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函館スプリントSの法則

2014-06-21 20:00:00 | 函館の法則
◆牝馬の季節到来◆
「春はあけぼの、夏は夜」と綴ったのは清少納言だが、馬券ファンなら「春はリファール、夏は牝馬」になる。
まだ梅雨はあけていないが、競馬では既に夏競馬。そう、今年も牝馬の季節、夏競馬の始まりだ。その緒戦の函館スプリントSも例外ではない。

<性別成績>*過去13年。%は勝率、連対率、複勝率。
牡馬:4-11-10-120/145 2.8% 10.3% 17.2%
牝馬:9-2-3-24-38/38 23.7% 28.9% 36.8%

牝馬の成績は、勝率で8.5倍、連対率で2.8倍、複勝率で2.1倍も牡馬を上回る。
01年以降の過去13年で、牝馬が出走しなかった02年を除くと、08年以外は毎年必ず1頭は馬券になっている。
今年は出走頭数のちょうど半分の7頭が出走するが、全頭押さえるくらいが丁度いい。牝馬を無視すると馬券は獲れないのだから。

◆人気◆

過去13年で1番人気は【4-4-0-5】で、勝率30.8%、連対率61.5%とまずまずの信頼度。

◆血統傾向◆

SS系は【3-1-2】と不振だが、フジキセキにはマークが必要。06年ビーナスライン、08年キンシャサノキセキの2頭の勝ち馬が出ており、昨年は母父フジキセキのパドトロワが1着になった。

サクラバクシンオーを筆頭とする快速血統のプリンスリーギフト。こちらは04年、05年連覇、06年2着のシーイズトウショウ、07年アグネスラズベリーの2頭の勝ち馬が出ており、ブルーショットガンは06年に3着に、母父バクシンオーのトウショウカレッジは08年の2着になっている。
バクシンオー以外では、エアジハード産駒の07年1着のアグネスラズベリ、04年2着ゴールデンロドリゴの母父はトウショウボーイと、同系の相性の好さを物語る。

父で【3-4-4】、母父で【2-3-11】のノーザンダンサー系。小系統で見てみると、父、母父合計で【2-2-1】のダンチヒ系、【2-0-2】のヴァイスリージェント系の2系統の活躍が目につく。

あとは、2年連続で連対馬4頭に共通するミスプロ系保有馬。

◆コース傾向◆

先週、活躍が顕著だったサクラバクシンオー。土曜日はバクシンオー産駒の出走はなく、母父の1勝に留まったが、該当馬はその馬1頭だけだったので、函館の洋芝との相性の好さがわかるというもの。
代わりに台頭してきたのが、【1-1-1】のクロフネ。
そして、先週から走りまくっているのがフジキセキ。父では3着2回だが、母父フジキセキは【2-3-1】と大活躍。

◆内枠天国◆
今開催の3日間で11鞍で行なわれたが、5枠~8枠は【1-1-5】、二桁馬番は【0-1-4】と明らかに内枠有利の傾向が出ている。血統傾向的には該当馬が結構いるが、枠番、馬番を頼りにすれば目数を絞って勝負できるはず。

◎2ストレイトガール…フジキセキ×タイキシャトル
父は2頭の勝ち馬を出しているフジキセキ。母父のタイキシャトルは12年1着のドリームバレンチノの父ロージズインメイと同じデヴィルズバッグ系で、今開催では母父で1勝3着2回がある。

☆4ツインクルスター…サクラバクシンオー×フジキセキ
今開催で大活躍の母父フジキセキとサクラバクシンオーの血統構成。穴ならこれ。

△8アースソニック…クロフネ×サクラユタカオー
土曜日になって急に走り始めたクロフネ産駒。母父サクラユタカオーは、バクシンオーのお父さん。


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