☆新・史上最強の法則-海外支局☆

☆THE UNRIVALED PRINCIPAL IN THE HISTORY☆

マーメイドSの法則2

2015-06-13 22:00:00 | 牝馬の法則
◆人気薄の逃げ馬を探せ!◆

ハンデ戦になった06年以降、荒れに荒れまくっているマーメイドS。
過去9年の各券種の平均配当は、単勝2、143円、馬連14、600円、馬単31、316円、三連複45、798円、三連単363、563円。08年には三連単190万馬券が飛び出した。
そんな何でもありのマーメイドSのキモは、「人気薄の逃げ馬」。過去9年で馬券になった逃げ馬4頭はすべて9番人気以下で、単勝回収率245.6%、複勝回収率342.2%と、毎年人気薄の逃げ馬を買っておくだけで、自動的に儲かる仕組み。今年も、人気薄の逃げ馬を探してみたい。


ハナを叩きそうなのは、リラヴァティかウインプリメーラのどちらかか。とりわけ後者は、当レースと相性の好いステイゴールド産駒。だが、どちらも人気を集めており、旨みはない。

◎10フェリーチェレガロ…マンハッタンカフェ×リファーズウィッシュ
中央でデビューしたものの、5戦未勝利。その後、地方へ転出し2連勝をあげ、栄えて中央に返り咲き。そこからダート専門に走って3勝をあげ、2走前に1000万下を卒業。敷居は高いし、久々の芝と買い材料は皆無。唯一の武器は、ダート戦で培ったロケットスタートを決めてからの逃げ戦法。テンから飛ばして、どこまで持つか。活路を見出すには、それしかない。
血父は、当レースで【1-0-1】のマンハッタンカフェに【0-2-1】のリファール系の肌。血統傾向の裏付けはある。
何が何でも逃げてくれ、川須訓。頼んだよ。

エプソムCの法則2

2015-06-13 18:00:00 | 府中の法則
◆出目◆

「府中の千八、展開要らず」―
府中の芝1800mは、展開どうのこうのは関係なく、実力通りの結果になりやすいことを説いた大橋巨泉の名言だが、実は、枠順による有利不利が厳然と存在する。

◆枠番◆

秋天が行なわれる2000mでは、圧倒的に内枠が有利ということは、つとに有名だが、200m短い1800mでも、その傾向は変わらない。

(%は勝率、連対率、複勝率の順)
1枠~4枠:8-5-6- 73/ 92 8.7% 14.1% 20.7%
5枠~8枠:3-6-6-103/118 2.5%  7.6% 12.7%

◆馬番◆

好成績は8番以内に集中しており、1~3番と8番で計8勝をあげている。今年は13頭立てと、例年にはない少頭数で行なわれるが、内枠有利の定説は揺るがない。

◎11フルーキー…リダウツチョイス×SS
父はダンチヒ系。同系で馬券になったのは、昨年2着のマイネルラクリマの父チーフベアハートのみで、血統傾向的には強くは押せない。
が、前走マイラーズC組で、しかも2番人気。エプソムCと相性の好いデータに合致する。当日の人気も4番人気以内には収まりそう。
枠番がちょっと外過ぎるというのは気になるが、ここは安田記念を回避してまでも、実を取りに来た陣営の勝負懸けに乗っかてみる。

相手は、過去12年の連対馬24頭中21頭が4番人気以内というデータを頼りに、該当馬の3頭へ。
△02サトノアラジン…ディープインパクト×ストームキャット
△06エイシンヒカリ…ディープインパクト×ストームキャット
△12ディサイファ・・・ディープインパクト×ドバイミレニアム


そして、紛れを期待して、鳴尾記念との血統リンク対象馬の2頭を三連系の三段目に。
☆01ノーステア…ゼンノロブロイ×シルバーホーク
☆07ペルーサ…ゼンノロブロイ×キャンディストライプス



マーメイドSの法則

2015-06-10 00:00:00 | 牝馬の法則
◆血統傾向◆

別定戦からハンデ戦へ変更となった06年以降の過去9年。ただし、06年は京都開催なので、オミットする。
京都開催を除く過去8年で、父SS系が【6-4-6】と、唯我独尊状態。複数回馬券になっているのは、ディープインパクト【2-0-0】、マンハッタンカフェ【1-1-1】、ステイゴールド【1-0-2】の3頭。そして、同一種牡馬ではないが、親子のフジキセキとダイタクリーヴァが1着、3着各1回。

SS系以外では、母父で【1-3-1】のグレイソブリン系(父で2着1回あり)と、2年連続で馬券になっているキングカメハメハ、母父で【0-2-1】のリファール系をマーク。

◆コース傾向◆

今開催は、先週の2鞍のみで、これといった傾向は出ていない。

◆年齢◆*%は、左から勝率、連対率、複勝率の順(以下、同)

3歳:1-0-0-03/04 25.0% 25.0% 25.0%
4歳:2-1-5-30/38  5.3%  7.9% 21.1%
5歳:4-5-3-48/60  6.7% 15.0% 20.0% 
6歳:2-3-1-13/19 10.5% 26.3% 31.6%
7上:0-0-0-04/04  0.0%  0.0%  0.0%

着度数では5歳、率では6歳が優勢。

◆前走◆

ローテーションは様々。ただし、ヴィクトリアM組は【0-2-4】と6頭が馬券になっているが、勝馬は出ていない。
注目は、ここ3年で3頭の連対馬を出している、前走1000万組か。

◆人気◆

1番人気は【2-0-1-6】で、馬券率33.3%。馬券になったのは直近3年のもので、それ以前は清清しいほどに馬券圏外に飛んでいた。
2番人気【2-0-2-5】、3番人気【1-1-0-7】と、上位人気は軒並みアテにできない。
10番人気は【1-4-3-36】で、過去9年で8頭が馬券になっており、馬券率は18.2%。ならば、馬券率が22.2%の3番~5番人気から入るよりも、4ポイント程の差には目を瞑り、10番人気から入る手は大ありだ。

◆斤量◆

53kg以下:7-6-6-58/77 9.1% 16.9% 24.7%
54kg以上:2-3-3-40/48 4.2% 10.4% 16.7%
トップハンデ:1-1-2-08/12 8.3% 16.7% 33.3%

ハンデ戦らしく、53kg以下の軽量ハンデ馬が優勢。
だが、今年は登録馬24頭中53kg以下の馬が、なんと22頭もいる。これでは絞れないので、52kg以下のデータを掲載しておく。

52kg:0-2-1-10/13  0.0% 15.4% 23.1%
51kg:0-1-1-14/16  0.0%  6.3% 12.5%
50kg:0-2-1-11/14  0.0% 14.3% 21.4% 
49以下:2-0-0-06/08 25.0% 25.0% 25.0%

52kg以下で勝馬が出ているのは49kg以下のみ。つまり、頭は53kgか49kg以下にした方がよいということだ。
なお、今年のドップハンデハ56kgのバウンスシャッセ。56kgがハンデ頭で、あとはすべて54kg以下。これじゃあ、ハンデ戦というよりは、普段より1、2kg斤量が軽くなった別定戦のようだ。

◆人気薄の逃げ馬を狙え!◆
マーメイドSの法則で、最大のキモがこれ。
別定戦時代は、逃げ馬で馬券になったのは人気の実力馬ばかりだったのだが、ハンデ戦になってからは、人気薄の軽量ハンデの逃げ馬が馬券になり、大穴の立役者になっている。

<別定戦時代(96年~05年)の馬券になった逃げ馬>
00年2着トゥザヴィクトリー(1番人気)55kg
01年2着ヤマカツスズラン(1番人気)55kg
02年1着ヤマカツスズラン(3番人気)56kg
05年1着ダイワルシエーロ(2番人気)56kg

<ハンデ戦時代(06年~14年)の馬券になった逃げ馬>
08年2着ピースオブラヴ(10番人気)52kg
09年1着コスモプラチナ(9番人気)53kg
10年2着セラフィックロンプ(14番人気)53kg
13年2着アグネスワルツ(10番人気)55kg

面白いのが、別定戦とハンデ戦での逃げ馬のラップの違い。
別定戦では、G1級の実力馬がタメ逃げを打ち、直線では「おいで、おいで」の余裕の逃げで、馬券になった4頭のラップはすべて後半3Fの方が前半3Fより速い後傾ラップ。
一方、ハンデ戦になってからは、13年のアグネスワルツ以外は、ハナからビュンビュン飛ばし、最後は軽量ハンデを利用して他の馬が伸びあぐねるのを尻目に、バタバタになりながらも粘りこむパターンで、平均~Hペースで、前後半イーヴンか前傾ラップを刻んでいる。

まずは、逃げ馬を見つけよう。それさえできれば当ったも同然だ。


エプソムCの法則

2015-06-09 09:09:09 | 府中の法則
◆血統傾向◆

03年~07年の5年間では、父SS系は3着2回と大不振だったのだが、08年以降の7年間では4連勝中を含む【5-4-3】と、今やSS系の草刈場と化している。
複数回馬券になっているのは、ディープインパクト【2-1-0】、ダンスインザダーク【2-0-1】、マンハッタンカフェ【0-2-0】の3頭。
今年は登録馬17頭中12頭がSS系で、そのうち6頭がディープ産駒。SS系が中心なのは揺るぎないのだが、絞るのに一苦労しそう。

SS系以外で目立つのは、父、母父合計で【1-3-4】のグレイソブリン系。ノーザンテースト系、リファール系、ニジンスキー系といったノーザンダンサー系。

あと、注意しておきたいのは、同じ血統の馬がセットで馬券になるケースが多いということ。
07年は1着~3着の父がすべてフレンチデピュティで、09年はSS系×トニービンが2着、3着。12年はディープ×カーリアンがワン・ツーを決め、13年はリファール系を持つ馬が1着、3着になった。
自分の軸馬と同じ血統、あるいは血統構成の馬を押さえておいた方がよい。

◆コース傾向◆

2回開催から先週までの計13鞍で、父SS系は【10-6-6】。複数回馬券になっているのは、ディープインパクト【4-1-2】、ステイゴールド【2-2-2】(母父でも2着1回あり)、ハーツクライ【1-2-1】の3頭。ただし、ダービー週から先週にかけては、父SS系が勝ちきれなくなっており、該当週の4鞍で非SS系が3勝をあげている。
SS系以外で気になるのは、キングマンボ系、サドラーズウェルズ系、ストームバード系といったところ。
ただし、当日の5Rと8Rで芝1800mが組まれているので、馬券になった馬の血統のチェックは忘れずに。

◆前走◆

前走着順はマチマチ。
前走レース別では、前走重賞組が優勢。着度数では【4-2-4-36】の新潟大賞典組だが、率でいえば【3-2-1-3】で馬券率66.7%のマイラーズC組。
オープン特別組の中では、【2-0-1-5】の都大路S(京都芝1600m外)組が、狙い目。

◆人気◆

過去12年で1番人気は【4-2-3-3】で、勝率33.3%、連対率50%、複勝率75%。馬券圏外に消えたのは3頭のみならば、及第点か。
また、1番~4番人気が【10-11-5-22】と、連対馬24頭中21頭が、1番~4番人気の馬。ということは、1、2着は1番~4番人気で固め、三連系の三列目には5番人気以下の馬という網を張ることができる。

◆前走人気◆

当日の人気も大事だが、もっと大事なのが前走の人気。
過去12年で、前走2番人気だった馬が【7-2-2】と、昨年以外は毎年、馬券になっている。ちなみに、前走で2番人気だった11頭は、当日でも4番人気以内に推されている。

◆オカルト◆
金鯱賞が宝塚記念の前哨戦として行なわれていた11年までは、金鯱賞で馬券になった馬の血統が、毎年、エプソムCでも馬券になっていたのだが、残念ながら金鯱賞は有馬記念の前哨戦として12月に移行してしまった。
せっかくのオカルトが無くなったかと思いきや、12年以降は、金鯱賞とのバーターで宝塚記念の前哨戦となった鳴尾記念が、そのリンク元となっている。

12年鳴尾記念
3着トーセンラー…父ディープインパクト

エプソムC
1着トーセンレーヴ…父ディープインパクト
2着ダノンシャーク…父ディープインパクト

13年鳴尾記念
2着エクスペディション…母父リファール

エプソムC
1着クラレント…母父ダンシングブレーヴ(リファール系)
3着サンレイスズカ…父ラスカルスズカ(リファール系)

14年鳴尾記念
2着アドマイヤタイシ…母父ドバイミレニアム

エプソムC
1着ディサイファ…母父ドバイミレニアム

果たして、今年のリンク血統は?
15年鳴尾記念
1着ラブリーデイ…キングカメハメハ×ダンスインザダーク
2着マジェスティハーツ…ハーツクライ×ボストンハーバー(ボールドルーラー系)
3着アズマシャトル…ゼンノロブロイ×マルゼンスキー(ニジンスキー系)

エプソムCリンク候補馬
☆ツクバコガネオー…キングカメハメハ×APインディ(ボールドルーラー系)
☆ノーステア…父ゼンノロブロイ
☆ペルーサ…父ゼンノロブロイ


信じるか信じないかは…

安田記念の法則【結果】

2015-06-07 21:31:30 | 府中の法則
◆血統傾向更新◆

SS系が17頭中14頭も出走しておきながら、2着、3着が精一杯。やっぱりSS系は安田記念では勝ち切れないのか。
勝ったモーリスはスクリーンヒーロー産駒で、同産駒として初のG1制覇。血統構成は、安田記念のかつてのトレンド血統であるロベルト系×ノーザンダンサー系。
鞍上の川田は本日、安田記念のみの騎乗で渾身の一鞍でのG1勝利。
近頃の川田は、G1当日に一鞍という、往年のアンカツの真似をしているが、勝ったのは初めて。

◆コース傾向更新◆

先週からのSS系が勝ちきれない傾向は続いていた。

=おしまい=