◆砂王への登竜門◆
後の砂王、あるいはタイキシャトルやアグネスデジタルのように芝のG1馬を多く輩出してきたユートピアS。
96年シンコウウインディ…97年フェブラリーS
97年タイキシャトル…97年マイルCS、スプリンターズS、98年安田記念、ジャックド・マロワ賞、マイルCS
98年ウイングアロー…00年フェブラリーS、JCD
99年ゴールドティアラ…00年盛岡マイルCS
00年アグネスデジタル…00年マイルCS、01年盛岡マイルCS、秋天、香港C、02年フェブラリーS、03年安田記念
03年ユートピア…03年盛岡ダービーGP、04年&05年盛岡マイルCS
05年カネヒキリ…05年JDD、盛岡ダービーGP、JCD、06年フェブラリーS、08年JCD、東京大賞典、09年川崎記念
05年までは、まさに「砂王への登竜門」の言葉がピッタリだったユートピアSだったが、06年以降は、ここを足掛かりにG1の栄冠を手にした馬はいない。09年のシルクメビウスは同年のJDDとJCDで惜しくも2着で、10年のバーディバーディは11年フェブラリーS3着と惜しくもG1には手が届かなかった。近年では11年2着のグレープブランデーが、同年のJDDを勝ったばかりで、名ばかり登竜門となっている。
ただし、ヴァーミリアン、トレンセンド、エスポワールシチーなど錚々たるメンバーのような絶対的存在がいない今のダート戦線を考えれば、今年の勝ち馬が、砂王へ登り詰める可能性はかなり高い。
◆穴狙いは禁物◆
<人気別着度数と連対率>*過去18年
1番人気:8-4-0-6/66.7%
2番人気:0-9-3-6/50.0%
3番人気:5-1-3-9/33.3%
4番人気:2-2-3-11/22.2%
5番人気:1-1-2-14/11.1%
6番以下:2-1-8-175/2.6%
人気が下がる毎に、きれいに連対率が下がっている。過去18年連対馬36頭中、5番人気以内が【16-17】と実に34頭を占め、無理穴狙いは禁物。なお、9番人気以下は【0-0-2-130】で連対なし。3着にしても2頭が馬券になっているだけで、9番人気以下はバッサリと。
◆血統傾向◆*01年以降の過去13年
気になるのは、父で【0-6-5】、母父で【8-3-6】のノーザンダンサー系。なかでも【1-3-3】のヴァイスリージェント系、【3-1-1】のダンチヒ系、そして【0-3-2】のニジンスキー系。
SS系は【5-4-5】と可もなく不可もなくと言ったところ。
あとはミスプロ系、2勝をあげているBT系、そしてアメリカンダート血統のボールドルーラー系。
◆コース傾向◆
良馬場開催だった6月15日(日)と6月21日(土)の2日分(5鞍)を掲載。
父SS系は【3-1-3】で、複数回馬券になっているのは1勝2着1回のハーツクライのみ。BTが母父で2着2回、父で2着1回。目立つのは、父で【1-1-1】、母父で2勝をあげているフレンチデピュティとクロフネ親子。
◆出目◆*過去18年
◆枠番◆*%は勝率、連対率、複勝率
1枠~4枠:9-12-6-111/133 6.8% 15.8% 20.3%
5枠~8枠:9-6-13-115/143 6.3% 10.5% 19.6%
外枠有利と言われる東京のダート1600mだが、ユニコーンSに限っては内、外ほぼ互角の結果となっており、有利と言われる8枠からは連対馬が出ていないのが面白い。
◆馬番◆
最多勝は4勝をあげている6番(勝率22.2%)。デスナンバーはないが、2番、7番、8番、15番、16番からは勝ち馬は出ていない。
◆前走◆
相性が好いのは、兵庫CS組、端午S組、そして昇竜S組の三つ。いずれも連対馬、特に1着馬の活躍が顕著。
◎12アンズチャン…フレンチデピュティ×エルコンドルパサー
コース傾向に出ているフレンチデピュティ産駒。過去13年で【1-1-0-17】の牝馬の成績が奮わないのが気にはなるが。
○9メイショウパワーズ…メイショウボーラー×イルシーヴクオリティ
前走端午S1着。
なお、断トツの1番人気アジアエクスプレスの血統構成はヘニヒューズ×ランニングスタッグ。父はストームバード系で昨年3着同着になったケイアイレオーネと同じだが、過去13年で同系が馬券になったのは、その1回のみ。また、母父はグレイソブリン系で、過去13年で一度も馬券になったことがない。能力的には抜けているのは認めるが、血統傾向的には飛んでも驚けない。
後の砂王、あるいはタイキシャトルやアグネスデジタルのように芝のG1馬を多く輩出してきたユートピアS。
96年シンコウウインディ…97年フェブラリーS
97年タイキシャトル…97年マイルCS、スプリンターズS、98年安田記念、ジャックド・マロワ賞、マイルCS
98年ウイングアロー…00年フェブラリーS、JCD
99年ゴールドティアラ…00年盛岡マイルCS
00年アグネスデジタル…00年マイルCS、01年盛岡マイルCS、秋天、香港C、02年フェブラリーS、03年安田記念
03年ユートピア…03年盛岡ダービーGP、04年&05年盛岡マイルCS
05年カネヒキリ…05年JDD、盛岡ダービーGP、JCD、06年フェブラリーS、08年JCD、東京大賞典、09年川崎記念
05年までは、まさに「砂王への登竜門」の言葉がピッタリだったユートピアSだったが、06年以降は、ここを足掛かりにG1の栄冠を手にした馬はいない。09年のシルクメビウスは同年のJDDとJCDで惜しくも2着で、10年のバーディバーディは11年フェブラリーS3着と惜しくもG1には手が届かなかった。近年では11年2着のグレープブランデーが、同年のJDDを勝ったばかりで、名ばかり登竜門となっている。
ただし、ヴァーミリアン、トレンセンド、エスポワールシチーなど錚々たるメンバーのような絶対的存在がいない今のダート戦線を考えれば、今年の勝ち馬が、砂王へ登り詰める可能性はかなり高い。
◆穴狙いは禁物◆
<人気別着度数と連対率>*過去18年
1番人気:8-4-0-6/66.7%
2番人気:0-9-3-6/50.0%
3番人気:5-1-3-9/33.3%
4番人気:2-2-3-11/22.2%
5番人気:1-1-2-14/11.1%
6番以下:2-1-8-175/2.6%
人気が下がる毎に、きれいに連対率が下がっている。過去18年連対馬36頭中、5番人気以内が【16-17】と実に34頭を占め、無理穴狙いは禁物。なお、9番人気以下は【0-0-2-130】で連対なし。3着にしても2頭が馬券になっているだけで、9番人気以下はバッサリと。
◆血統傾向◆*01年以降の過去13年
気になるのは、父で【0-6-5】、母父で【8-3-6】のノーザンダンサー系。なかでも【1-3-3】のヴァイスリージェント系、【3-1-1】のダンチヒ系、そして【0-3-2】のニジンスキー系。
SS系は【5-4-5】と可もなく不可もなくと言ったところ。
あとはミスプロ系、2勝をあげているBT系、そしてアメリカンダート血統のボールドルーラー系。
◆コース傾向◆
良馬場開催だった6月15日(日)と6月21日(土)の2日分(5鞍)を掲載。
父SS系は【3-1-3】で、複数回馬券になっているのは1勝2着1回のハーツクライのみ。BTが母父で2着2回、父で2着1回。目立つのは、父で【1-1-1】、母父で2勝をあげているフレンチデピュティとクロフネ親子。
◆出目◆*過去18年
◆枠番◆*%は勝率、連対率、複勝率
1枠~4枠:9-12-6-111/133 6.8% 15.8% 20.3%
5枠~8枠:9-6-13-115/143 6.3% 10.5% 19.6%
外枠有利と言われる東京のダート1600mだが、ユニコーンSに限っては内、外ほぼ互角の結果となっており、有利と言われる8枠からは連対馬が出ていないのが面白い。
◆馬番◆
最多勝は4勝をあげている6番(勝率22.2%)。デスナンバーはないが、2番、7番、8番、15番、16番からは勝ち馬は出ていない。
◆前走◆
相性が好いのは、兵庫CS組、端午S組、そして昇竜S組の三つ。いずれも連対馬、特に1着馬の活躍が顕著。
◎12アンズチャン…フレンチデピュティ×エルコンドルパサー
コース傾向に出ているフレンチデピュティ産駒。過去13年で【1-1-0-17】の牝馬の成績が奮わないのが気にはなるが。
○9メイショウパワーズ…メイショウボーラー×イルシーヴクオリティ
前走端午S1着。
なお、断トツの1番人気アジアエクスプレスの血統構成はヘニヒューズ×ランニングスタッグ。父はストームバード系で昨年3着同着になったケイアイレオーネと同じだが、過去13年で同系が馬券になったのは、その1回のみ。また、母父はグレイソブリン系で、過去13年で一度も馬券になったことがない。能力的には抜けているのは認めるが、血統傾向的には飛んでも驚けない。