☆新・史上最強の法則-海外支局☆

☆THE UNRIVALED PRINCIPAL IN THE HISTORY☆

宝塚記念の法則

2014-06-25 03:33:33 | 阪神の法則
◆信頼の1番人気◆

<人気別成績と複勝率>*90年以降
1番人気:10-8-2-4/83.3%
2番人気:6-2-1-15/37.5%
3番人気:2-3-7-12/50.0%
4番人気:0-2-4-18/25.0%
5番人気:1-2-0-21/12.5%
6~9番:4-6-8-78/18.8%
10以下:1-1-2-109/3.5%

過去24年で1番人気は勝率41.7%、連対率75.0%、複勝率83.3%なら信頼できる。1番人気の次に複勝率が高いのが2番人気でなくて3番人気。複勝率は50%なので、2年に1回は馬券になる計算。ならば毎年のように3番人気は押さえておくべき。でも、連対率は20.8%なので、あくまでもワイドあるいは三連系のヒモ候補として。
3番人気50%→4番人気25%→5番人気12.5%と、一つ人気が下がる度に複勝率が丁度半分ずつ低くなっているのが面白い。
10番人気以下からは4頭が馬券になっているが、12番人気以下は【0-0-0-67】と一度も馬券になっていない。
今年の登録は13頭なので、下から2頭は要らないということになり、実質11頭立ての競馬。

◆安心のファン投票1位◆

信頼度抜群の1番人気。だが、その上を行く馬がいる。それは、ファン投票1位の馬。
過去24年でファン投票1位に選ばれ、出走した馬は18頭。その成績は【6-7-3-2】で、勝率33.3%、連対率72.2%、複勝率88.9%と、勝率と連対率では1番人気には劣るものの、複勝率では5.6%上回る。

そして、ファン投票1位の馬を上回るのが「ファン投票1位かつ当日1番人気」の馬である。
該当馬は7頭いて、その成績は「6-6-0-1」で、勝率46.2%、連対率と複勝率は92.3%と、鉄板級の硬さを誇る。唯一、馬券圏外に消えたのは03年のシンボリクリスエス(5着)のみ。

その一方で、ファン投票1位に選ばれたにもかかわらず、当日はファンに見切られ2番人気以下になった馬の存在を忘れてはいけない。該当馬は5頭いて、【0-1-3-1】で勝率0%、連対率20%、複勝率80%。馬券圏外に消えたのは95年のライスシャワー(3番人気・競争中止)のみ。
「ファン投票と勝ち馬投票券は別物」と、まこと現金でドライなファン。そんなファンに対しても、ファン投票1位の馬が、まさかファンに忖度して、わざと2着、3着に敗けているわけではないだろうが、健気にもある意味ファンの期待に応えている結果になっている。馬が偉いのか、はたまたファンが賢いのか。

今年のファン投票1位は、51、366票を集めたゴールドシップ。90年以降では最低の獲得票数。
ちなみに、90年以降で最も票を集めたのは90年のオグリキャップの152、016票。あのディープインパクトの89、864票を遥かに凌ぐ。
今年のダービーの観客動員数は14万人。「オグリコール」で沸いたオグリの「奇跡のラストラン」の90年の有馬記念では17万人が感動に震えた。また、府中の杜に19万人の「中野コール」がこだましたアイネスフウジンのダービーも90年である。
バブル絶頂期だったことや、その後の競馬場の収容人数の減少などの理由もあるだろが、今のように競馬とは縁も所縁もないどこかのアイドルに頼らずとも、馬一頭でこれだけの観客を動員できた90年。この四半世紀で競馬が一番盛り上がったことは間違いない。

史上初の連覇を目指すゴールドシップ。今回はシャドウロールやらなんやらと「武装」してくるそうだ。過去24年で最低の獲得票数でも、ファン投票1位には変わりはない。問題は当日1番人気に推されるかどうかだ。ゴルシの連覇の成否はファンのみなさんの一票次第なのである。

◆ゴルシの連覇の可能性◆
ご存じのように、これまでに宝塚記念を連覇した馬は一頭もいない。90年以降の過去24年で、宝塚記念馬が翌年も出走してきたのは7回あるのだが、テイエムオペラオー以外は一頭も馬券になっていない。

92年メジロパーマー(9番人気)…93年10着(2番人気)
99年グラスワンダー(2番人気)…00年6着(2番人気)
00年テイエムオペラオー(1番人気)…01年2着(1番人気)
02年ダンツフレーム(1番人気)…03年7着(7番人気)
04年タップダンスシチー(1番人気)…05年7着(1番人気)
09年ドリームジャーニー(2番人気)…10年4着(4番人気)
11年アーネストリー(6番人気)…12年7着(8番人気)

テイエムオペラオークラスの馬でも連覇は難しく、それ以下では連覇はおろか馬券にも絡めないという事実。
だが、今年のゴルシはオペラオーの実績と比べると見劣りするのは否めないが、これまで連覇に挑戦してきた馬よりも、その可能性は高いのでは?と思わせるオカルトがある。

現役最強世代と呼ばれる現5歳馬。先の安田記念のジャスタウェイは記憶に新しいが、実は現5歳馬はG1を連覇する「クセ」があることはあまり知られていない。
ジャンティルドンナは史上初のジャパンCを連覇(12年・13年)、ヴィルシーナは歴史は浅いもののヴィクトリアMを史上初の連覇。そして、宝塚には出走しないがフェノーメノは今年、史上3頭目となる春天連覇を達成した。
G1を連覇した馬が3頭もいるということは、現5歳馬最強伝説を裏付けているのではないだろうか。

◆牝馬の取捨◆
過去に宝塚記念を制した牝馬は66年のエイトクラウンと05年のスイープトウショウの2頭のみ。75年以降での通算は【1-3-6-38/48】で、勝率2.1%、連対率8.3%、複勝率20.8%。牡馬と互角に渡り合ったエアグルーヴやブエナビスタでさえ勝てなかった。

今年は4頭の牝馬が出走予定だが、格付けでは誰に聞いてもジェンティルがトップ。
3歳時にはジェンティルドンナに苦汁を舐めさせ続けられたヴィルシーナ。鬼の居ぬ間になんとやらで、ヴィクトリアMを連覇したが、結局、ジェンティルには先着したことがなく、古馬になってからの牡馬混合重賞では5連敗中。
また、3歳時にはメイショウマンボに泣かされたデニムアンドルビーは、JCでジェンティルの2着に突っ込んだが、その力の差はドバイシーマCで、まざまざと見せつけられた。
未知の魅力では、ジェンティルと未対戦のメイショウマンボか。だが、ヴィクトリアMでヴィルシーナを差せなかったことを考えると…
となると、牝馬で買えるのはやっぱりジェンティルだけなのか?まさか牝馬のワン・ツーがあったりして。
ちなみに、過去24年で、前年3着からリベンジを果たしたのは、04年のタップダンスシチーと11年のアーネストリーの2頭のみである。

ユニコーンSの法則【結果】

2014-06-25 03:33:33 | 砂王の法則
◆血統傾向更新◆

函館同様、東京も単勝1倍台の1番人気のアジアエクスプレスが見事に吹っ飛んだ!!
手塚調教師は、レース前には「もう芝のレースは二度と使わない」と言っていたのだが、この惨敗で撤回したりして。
と、そんなことよりも、同師にはもっと言いたいことがある。
愛馬・アルフレードは11年朝日杯FS勝利後は6戦して未勝利。13年桜花賞馬・アユサンは3戦未勝利、そして13年朝日杯FS馬のアジアエクスプレスも、スプリングS、皐月賞、そしてユニコーンSと3戦未勝利。そもそも馬自体が早熟なのか、それとも導師の腕が…
何とか頼みますよ、手塚先生!アルフレードだけでいいですから。

◆コース傾向更新◆

注目していたクロフネとフレンチデピュティは9Rで2頭馬券になったものの、本番では来なかった。

=おしまい=

函館スプリントSの法則【結果】

2014-06-25 03:33:33 | 函館の法則
◆血統傾向更新◆

断トツ1番人気のストレイトガールが飛んだ!
勝ったのは、初夏なのに「冬のガルボ」で、3着は季節外れのクリスマス。ガルボが冬と勘違いするくらい函館は寒いのか?

◆コース傾向更新◆

やけに6枠が絡む日曜日だった。

=おしまい=

ユニコーンSの法則

2014-06-21 22:22:22 | 砂王の法則
◆砂王への登竜門◆
後の砂王、あるいはタイキシャトルやアグネスデジタルのように芝のG1馬を多く輩出してきたユートピアS。

96年シンコウウインディ…97年フェブラリーS
97年タイキシャトル…97年マイルCS、スプリンターズS、98年安田記念、ジャックド・マロワ賞、マイルCS
98年ウイングアロー…00年フェブラリーS、JCD
99年ゴールドティアラ…00年盛岡マイルCS
00年アグネスデジタル…00年マイルCS、01年盛岡マイルCS、秋天、香港C、02年フェブラリーS、03年安田記念
03年ユートピア…03年盛岡ダービーGP、04年&05年盛岡マイルCS
05年カネヒキリ…05年JDD、盛岡ダービーGP、JCD、06年フェブラリーS、08年JCD、東京大賞典、09年川崎記念

05年までは、まさに「砂王への登竜門」の言葉がピッタリだったユートピアSだったが、06年以降は、ここを足掛かりにG1の栄冠を手にした馬はいない。09年のシルクメビウスは同年のJDDとJCDで惜しくも2着で、10年のバーディバーディは11年フェブラリーS3着と惜しくもG1には手が届かなかった。近年では11年2着のグレープブランデーが、同年のJDDを勝ったばかりで、名ばかり登竜門となっている。
ただし、ヴァーミリアン、トレンセンド、エスポワールシチーなど錚々たるメンバーのような絶対的存在がいない今のダート戦線を考えれば、今年の勝ち馬が、砂王へ登り詰める可能性はかなり高い。

◆穴狙いは禁物◆

<人気別着度数と連対率>*過去18年
1番人気:8-4-0-6/66.7%
2番人気:0-9-3-6/50.0%
3番人気:5-1-3-9/33.3%
4番人気:2-2-3-11/22.2%
5番人気:1-1-2-14/11.1%
6番以下:2-1-8-175/2.6%

人気が下がる毎に、きれいに連対率が下がっている。過去18年連対馬36頭中、5番人気以内が【16-17】と実に34頭を占め、無理穴狙いは禁物。なお、9番人気以下は【0-0-2-130】で連対なし。3着にしても2頭が馬券になっているだけで、9番人気以下はバッサリと。

◆血統傾向◆*01年以降の過去13年

気になるのは、父で【0-6-5】、母父で【8-3-6】のノーザンダンサー系。なかでも【1-3-3】のヴァイスリージェント系、【3-1-1】のダンチヒ系、そして【0-3-2】のニジンスキー系。

SS系は【5-4-5】と可もなく不可もなくと言ったところ。
あとはミスプロ系、2勝をあげているBT系、そしてアメリカンダート血統のボールドルーラー系。

◆コース傾向◆

良馬場開催だった6月15日(日)と6月21日(土)の2日分(5鞍)を掲載。
父SS系は【3-1-3】で、複数回馬券になっているのは1勝2着1回のハーツクライのみ。BTが母父で2着2回、父で2着1回。目立つのは、父で【1-1-1】、母父で2勝をあげているフレンチデピュティとクロフネ親子。

◆出目◆*過去18年


◆枠番◆*%は勝率、連対率、複勝率

1枠~4枠:9-12-6-111/133 6.8% 15.8% 20.3%
5枠~8枠:9-6-13-115/143 6.3% 10.5% 19.6%

外枠有利と言われる東京のダート1600mだが、ユニコーンSに限っては内、外ほぼ互角の結果となっており、有利と言われる8枠からは連対馬が出ていないのが面白い。

◆馬番◆

最多勝は4勝をあげている6番(勝率22.2%)。デスナンバーはないが、2番、7番、8番、15番、16番からは勝ち馬は出ていない。

◆前走◆

相性が好いのは、兵庫CS組、端午S組、そして昇竜S組の三つ。いずれも連対馬、特に1着馬の活躍が顕著。

◎12アンズチャン…フレンチデピュティ×エルコンドルパサー
コース傾向に出ているフレンチデピュティ産駒。過去13年で【1-1-0-17】の牝馬の成績が奮わないのが気にはなるが。

○9メイショウパワーズ…メイショウボーラー×イルシーヴクオリティ
前走端午S1着。

なお、断トツの1番人気アジアエクスプレスの血統構成はヘニヒューズ×ランニングスタッグ。父はストームバード系で昨年3着同着になったケイアイレオーネと同じだが、過去13年で同系が馬券になったのは、その1回のみ。また、母父はグレイソブリン系で、過去13年で一度も馬券になったことがない。能力的には抜けているのは認めるが、血統傾向的には飛んでも驚けない。



函館スプリントSの法則

2014-06-21 20:00:00 | 函館の法則
◆牝馬の季節到来◆
「春はあけぼの、夏は夜」と綴ったのは清少納言だが、馬券ファンなら「春はリファール、夏は牝馬」になる。
まだ梅雨はあけていないが、競馬では既に夏競馬。そう、今年も牝馬の季節、夏競馬の始まりだ。その緒戦の函館スプリントSも例外ではない。

<性別成績>*過去13年。%は勝率、連対率、複勝率。
牡馬:4-11-10-120/145 2.8% 10.3% 17.2%
牝馬:9-2-3-24-38/38 23.7% 28.9% 36.8%

牝馬の成績は、勝率で8.5倍、連対率で2.8倍、複勝率で2.1倍も牡馬を上回る。
01年以降の過去13年で、牝馬が出走しなかった02年を除くと、08年以外は毎年必ず1頭は馬券になっている。
今年は出走頭数のちょうど半分の7頭が出走するが、全頭押さえるくらいが丁度いい。牝馬を無視すると馬券は獲れないのだから。

◆人気◆

過去13年で1番人気は【4-4-0-5】で、勝率30.8%、連対率61.5%とまずまずの信頼度。

◆血統傾向◆

SS系は【3-1-2】と不振だが、フジキセキにはマークが必要。06年ビーナスライン、08年キンシャサノキセキの2頭の勝ち馬が出ており、昨年は母父フジキセキのパドトロワが1着になった。

サクラバクシンオーを筆頭とする快速血統のプリンスリーギフト。こちらは04年、05年連覇、06年2着のシーイズトウショウ、07年アグネスラズベリーの2頭の勝ち馬が出ており、ブルーショットガンは06年に3着に、母父バクシンオーのトウショウカレッジは08年の2着になっている。
バクシンオー以外では、エアジハード産駒の07年1着のアグネスラズベリ、04年2着ゴールデンロドリゴの母父はトウショウボーイと、同系の相性の好さを物語る。

父で【3-4-4】、母父で【2-3-11】のノーザンダンサー系。小系統で見てみると、父、母父合計で【2-2-1】のダンチヒ系、【2-0-2】のヴァイスリージェント系の2系統の活躍が目につく。

あとは、2年連続で連対馬4頭に共通するミスプロ系保有馬。

◆コース傾向◆

先週、活躍が顕著だったサクラバクシンオー。土曜日はバクシンオー産駒の出走はなく、母父の1勝に留まったが、該当馬はその馬1頭だけだったので、函館の洋芝との相性の好さがわかるというもの。
代わりに台頭してきたのが、【1-1-1】のクロフネ。
そして、先週から走りまくっているのがフジキセキ。父では3着2回だが、母父フジキセキは【2-3-1】と大活躍。

◆内枠天国◆
今開催の3日間で11鞍で行なわれたが、5枠~8枠は【1-1-5】、二桁馬番は【0-1-4】と明らかに内枠有利の傾向が出ている。血統傾向的には該当馬が結構いるが、枠番、馬番を頼りにすれば目数を絞って勝負できるはず。

◎2ストレイトガール…フジキセキ×タイキシャトル
父は2頭の勝ち馬を出しているフジキセキ。母父のタイキシャトルは12年1着のドリームバレンチノの父ロージズインメイと同じデヴィルズバッグ系で、今開催では母父で1勝3着2回がある。

☆4ツインクルスター…サクラバクシンオー×フジキセキ
今開催で大活躍の母父フジキセキとサクラバクシンオーの血統構成。穴ならこれ。

△8アースソニック…クロフネ×サクラユタカオー
土曜日になって急に走り始めたクロフネ産駒。母父サクラユタカオーは、バクシンオーのお父さん。