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宝塚記念の法則3

2014-06-27 01:01:01 | 阪神の法則
宝塚記念の枠順が確定した。注目のゴールドシップは、8枠11番。大外枠とは言っても12頭立てなので、枠順の優劣はそれほど関係ないと思われるが…

ノリと言えば、91年の宝塚記念。クラシックではすべて馬券に絡んだものの未勝利に終わり、その年の有馬記念ではオグリにあと一歩迫りながらも2着に甘んじたメジロライアン。明け4歳になって初のG1の春天では4着と、G1で初めて馬券圏外になり、乾坤一擲、臨んだ宝塚記念。
1番人気は僚友メジロマックイーン。ゲートが開いた瞬間、驚きの喚声。それまで追い込み一辺倒だったライアンが積極果敢の先行策に出たのだた。通貨順位は4-3-2-1。直線垂れるどころか、当代きっての最強馬マックを寄せ付けない横綱相撲で初のG1奪取に成功。
この時のライアンは1枠1番。確かに馬自身が唸っていたこともあり、押さえきれなかったのかもしれないが、1枠に入ったならば、流石のノリでもお家芸の「ポッツン」は封印する。先のダービーでも、1枠2番に入ったワンアンドオンリーを先行策の神騎乗で栄冠に導いたのは記憶に新しい。
だが、今回は少頭数といえでも大外枠。こうなると「ポッツン」がかなり濃厚で、3角からのまくり勝負になる可能性が高い。
今回ゴルシは集中力を高めるためにブリンカーに加えシャドウロールを装着する模様。ゴルシ自身、スタートが巧いと言えず、もともと出遅れ癖のある馬だが、【4-1-0-0】の阪神巧者である。いずれのせよ、ノリの作戦に注目。

◆出目◆*90年以降(95年、06年の京都開催を除く過去22年)

過去22年でフルゲート18頭になったのは07年の1回のみで、10頭~14頭立てになるケースが多く、枠の優劣は関係なさそうに思われるが、1着は6枠と8枠が目立ち、4枠が4年連続で2着を継続中と偏りが出ている。

◆枠番◆

最多勝は7勝をあげている6枠、次いで6勝の8枠。勝ちはないものの着度数ナンバー1は、4枠。

◆馬番◆

デスナンバーは14番と18番だが、今年は関係なし。4番と7番からは勝ち馬は出ていない。

◆コース傾向◆

今開催はこれまで3鞍のみの施行で、本番までには当該コースはない。よって、コース傾向はこの3鞍から読み取るしかない。
これといった目立つ系統はないが、全体的にステイゴールド、マンハッタンカフェ、マヤノトップガン、ダンスインザダーク、トニービン、モンジューといった長距離血統が馬券になっている。

◆非根幹距離馬◆
かつてのマツリダゴッホが中山芝2500mを庭としていたように、非根幹距離を得意とする馬がいる。今年でいえばオールカマー、AJCCを連勝しているヴェルデグリーンが当て嵌まる。競馬場は違えど、同じ2200mならば一発があってもおかしくないのだが…

<前年のオールカマー勝ち馬の宝塚記念の成績>*過去10年
【0-0-0-3】
11年シンゲン…12着
12年アーネストリー…7着
13年ナカヤマナイト…6着


<同年のAJCC勝ち馬の宝塚記念の成績>*過去10年
【0-2-0-4】
06年シルクフェイマス…12着
08年エアシェイディ…7着
10年ネヴァブション…5着
11年トーセンジョーダン…9着
12年ルーラーシップ…2着
13年ダノンバラード…2着

前年のオールカマーの勝ち馬は話にならないが、同年のAJCCの勝ち馬は2年連続で2着。両レースを勝っているヴェルデグリーンは、果たしてどっちに分類すべきなんだろう?