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かりおかの実験室

実(体)験を書き綴っています。買ってみた。作ってみた。やってみた。行ってみた。使ってみた。・・・などなど。

LEDライトトランスミッターの受信機を製作しました。

2014年08月07日 | 製作

光で音声を伝える”LEDトランスミッター”の受信機を製作してみました。
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ケースに使用したのは、”e-maのど飴”の入れ物です。
このケース、中に出っ張った部分があるので見た目より余裕が無いのですが、単四電池ボックスが1個、または、9V電池1個分なら収めることができました。ご参考まで。
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ヘッドホンに取り付けることを考えると、電池は軽くしたいところ(-"_-)ゞ
しかし、単四電池1本では電圧が足りず、といってボタン電池などではコストがかかります。そこで、これを使いました。
20140807f100均で売られている充電器です。
この中には、3Vを5Vへ昇圧する回路が組み込まれているのですが、エネループ1本(1.2V)でも、4.8Vくらいにまで昇圧してくれました。
昇圧ユニットはケースの底部へ配置し、メインの基盤は高ナットを使って上部へ配置することにしました。
20140807g20140807h

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上蓋との隙間に収まるよう、基盤は半円形に、コンデンサは寝かせた形で配置。ギリギリです。
イヤホンジャックは、飴の取り出し口部分にちょうど収まりました。
電源スイッチとして、小さなスライドスイッチを底部の隅に何とか設置。
受光素子としての太陽電池は、アルミの金具を製作して写真のように配置しました。受光面の角度をある程度調整することができます。
上蓋側には何も配置していないところがポイントです。配線が繋がっていないので、電池交換する際にもじゃまになりません。

使用するときは、ヘッドホンにマジックテープで固定し、イヤホンジャックに接続すればOKです。
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どうでしょう?コンパクトでおしゃれな感じにできたと思います(・▽・) ヾ(^^;自分で言う?
上蓋のさくらんぼ絵の位置に、パイロットランプが光るのもお気に入りです。

・・・・・ここでちょっと問題が発生。
多少の雑音は想定していましたが、パソコンの液晶画面に向けると「プー」という音が鳴ってしまいました。
パソコンの音を受信したいときは、送信機から受ける光の方向に工夫が必要になりそうです


モーメンタリでオルタネイトの微妙な回路を考えてみました。

2014年08月02日 | 製作

電子工作をしていると

「電源スイッチを取り付けたいけれど、ケースにスペースが無い」(-"_-)ゞ

なんてことがあります。

小さなスイッチといえば、タクトスイッチなどがありますが、押している間だけONとなり、放すとOFFになってしまうモーメンタリなものばかりのようで。

ネットを見ていたら、モーメンタリのスイッチを使って、1回押すとON、もう1回押すとOFFになるというオルタネイトな動作をさせるという記事を見つけることができましたが、やはりそれなりに回路を組まなければならないようです。

20140802b

モーメンタリなスイッチを2個使えるのなら、サイリスタを使ってこんなのでもまぁ良いか知らん(・_・ )?

SW1を押下するとON、SW2を押下するとOFF。

実際、負荷としてLM386を使った簡易アンプを接続して使うことができました。



 
 

 

20140802c
もう思い切って抵抗なしにするとかd(゜∀゜d)

この場合、SW1は一瞬だけ押下するというお約束にしておかないとサイリスタを壊してしまう可能性ありですが、自己責任の電子工作だからこの際許してもらおう。なんといっても部品1個で済むしな~。





などとアレコレ試行錯誤をしているうちにできた回路がコレです。
20140802a
動作の状況を見てやってください。
20140802d



スイッチを長押しするとONとなり、スイッチを短押しするとOFFとなります。
2つのコンデンサの充電時間の差を利用しています。
ONにしたあとは、コンデンサの放電時間(実験では約4秒)を待たなければならないので、
連続してON-OFFはできません。
今回はLEDでしたが、負荷によってパラメータを変更する必要があるかも。


完全にONになるまでに負荷に小電流が流れるし、なんとも微妙な感じになりました。
1つのSWでON-OFFさせようとすると、やはりそれなりに部品は増えてしまいますね。

まぁ、実験室で考えたオリジナルの回路ですから、こんなもんでしょう。一応動いたのでブログネタにしてみました。

実現したいときは、もっと確実な他の回路を参照してください(^_^;)ゞ