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ヴィクトリアMの法則

2013-05-11 08:00:00 | 牝馬の法則
■血統傾向■

今年で8回目を迎える、まだまだ歴史の浅いヴィクトリアマイルだが、しっかりとした傾向が出ている。
過去7年で、父SS系が【4-5-4】、母父SS系が【1-1-0】と、3着以内に入った21頭中16頭が父か母父にSS系の血が流れている。ただし、ここ2年は父SS系が連敗しており、父SS系といえども決して盤石ではない。
父SS系で複数回馬券になっているのは、2勝をあげているフジキセキ、10年1着、11年2着のブエナビスタの父スペシャルウィーク、そして昨年2着、3着の父ディープインパクトの3頭。
フジキセキ、スペシャルウィークの2頭は「今更感」が否めないとなれば、注目はやっぱりディープ産駒か。
確かにディープ産駒は、VMに限らず府中のマイル重賞とは相性が好く、3世代目で【2-3-2】と7頭の馬券対象馬を送り出しているのは立派の一言。だが、昨年もそうだったように、1着になったのはリアルインパクト(11年安田記念)とヴィルシーナ(12年クイーンC)の2頭のみで、今のところは勝ち切れない傾向にあると言ってもよい。

父SS系にこだわりたいのなら、その相手方に注目すべし。
×ノーザンダンサー系が【5-3-3】と、父SS系の成績のほとんどを占める。
なかでも注目は、【2-1-0】の×ニジンスキー系(うちブエナビスタが1勝2着1回)と【0-1-1】の×ダンチヒ系。
この二つの血統構成はディープ産駒同様に府中マイル重賞とは相性が好く、馬場改修となった03年(東京新聞杯とクイーンCは04年)以降で、前者は【8-1-1】、後者は【3-4-2】で、とりわけ×ニジンスキー系は抜群の成績である。

父SS系以外で気になるのは、タニノギムレット、キングカメハメハの2頭。
タニギムは府中マイル重賞では、ウオッカのおかげもあるのだが【6-2-4】、キンカメをはじめとするキングマンボ系は【2-3-6】と侮れない。

そして、押さえておきたいのがフレンチデピュティとクロフネ親子のヴァイスリージェント系。VMでは父、母父合計で【2-1-1】で、府中マイル重賞では【7-3-3】とこれも好相性。

■出目■


<枠番別成績>

過去7年分とサンプル数は少ないが、明らかな傾向が二つ出ている。
まず、1枠が【1-2-3-8】で、11年以外は毎年馬券になっていること。
次に、4枠が【0-0-0-14】と、ここまで一度も馬券に絡んでいない死に目であること。

■コース傾向■

先週まで合計10鞍施行。
父SS系は【6-0-6】と6勝をあげているが、何故だか2着が一度もない。
父SS系で複数回馬券になっているのは、【1-0-1】のネオユニヴァースとステイゴールド、そして直近の2鞍で3着が2回のダイワメジャーの3頭。

父SS系以外では、【2-1-0】のシンボリクリスエスが目立っており、母父でも1勝をあげている。
そして、ダイワメジャー同様に直近2鞍で【1-1-1】のヴァイスリージェント系。先のNHKマイルCでは、同系を持つ馬がワン・ツーを決めた。

そして、面白いのが出目。
VMの出目とは真逆の傾向で、1枠~3枠が【0-2-3】で、1枠は3着が1回あるのみ。そして、死に目の4枠が【5-1-0】と5勝をあげている。
レースの出目に乗るのか?それともコースの出目にのるのか?
ここが運命の分かれ道。




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