライ×ザフォニック
父は母父がトニービンのハーツクライで、先週の日曜日に1勝をあげている。
というのは後付で、オカルト現象を狙っただけ。